「アーク・ノヴァ(ARK NOVA)」入場料 東日本大震災の被災地へ寄付

 

 

巨大な移動式コンサートホール「アーク・ノヴァ(ARK NOVA)」
ルツェルン・フェスティバル アーク・ノヴァ 2017 in 東京ミッドタウン
入場料 東日本大震災の被災地へ寄付

 

 

 

東京ミッドタウンより、2017年9月19日(火)から10月4日(水)の期間、「ルツェルン・フェスティバル アーク・ノヴァ 2017 in 東京ミッドタウン」開催のご報告がきましたので紹介します。

 

 

東日本大震災の復興支援として制作された
巨大な移動式コンサートホール「アーク・ノヴァ(ARK NOVA)」
1万7千人を動員 / 総額6,365,201円を東日本大震災の被災地へ寄付

 

東京ミッドタウン(港区赤坂 )は、2017年9月19日(火)から10月4日(水)の期間、「ルツェルン・フェスティバル アーク・ノヴァ 2017 in 東京ミッドタウン」を開催し、計17,204人の方にご来場いただきました。
 

お客様から頂戴した入場料など総額6,365,201円を、これまでアーク・ノヴァが開催された宮城県仙台市 / 松島町、
福島県福島市の3つの自治体へ、音楽などの芸術活動を通じた震災復興のために寄付させていただきましたことを
ご報告いたします。

皆様のご支援に深く感謝を申しあげますとともに、被災地の復興と被災された方々が一日も早く平穏な日常生活を
取り戻せることを心よりお祈り申しあげます。

 

都会のまん中、東京ミッドタウンの芝生広場に現れた「アーク・ノヴァ」は多くの注目を浴び、たくさんのお客様にご来場いただきました。

 

 

期間中はクラシックの演奏会や映画の上映をはじめ、「六本木アートナイト」の会場としてトークセッションを行うなど、イベントも多数開催いたしました。

 

「アーク・ノヴァ」は、伝統あるスイスの音楽祭「ルツェルン・フェスティバル」と日本で海外オーケストラの招聘などを行う音楽事務所「KAJIMOTO」が、東日本大震災の復興支援のために発案し、世界的建築家の磯崎新氏と英国人彫刻家のアニッシュ・カプーア氏によってデザインされた、高さ18m、幅30m、奥行36mの巨大な移動式コンサートホール(収容人数494名)です。

 

 

 

「ルツェルン・フェスティバル アーク・ノヴァ」とは

東日本大震災からの復興への一助として、被災地に音楽を届けたいと 伝統あるスイスの音楽祭「ルツェルン・フェスティバル」の芸術総監督ミヒャエル・ヘフリガー氏は、震災翌日の2011年3月12日、梶本眞秀氏(KAJIMOTO代表取締役社長)へ安否を尋ねる電話をしました。これがきっかけとなり、世界的建築家の磯崎新氏と英国人彫刻家のアニッシュ・カプーア氏との協働により、「アーク・ノヴァ」(ラテン語で『新しい方舟』)と名付けられた高さ18m、幅30m、奥行36mの移動式コンサートホールが生まれました。

塩化ビニールでコーティングされたポリエステル製の膜が1時間ほどの送風でドーム状に膨らみ、折り畳んでトラックで輸送できるように設計されています。ホール内のベンチの一部は、震災の記憶を残そうと、津波の塩害と地盤沈下によって伐採された瑞巌寺の参道杉を材料に、宮城県石巻市の「石巻工房」の監修により市民が参加したワークショップで制作されました。

2013年9月に宮城県松島町での初開催後、2014年11月に宮城県仙台市、2015年10月に福島県福島市で計3回開催され、述べ1万9千人を動員しました。494名収容できるこのホールでは、クラシックを中心とした演奏会が行われました。東北以外の地でも「アーク・ノヴァ」を展示し、この活動を通じて東日本大震災を風化させないという「ルツェルン・フェスティバル」の想いに、東京ミッドタウンが賛同し、建築芸術としても高い評価を得た「アーク・ノヴァ」を、デザインとアートの街・東京ミッドタウンに展示することになりました。

 

 

東京ミッドタウン開業10周年を記念して、「ルツェルン・フェスティバル アーク・ノヴァ 2017 in 東京ミッドタウン」を2017年9月19日(火)~10月4日(水)まで開催します。  → ☆ ☆ ☆

 

 

 

 


http://www.tokyo-midtown.com/jp/

 

 

 

(文:インテリア情報サイト編集部-5  /  更新日:2018.02.09)

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