WOOD FURNITURE JAPAN AWARD 2016 会場デザイン

 

ABCクッキングスタジオや巣鴨信用金庫のデザイン・建築設計を手掛けている東京在住フランス人建築家・デザイナー エマニュエル・ムホーから、新作のお知らせが届きました!!


「Bonjour! 先日スパイラルホールで開催されたWOOD FURNITURE JAPAN AWARD 2016には、沢山の方にお越し頂きありがとうございました。会場デザインの写真ができあがりましたので是非ご覧下さい。」エマ
 

 

bunshi(分枝)

パリからの凱旋となるWOOD FURNITURE JAPAN AWARD 2016展が表参道のスパイラルで開催された。パリ展と東京展、両展示の会場構成を担当し、「分枝」という共通のコンセプトを基に空間をデザインした。「分枝」には、デザイナーや職人たちが出会い、貴重な経験と共にそれぞれの新しい道へと進めるようにと意味を込めた。

 



Copyright: WFJA2016 / design: emmanuelle moureaux / photo: Daisuke Shima (Nacasa & Partners)

 

「分枝」ひとつひとつは小さいオブジェだが、集まると森のように包み込む空間を作りだした。スパイラルホールでは、正確に整列された2万本の「分枝」が大空間を埋め尽くし、微かに揺れ動きながら重なり合い、有機的でダイナミックな空間を生み出した。森の中に埋もれるように存在する1本のトンネルを歩くと、周りの色が少しずつ変化し、100色のグラデーションを浴びることができた。


エントランスには、100色で彩られた日本の木58種類、100文字が躍るインスタレーションを展開した。

東京会場 : スパイラルホール

 

 

 



Copyright: WFJA2016 / design: emmanuelle moureaux / photo: Shoichi Kajino
 

パリ会場 : No9 RIVE GAUCHE

WOOD FURNITURE JAPAN AWARD 2016
www.woodfurniture.jp

 

 

 

 

 

エマニュエル・ムホー

 

 

 

 

 

 

 

 


エマニュエル・ムホー PROFILE

東京在住フランス人建築家・デザイナー。日本古来のデザインを現代にも活かしたいという想いから、伝統的な間仕切りにヒントを得た色とりどりのパーティションシリーズ「色切/shikiri」を編み出す。その「空間を色で仕切る」というコンセプトから、色を平面的ではなく三次元空間を形作る道具として扱い、建築、インテリアデザイン、プロダクトデザインまで幅広く手掛ける。東北芸術工科大学准教授、東京建築士会正会員、日本建築学会正会員

emmanuelle moureaux architecture + design
http://www.emmanuelle.jp/

 

(文:インテリア情報サイト編集部-1  /  更新日:2016.03.14)

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