【神戸市】「六甲ミーツ・アート芸術散歩2023 beyond」開催 関西を代表する芸術祭を目指して


写真:伊丹豪/ロゴマーク:佐貫絢郁/アートディレクション:芝野健太(株式会社ライブアートブックス)

 

 

関西を代表する芸術祭を目指して新たなステージへ
「六甲ミーツ・アート芸術散歩2023 beyond」 
神戸・六甲山上各施設で開催

会期:8月26日(土)~11月23日(木・祝)

 

 

2023年8月26日(土)~11月23日(木・祝)の期間、現代アートの芸術祭《六甲ミーツ・アート芸術散歩2023 beyond》を、神戸・六甲山上の各施設で開催します。

 

六甲ミーツ・アート芸術散歩は、神戸・六甲山上で毎年開催される現代アートの芸術祭。六甲山の景観、自然、歴史、文化や施設の特性を活かし、自己の表現に挑むアーティストと共に、自由な発想や創造力で芸術文化の魅力を発信している新しい芸術祭です。

2010年からこれまでに延べ 470組以上のアーティストが参加しました。14回目の開催にあたる本芸術祭は、六甲ミーツ・アート芸術散歩 2023「beyond」として新しく生まれ変わります。

2025年の大阪・関西万博の開催、神戸空港の国内発着便数の拡大や国際化をチャンスと捉え、神戸市ならびに阪急阪神ホールディングス株式会社によるサポートのもと、関西を代表するアートイベントに成長させていきます。14回目を迎える今年はまず、招待アーティストの拡充や芸術祭の象徴となる拠点づくり・一部作品の展示期間の延長、各会場を繋ぐトレイル(遊歩道・山道など)沿いへのアート作品展示を行うなどの新施策により内容を大幅に拡充しました。



六甲山観光株式会社/六甲ミーツ・アート芸術散歩2023 beyond
WEBサイト: https://rokkomeetsart.jp/

 

 

■ 新施策について
1. 招待アーティストの拡充
日本のみならず海外でも活躍しているアーティストの招聘など、これまで以上に招待アーティストを拡充します。

◆椿 昇 Noboru TSUBAKI
1953年 京都市生まれ、西宮市在住

 

 

◆川俣 正 Tadashi KAWAMATA
1953年 北海道生まれ、パリ(フランス)在住

 

◆Artist in Residence KOBE(AiRK)
プロジェクト:Rokko Meets Art × Artist in Residence KOBE(AiRK)
キュレーション:森山未來(AiRK)
パフォーマンス:Daniel Proietto

 

 

 

2. 芸術祭の象徴となる拠点づくり・一部作品の展示期間の延長
ROKKO森の音ミュージアムを当芸術祭の拠点とし、SIKIガーデンを拡張のうえ野外アート作品エリアを新設します。また一部作品を会期終了後も展示することで、会期外でもアート作品を鑑賞できる場を創出します。

 

◆三梨 伸 Nobuo MITSUNASHI
1960年 神奈川県生まれ

 

 

 

 

3. 各会場を繋ぐトレイル(遊歩道・山道など)沿いへのアート作品展示
徒歩で移動しながら作品を楽しむトレイルルートを設定し、今まで以上に徒歩による作品鑑賞を楽しめるようにします。

 

 

◆中崎(※1) 透 Tohru NAKAZAKI
1976年 茨城県生まれ、茨城県在住

 

 

 

4. こどもたちが現代アートに触れ合える機会の創出
ワークショップ等の参加型作品や1日キュレーターなどの新企画を通じて、自然の中でこどもたちが現代アートに触れられる機会を増やし、次世代の文化芸術の担い手や支え手を育てていきます。

 

 

■ ロゴ・メインビジュアルについて

◆ロゴ
ロゴマークは、書籍の装丁をはじめ多くのアートワークを手がけるアーティスト・佐貫絢郁さんによる山のモチーフに、「beyond」という文字が登ったり降りたりしているデザインです。一つではなくたくさんのパターンがあることで、人が六甲山に対して抱く様々なイメージや、地域も国籍も超えて多くのアーティストが集まり、多様な表現や来場者を許容する場である芸術祭の姿勢を表現しました。
 


