欧州出店から世界へ向かうインテリアブランド~

| インテリアは究極のホスピタリティ

第4次産業革命がすすみAIや機械によって労働が大きく変わろうとしています。一方で人間にしかできない質の高いホスピタリティがこれからは一層必要となります。文化・芸術、宿泊・飲食におけるサービスやホスピタリティのなかに、感度の高い消費財やインテリア文化があります。

日本企業で世界的に名の知れた消費財メーカーであるユニクロや無印は、成功した背景には価格設定などのロジスティックスやデジタル技術の「ビジネスモデル」がありますが、その商品の品質の良さと世界観が持つ本質的な強みで勝負している日本らしいブランドです。製造は海外の工場が中心ですが、日本人特有の粘り強く問題を突き詰めて少しずつ改善しながらいろいろなものを積み上げていく、アナログ思考的なものづくりの強みが商品のひとつひとつに感じられます。

 

世界をみてTOP100に入る企業の数はアメリカやイギリス、中国には適いませんが、日本は強小企業が多いのが特徴です。知ってのとおりその強小企業の工業製品における日本の技術力と品質は驚くべき水準です。消費財生産も伝統工芸技術を受け継ぎながら高いレベルを維持しています。これだけの技術者を温存している国は世界をみてもそう多くはないのです。高度な技術者がいることが日本の宝なのです。
 
日本の工業技術や伝統工芸技術の良さをもっと広めなくてはいけない。そう考えた企業や地域では、昨今、地域の活性化を兼ねて、工場見学や体験イベントを多く開催しています。日本人がその宝の良さを認識しなければいけない。それを知るのはとても大切なことです。ですが、クール戦略は国家のブランドイメージ、若い才能による文化の活況、サービス業の発展、多様な民族の共存で成功する戦略です。文化を生み出す担い手やクリエイティブ産業、それを広めるメディアなどとが、世界の将来を席捲するような画期的な研究を発信しなければ成功はしません。

Made in Japanブームを一時的なもので終わらせないためにも、多くの企業が日本の強みを生かした高い技術力の商品開発や研究を、世界に挑戦しながら発信していくことが望まれます。

 

 

 

タイム アンド スタイル オランダ・アムステルダム市に新店舗グランドオープン - → ☆ ☆

 


https://www.timeandstyle.com/

 

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(文:KEIKO YANO (矢野 恵子)  /  更新日:2017.10.01)

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