インテリアの知識 床材Vol.2 床の種類

インテリアの知識 床材Vol.2 床の種類

お店や住空間、ホテル、公共の施設など、インテリアのプロフェッショナルが作り上げる空間は、華やかさや安らぎ、そして居心地の良さを感じることができ、心を豊かにしてくれます。ここではそのインテリアのプロフェッショナルを目指す人のための『インテリアの基礎知識』をご紹介します。

インテリアの土台となり、空間全体の中で他のものを引き立てるための床材。
素足で生活することの多い日本では、見た目だけでなく足ざわりの良さも床材選びの重要なポイントとなります。
「インテリアの知識 床材編」では床材選びの際に役立つ床材の基本知識を紹介していきます。

第二回目は床材の種類についてみていきましょう。

床材は大きく分けて、フローリング、畳、石・タイルと分けられます。

 

フローリング

フローリングフローリングは無垢の1枚板を使用した単層フローリングと合板などを基材に表面単板を張った複合フローリングに分けられます。無垢材に比べ価格が安く、くるいが少ない、施工が容易、デザインにバリエーションが多い、防音機能、床暖房にも適応するなどの理由から、住宅では複合フローリングが主流ですが、最近ではシックハウス問題や健康志向から単層フローリングも見直されるようになっています。
 

 

単層フローリング(無垢板)

単層フローリング(無垢板)単層フローリングは無垢の板材に実(さね)加工を施したもの。実加工とは、板側面を凸型の雄実(おざね)と凹型の雌実(めざね)に加工し、張ったときに隙間をなくすようにしたもの。底面の溝は木材の反りを防ぐための裏すき加工と呼ばれる溝。
 

 複合フローリング

複合フローリング合板や集成材、木質材料など基材の表面に単板を張った床材。

化学物質過敏症の要因といわれるホルムアルデヒドの放射量により、合板はF1,F2,F3の等級区分が、パーティクルボードはE0,E1,E2の等級区分があり、選択時にチェックが必要。

左の図は複合フローリングの例。
 

フローリングの形

フローリングの形の例

長尺タイプは細長い形状で、単に縁甲または長尺とも呼ばれる。単層フローリングの一般的な寸法で、複合フローリングにも応用される。

複合フローリング1×6尺タイプは長方形の合板に一本ずつ板を張ったようにデザインした突板を接着したもの。大きな面積を一度に張れるので施工性がよい。

1×6尺タイプより幅の狭いものが小幅タイプ。

雁行タイプもは張ったときに継ぎ目が目立たないようになっている。

その他、乱尺やヘリンボーン、寄木など、様々なデザインがある。
 

畳ワラとイグサからなる日本独自の床材です。

夏は脚に涼しく、冬は暖かいなど優れた機能を持ちます。

サイズは長辺1間、短辺半間と2対1の比率になっています。日本では座敷の普及で、部屋の間取りを畳の1枚を単位として把握する習慣を持つようになりました。
 

 

 

石・タイル

石・タイル石材には自然石・人造石とがあり、種類が豊富で様々なデザインに対応できる。また、仕上げによっても様々な趣を見せることができ、多種多様な空間に対応できる特徴があります。

タイルは耐久性に優れ、樹脂タイルとセラミックタイルがあります。日本の住宅では浴室、トイレ、キッチンなど水周りで多用されますが、近年ではセラミックタイルの焼き物の独特の風合いを活かし、様々な場所で使われるようになってきています。
 

 

 次回は単層フローリングについて細かく見て行きます。

 

 

 

 

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(文:インテリア情報サイト編集部-12  /  更新日:2013.09.26)

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