◆メインビジュアル
神戸は海と山の迫る東西に細長い地形、それらが緩やかに繋がっていく都市景観を持つ、他の都市にはない特徴のある街です。

メインビジュアルでは改めて足元を見つめ直し、芸術祭の舞台である六甲山、そして六甲山を含む神戸という街の魅力を再発見できればと思いから制作。同時に、美術の表現も鑑賞者の関わり方も多様な現代において、また会場の様々な場所に作品が点在する芸術祭というフォーマットにおいて、メインビジュアルも一つの強い主役を作るのではなく、脱中心的なものであるべきだと考えました。

独自の表現手法で注目される気鋭の写真家・伊丹豪さんによる撮り下ろし写真は、海から山まで画面に写るもの全てにピントが合ったイメージであることで、いま自分が立っている場所の手前や奥というヒエラルキーをなるべくフラットにして、六甲山を近くに、そして大きく感じられるイメージとすることを目指しました。「表現の向こう側(にあるもの)」という芸術祭のテーマを街という枠組みに広げて表現したメインビジュアルが、神戸・六甲山のことをよく知っている方もそうでない方にとっても、新鮮な姿として映るよう制作しました。

 

 

■ 主な出展アーティスト、展示作品


椿 昇
現代美術家/京都芸術大学教授・東京芸術大学絵画科油画専攻客員教授/京都市立芸術大学美術専攻科修了
1989年にタイトルを自ら命名したアメリカでの展覧会「アゲインスト・ネイチャー」への参加など、世界を舞台に活動。2011年から退蔵院襖絵プロジェクト、2018年からは「ARTIST‘S FAIR KYOTO」を構想してディレクターに就任。アートの自立市場構築に取り組んでいる。現在は大学院附属のコマーシャルギャラリー「アルトテック」の代表としてユニバーサルミュージック本社・OCA TOKYO・DMGMORIなどのコーポレートコレクションのマネージメントを多数行う。

◆過去の展示作品◆


 

 

 

 


川俣 正
28歳の若さで第40回ヴェネツィア・ビエンナーレ(1982年)の参加アーティストに選ばれ、その後もドクメンタ8(1987年)、ドクメンタ9(1992年)、第3回ミュンスター彫刻プロジェクト(1997年)などの国際展にて高い評価を獲得し、1998年に東京芸術大学先端芸術表現科の設立に主任教授として参画した。2005年にはアーティストでありながら横浜トリエンナーレの総合ディレクターとして大規模な国際展の企画を手がけた。2006年以降、活動の拠点をフランス・パリに移し、パリ国立高等芸術学院にて教授職に就きながら、アーティストとして欧州を拠点に精力的な活動を展開する。彼の仕事が関わっていく分野は、建築や都市計画、歴史学や社会学、日常のコミュニケーション、あるいは医療にまで及ぶ。現在、フランス・パリを拠点に欧州・アジア地域で活動を展開している。

◆過去の展示作品◆


 

 

 


中崎(※1) 透
1976年茨城生まれ。美術家。武蔵野美術大学大学院造形研究科博士後期課程満期単位取得退学。現在、茨城県水戸市を拠点に活動。言葉やイメージといった共通認識の中に生じるズレをテーマに自然体でゆるやかな手法を使って、看板をモチーフとした作品をはじめ、パフォーマンス、映像、インスタレーションなど、形式を特定せず制作を展開している。展覧会多数。2006年末より「Nadegata Instant Party」を結成し、ユニットとしても活動。2007年末より「遊戯室(中崎(※1)透+遠藤水城)」を設立し、運営に携わる。2011年よりプロジェクトFUKUSHIMA!に参加、主に美術部門のディレクションを担当。

◆過去の展示作品◆


 

 

 


船井 美佐
船井美佐は「楽園」と「境界」をテーマに、絵画によるインスタレーションを制作しています。
線描による即興のドローイングや、シェイプドキャンバスと鏡によって空間を構成するシリーズがあり、見るものがイメージの境界に入り込むような空間を作り出します。二次元と三次元、想像と現実、過去と未来を交差させることで、みえないものを形に表し、イマジネーションの力で新しい未来を形作ります。

