【フォト・レポート】CLT小屋プロジェクト『木庵』からみる建築の未来


人々の暮らしにより快適な環境をプロデュースする

「アフターコロナにおけるライフスタイルを、CLT材を活用した小屋で提案していきたいと考えています。新型コロナウイルス感染症の拡大は、人々のコミュニケーションに大きな影響を与えました。小屋という4.5畳ほどの空間を活用し、ビジネスやプライベートな空間など、ライフスタイルによって使いわけられる新たな小屋空間です。トラックに積んで搬送してどこへでも設置できるサイズにこだわりました。そのことで弊社工場で製作が可能となりコストカットにつながりました。この小屋は10m²以下で、防火地域以外は建築基準法の制限がかからず、置き基礎でも設置可能ですが、ベタ基礎であれば尚いいです。」とおっしゃるのは株式会社植田板金店 代表取締役 植田博幸氏。

株式会社植田板金店は、住宅の屋根・外壁・雨樋の新築工事からリフォーム工事まで、人々の暮らしにより快適な環境をプロデュースするプロフェッショナル集団として活躍する岡山の元気な企業です。

今回のプロジェクトで隈氏が地域の力というものを強く感じたおっしゃったように、地域の力で巻き起こす第2、第3のプロジェクトが続くよう、これからも先頭を走り続けてほしいと願います。

 


高さが異なる窓を壁2面に設けて、床に座ったとき椅子に座ったとき、それぞれ外を眺めた際の目線と窓の高さを合わせている


間接照明も付いている


隈研吾氏直筆の「木庵」焼印

サイズ:5199mm×2630mm 高さは3038mm
仕上げ:内壁CLT現し 外壁ヒノキ羽目板
           屋根アルミ亜鉛合金めっき鋼板の縦ハゼぶき
価格:310万円(税別)


株式会社植田板金店
年間3,000件の屋根、外壁、雨樋工事を手がけ、2017年に新規事業『小屋やさん』をスタート。趣味、作業小屋、事務所、店舗などに利用できる様々なラインナップの小屋を提供し、新たなライフスタイルを提案、2018年には隈研吾デザイン「小屋のワ」も発表、2022年から「小屋やさん」「屋根やさん」「遮熱やさん」と3ブランドを立ち上げ新たな事業に挑戦中!!
コーポーレートサイト: https://uedabk.co.jp/
小屋やさんHP: https://koyayasan.com/
屋根やさんHP: https://uedabk.jp/
遮熱やさんHP: https://shanetuyasan.com/

 

 

 

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(文:制作_インテリア情報サイト編集部_3  /  更新日:2022.07.04)

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