4回目を迎える「燕三条 工場の祭典」今年も開催

 

 

新潟県燕三条地域の企業が一斉に工場を開放する、年に1度のイべント
「KOUBA」は、さらなる扉を開く。2016年は工場と耕場を楽しむ4日間
 


2013年にスタートし今年で開催4回目を迎える、新潟県燕三条地域の名だたる企業が一斉に工場を開放し、ものづくりの現場を見学・体験できるイベント「燕三条 工場の祭典」が2016年10月6日(木) - 9日(日)の4日間開催されます。今回は92拠点 (7月5日時点) の工場を開放し、また、「工場(KOUBA)」78社に加え、「農業」を営む14社が「耕場(KOUBA)」として参加します。燕三条地域の工場に加え、真摯に農業に取り組む耕場が皆様に新たな扉を開きます。
 

「燕三条 工場の祭典」は、普段閉ざされているKOUBAを特別に開放し、ものづくりの現場を見学、体験頂ける年に1度の特別なイベントです。KOUBAを巡り、日本の素晴らしいものづくりと職人の思いや誇りを実際に体感できます。期間中は、KOUBA(工場、耕場)で働く人々と気軽に触れあい、ものづくりの現場を見学できるほか、体験型のワークショップや見学ツアーも開催します。KOUBAを見学してみたい方、ものづくりに興味のある方、職人と話してみたい方など、大人から子供まで気軽に参加いただけるイベントです。


ワークショップ例:
カイボイスンのデザートスプーン製造体験(大泉物産)、自動車塗装体験 (山田ガレージ)、木を削って八角箸を作る体験(マルナオ)、etc その他、多数のコンテンツを用意されています。

 

【注意事項】
高校生以下の方は保護者の付添が必要です。
(小学生未満の方はご遠慮ください)
酒気を帯びた方は参加できません。
工場内では担当者の指示に必ず従ってください。
工場内の設備・商品には決して触れないでください。
工場内は全面禁煙となっております。
工場内では汚れの気にならない服装、動きやすい靴の着用をお願いします。
サンダル、ハイヒール、厚底の靴等は、転倒する危険がある為ご遠慮ください。
スカートやだぶつきの大きい服装等は、機械に巻き込まれる危険がある為ご遠慮ください。
工場内には高温の機器等があります。
肌の露出が多い服装はご遠慮ください。
写真撮影は、各工場の担当者の許可を得てから行ってください。また、フラッシュ撮影はご遠慮ください。
工場見学・体験は事前に予約が必要なものがあります、ご注意ください。
各工場へ車でお越しの際には、お近くの臨時駐車場をご利用ください。
満車の場合はご利用頂けないことがありますのでご了承ください。
上記に従って頂けない方につきましては、参加をお断りする場合があります。
また、工場内での一方的過失以外の事故などにつきましては、主催者および各工場では一切の責任を負いかねます。
安全に見学・体験していただくため、ご理解とご協力のほどよろしくお願いします。

 

 


【開催概要】
開催名 「燕三条 工場の祭典」
開催期間 2016年10月6日(木) - 10月9日(日) 9:00-16:00 (*12:00-13:00を除く)
開催場所. 新潟県三条市・燕市全域 及び 周辺地域
参加工場数 92拠点 (7月5日時点)
交通. JR東日本「燕三条駅」から「三条ものづくり学校」まで臨時バスを運行予定 ※便数に限りがあります
参加費 . 無料
主催・運営:「燕三条 工場の祭典」 実行委員会/ イベント全体監修:method/ アートディレクション、デザイン:SPREAD/
ブックレット編集:BACH/ 撮影:神宮巨樹写真事務所/ プロジェクション:岸本智也/ プレス:HOW INC.
Website http://kouba-fes.jp

 

 

 


燕三条とは
燕三条地域( 三条市・燕市)は新潟県のほぼ中央、信濃川沿いに位置する、面積約540?、人口約18万人規模の地域です。小規模な企業が、刃物や金属洋食器などの金属製品を中心に世界に誇る多種多様な製品をつくり出しています。両市の「ものづくり」の歴史と伝統をひも解くと、江戸時代の和釘づくりが転機であるといわれています。三条では古くから和釘や農具、大工道具、包丁など打刃物を生産してきましたが、明治時代になると、和釘鍛冶から刃物鍛冶への転換が進みました。熱した鉄を繰り返し打ち叩いて鍛え上げ研ぎ澄ます技術から生み出される道具は、何年、何十年と使い続けられ、研ぎ直しのために鍛冶職人の手に戻ってくることが多くあります。また、機械の動力化などにより、作業工具などの新しい分野にも参入していきました。一方、燕では、江戸時代に鎚起銅器の製法が伝えられたことなどから、和釘作りから銅器など別の金属加工業へ転換していきました。職人が一枚の銅板を叩き上げ生み出す急須や花器は、使う程に光沢を増すと言われています。また、長年培ってきた金工技術の評判により、大正時代に入ると洋食器の生産に金工技術が活かされました。その後も鍋やケトルといった金属ハウスウェアも手掛け、金属加工一大生産地へと発展してきました。現在では、両市とも、鍛造機やプレス機を駆使し、自動車やOA 機器などの機械部品を供給している企業も多い一方で、鍛冶や鎚起などを始めとした伝統的な技法を守り続けている職人も多数存在しています。ただ伝統を守っているだけではなく、科学的な検証・知見により伝統技術を見直し、時代の流れに合わせ、現代の暮らしを豊かにするため、その製品を日々更新し続けています。世界有数の高度な技術集積地「ものづくりのまち 燕三条」。この地を訪れれば、職人たちの類まれなる技と心に出会うことができます。
 


「燕三条 工場の祭典」
2013年に初回を迎えて以来、今年で4回目を迎えます。毎回、テレビ番組、新聞をはじめとする数多くのメディアにより取り組みが発信され、日本全国に大きな反響を呼びました。会期中以外にも燕三条以外での展示プロモーションや各種賞を受賞しています。
2014年 ふるさとイベント大賞にて選考委員特別賞を受賞。
2014年 産業観光まちづくり大賞にて経済産業大臣賞、グッドデザイン賞を受賞 。
      世界最大のデザインの見本市ミラノサローネに出展、
          「燕三条 工場の祭典」の取り組みをイタリア・ミラノより世界に向けて発信。
2015年 東京都港区のアクシスギャラリーにて、「燕三条 工場の祭展?産地のプロセス」を開催。
2016年 第3回「燕三条 工場の祭典」のポスターが「日本観光ポスターコンクール」にて総務大臣賞を受賞


 

 

 

 

 

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(文:インテリア情報サイト編集部-1  /  更新日:2016.08.13)

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