◆過去の展示作品◆

 

 

主な出展アーティスト
Artist in Residence KOBE(AiRK)、赤坂 侑花、赤坂 有芽、伊丹 豪、nl/rokko project、太田 正明、尾花 賢一、開発 好明、加藤 美紗、川俣 正、川本 亮、北浦 和也、北川 太郎、C.A.P.(特定非営利活動法人 芸術と計画会議)、久保田 華布☆、黒瀧 舞衣、古賀小由実、コニシユウゴ(たま製作所)、佐藤 圭一、佐俣 和木、鮫島 弓起雄、柴田 まお、菅原 陸、関本 幸治、五月女 かおる、高田優一郎、高(※2)橋 匡太、武田 真佳、橘 宣行、谷口 優花、土屋 さやか、椿 昇、轟木 麻左臣、中崎(※1)透、新山浩+神戸市立科学技術高校、ノセレーナ、蓮沼 昌宏、船井 美佐、水澄、光岡 幸一、三梨 伸、三松 拓真、めだまのわかこ、モリン児、横手 太紀、吉村 衿菜、Lok JANSEN、わにぶち みき、WA!moto.“Motoka Watanabe”
※五十音順で記載

会場MAP: https://prtimes.jp/a/?f=d5180-20230622-32c4209e4b6cc6d802222ec70c5bd1d2.pdf

(※1)崎は大が立。たつさき
(※2)高ははしごだか

 

【開催概要】
タイトル:六甲ミーツ・アート芸術散歩2023 beyond
テーマ:表現の向こう側(にあるもの)Beyond Representation
会期:2023年8月26日(土)~11月23日(木・祝)
開催時間:10:00~17:00
※会場により営業時間が異なります。17時以降も鑑賞できる作品があります。
※会期中無休。ただし六甲山サイレンスリゾートのみ8月~10月の毎週月曜日休業(月曜・祝日の場合は火曜に振替休業)
会場:神戸・六甲山上の9会場
ROKKO森の音ミュージアム、六甲高山植物園、六甲ガーデンテラスエリア、六甲ケーブル(六甲ケーブル下駅・山上駅・天覧台)、トレイルエリア、風の教会エリア、六甲有馬ロープウェー 六甲山頂駅、兵庫県立六甲山ビジターセンター(記念碑台)、六甲山サイレンスリゾート(旧六甲山ホテル)※会場は変更となる可能性があります。

 

関連イベント[ひかりの森~夜の芸術散歩~]
夜間作品を期間限定で公開します。
【会期】2023年9月23日(土・祝)~11月23日(木・祝)の土日祝の夜間。
【開催時間】17:00~20:00
【会場】ROKKO森の音ミュージアム、六甲高山植物園

アクセス:阪神御影・JR六甲道・阪急六甲から市バス16系統で「六甲ケーブル下」下車(約15分~30分)六甲ケーブルで「六甲ケーブル山上駅」下車、六甲山上バスで各施設へ。
料金:有料会場をお得に巡ることができる「鑑賞パスポート」を販売

※大人(中学生以上)、小人(4歳~小学生)
※有料会場≪ROKKO森の音ミュージアム、六甲高山植物園、風の教会エリア(旧六甲スカイヴィラ除く)、トレイルエリア(新池、バンノ山荘)≫にそれぞれ会期中1回の入場が可能です。(当日は再入場可)
※ナイトパス付鑑賞パスポートは有料会場への入場と「ひかりの森~夜の芸術散歩~」会場への入場がセットになったパスポートです。

主催:六甲山観光株式会社、阪神電気鉄道株式会社
総合ディレクター/キュレーター:高見澤清隆

問い合わせ:六甲山観光株式会社/六甲ミーツ・アート芸術散歩2023 beyond
事務局 TEL:078-891-0048
WEBサイト: https://rokkomeetsart.jp/


六甲山ポータルサイト http://www.rokkosan.com

阪神電気鉄道株式会社 https://www.hanshin.co.jp/

 

 

 

 

 


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(文:制作 PR-M _PR制作部-1  /  更新日:2023.08.19)

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