【フォト・レポート】フレンチライフスタイル展2022開催
【フォトレポート】
フランスインテリア企業15ブランドが“フランス流暮らしの美学”を紹介
フレンチライフスタイル展2022開催：
- 2022年6月16-17日
6月16日（木）～17日（金）の期間フランス大使公邸にて、フランス貿易投資庁-ビジネスフランス主催で「フレンチライフスタイル展2022」が開催されました。
会場の様子を紹介していきます。
フレンチライフスタイル展（原題：Expo Art de Vivre à la Française）は、フランス貿易投資庁ビジネスフランスが、フランスのインテリアデザイン企業の優れた価値を世界市場に向けてプロモーションすることを目的として開催する巡回型展示会です。2009年のモスクワを皮切りに、ニューヨーク、アブダビ、上海、シンガポール、北京など、世界主要都市で開催されてきました。
今回の東京展では、コロナ禍を経てフランスからの来日も叶いようやく開催に漕ぎつけることができました。会場で製品とともにフランス企業担当者の話を聞きながら、フランス流暮らしの美学＝アール・ド・ヴィーブルを体験できる展覧会です。
会場は日仏で活躍するデザインスタジオLSD studio Paris Tokyoがアートディレクションを務めました。大使公邸のオーセンティックなサロンと芝生の庭を見下ろすテラスを使い、フランスのインテリアデザインブランド15社の製品ともに“フランス流暮らしの美学 - Art de Vivre à la Française”を表現。会場に設けられた “ミックスエリア”では、インテリアスタイリストの中田由美氏が監修を務め、参加ブランドをひとつの空間世界に演出した展示がされていました。
《出展者一部紹介》
・FERMOB フェルモブ：ガーデンファニチャー
ガーデンファニチャーのFermob(フェルモブ)は、カラフルな屋外家具の専門メーカーで特に美しい色使いを得意としています。スマートで革新的なガーデンファニチャーを環境に配慮しながらデザイン・製造しているブランドです。
この展示会では、テーブル、椅子、屋外用照明、その他のアクセサリーなどさまざまなアイテムを紹介しています。すべてのフェルモブ製品は、メタル、スチール、またはリサイクルアルミニウムからエコデザインされています。自ら生産チェーン全体を管理し、長持ちで信頼性の高い製品を保証します。フェルモブは世界60カ国以上に進出し、その品質には定評があります。
フェルモブは1989年に創業のフランス企業です。仏トワセ（Thoissey）の自社工場で現代的インスピレーションのハイエンドなガーデンファニチャーをデザイン、製造しています。フランス国内外に拠点を構え、多くのコレクションを通じてそのノウハウを実証しています。
https://www.fermob.com/en/
・LIGNE ROSET リーン・ロゼ：デザインファニチャー
クラフツマンシップと先進技術の出会いを体現し、デザインとクリエーションの力で贅沢でシックかつコンテンポラリー志向のユニークな家具を生み出している1860年に創設のこのブランドです。
メイドインフランスのこのユニークな家具シリーズに、現代的なエスプリ、デザイン、クラフツマンシップが融合し、命を吹き込みます。この展示会では、リーン・ロゼとMobilier National、デザイナーのフィリップ・ニグロ（Philippe Nigro）氏との独占コラボレーションによってデザイン、エディション、製造が実現したROSETHemicycle（ロゼヘミシクル）コレクションを発表。このコレクションは、アームチェア、ソファ、二人掛けソファ（横並び/Ｓ字型）、オットマンで展開され、6タイプのカバー・コレクションの中にはファブリックとレザーのエレガントな異素材の組み合わせも揃えています。
https://www.ligne-roset.jp/
・DURALEX デュラレックス：ガラスウェア
1930年代に開発した技術を使用して、成形ガラスを摂氏600度に加熱し、その後急速に冷却することで、通常のガラスの2倍の耐衝撃性を実現しているフランスの強化ガラス製食器および台所用品のメーカーです。
カフェやレストランをはじめ、さまざまな飲食店で飲料水用のコップなどとして重宝されている『デュラレックス』のグラスは、丈夫で使い勝手が良く、耐久で優れているのが特徴です。今回はカラーバリエーションを増やしての展示です。
・SAMMODE サンモード：照明
高い製造技術の下、様々な建築家、デザイナーと協働しているSammode Studio（サンモード スタジオ）は、1927年にフランスで設立された照明メーカーです。
ピエール・ガーリッシュの作品がオリジナルのデザインを忠実に再現しつつ、現代のテクノロジーを取り入れ復刻された照明が展示されていました。フランスを代表するデザイナーの一人 ピエール・ガーリッシュは、あらゆるニーズに対応するために、多種にわたるランプを設計しました。優れた造形感覚と金属をはじめとする素材加工の深い知性を持ち合わせたガーリッシュの照明は、独創的なフォルムでエレガントな空間を演出します。
https://studio.sammode.com/en/
日本での取り扱いはこちらから ＞＞
https://metropolitan.co.jp/news/press-release/2354/
【開催概要】
名称：フレンチライフスタイル展2022 ART DE VIVRE A LA FRAN?AISE TOKYO 2022
会期：6月16日（木）17日（金）
会場：フランス大使公邸 （港区南麻布4-11-44）
主催：在日フランス大使館 貿易投資庁-ビジネスフランス
協賛：Cr?dit Agricole CIB、FOCUS J合同会社、（株）SL Creations、サッポロビール（株）、（株）ランブリング・レコーズ/Music Work （from France）、世界チーズ商会（株）、レストラン ドミニク・ブシェ トーキョー
アート・ディレクション：LSD studio Paris Tokyo
インテリアスタイリング：中田由美氏
施工協力：（株）ノムラメディアス
※業界向けイベントのため、一般の方の入場はいただけません。
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（文：制作＿インテリア情報サイト編集部_3 / 更新日：2022.06.20）
