ジャパン・ハウス 巡回企画展「窓学 窓は文明であり、文化である」開催


© Takumi Ota Photography Co.,

 

ジャパン・ハウス 巡回企画展
Windowology:New Architectural Views from Japan
窓学 窓は文明であり、文化である

2021年12月1日(水)〜 2022年4月10日(日)
ジャパン・ハウス ロンドン 地下ギャラリー/地上階ショーウィンドウ・展示ブース

 

 

 

公益財団法人 窓研究所が企画し、建築史家・建築批評家である五十嵐太郎氏の監修のもと、世界3都市を巡回する展覧会『Windowology: New Architectural Views from Japan 窓学 窓は文明であり、文化である』展が、2021年12月1日(水)から2022年4月10日(日)まで、ジャパン・ハウス ロンドンにて開催されます。

当初、昨年の開催を予定していましたが、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から日程を変更して開催する運びとなった展覧会『Windowology: New Architectural Views from Japan 窓学 窓は文明であり、文化である』展では、ユニークな視点で窓の新たな可能性について探求します。建築物の中で窓が果たす本来の役割を超えて、建築、映画、写真、漫画、工芸、環境、テクノロジーなどさまざまな切り口から、日常の生活において必要不可欠な窓の存在に迫ります。公益財団法人 窓研究所は、窓の歴史、機能、窓が生活や社会に与える影響などについて「窓」を学問の対象として多角的に研究、調査する機関です。



本展は、2017年、東京都港区のスパイラルで開催された『窓学展ー窓から見える世界ー』をベースに、過去から現代まで日本の建築に存在してきた窓の魅力を伝えることを目的に、海外での展覧会に向け再構成されたものです。
 

 

本展のみどころ
• 生活のどこにでもある窓に焦点を当て、日々の暮らしの中で窓が与える影響について検証します。
• 建築、映画、写真、漫画、工芸、環境、テクノロジーなどさまざまな視点から「窓」の果たす役割を解明します。
• 別名「十三窓席」といわれ、現存する茶室としては最大の窓数を持つ京都の「擁翠亭」を、起こし絵図を基に実寸大の模型で再現。実際に茶室の中に入ることもできる体験型の展示です。
• アーティスト 津田道子氏による窓をテーマとしたインスタレーションは、ジャパン・ハウスのウィンドウ・ディスプレイの前に広がる街並みと館内の境界を撹乱させ、訪れる人々に窓を越えた新たな経験を喚起します。



 
手仕事の窓   研究:東京工業大学 塚本由晴研究室
Windowology at Japan House London -Yoshiharu Tsukamoto Laboratory, Tokyo Institute of Technology. Window Workology. 2014

 

 


現代住宅の窓  写真:ジェレミ・ステラ
Windowology at Japan House London House O by Hideyuki Nakayama © Jérémie Souteyrat
 

 

 


窓の動き
Windowology at Japan House London - Still from the movie 'Index of Window Sounds and Movements' 2019. Researched by Yoh Komiyama. Directed by Tomohiro Okazaki
 


 

 


アートの窓
Windowology at Japan House London - Photo Tadasu Yamamoto. Installation view at Open Space 2016, Media Conscious NTT InterCommunication Center ICC Tokyo, 2016

津田道子
遠藤豊(LUFTZUG)
イトウユウヤ

 

 

 

窓研究所について
公益財団法人 窓研究所は、「窓は文明であり、文化である」の思想のもと、建築文化の発展に寄与するべく、窓や建築に関する多角的な知見の収集・発信に取り組み、研究や文化事業などの助成・開催を行う公益財団法人です。窓研究所は、過去10年にわたり独自に研究活動を実施するに留まらず、東京国立近代美術館での『窓展』の開催など、日本国内外の大学や研究者との連携により、建築、文化、芸術などの分野における国際的な取り組みを展開しています。


ジャパン・ハウスについて
ジャパン・ハウスは、日本の多様な魅力や政策・取り組み・立場を発信することにより、日本への理解と共感の裾野を広げることを目的に、外務省により世界の3都市(サンパウロ・ロンドン・ロサンゼルス)に設置された対外発信拠点です。ジャパン・ハウス ロンドンは、日本文化への関心が高まる欧州の拠点として、ロンドン市内の文化的、商業的建造物が多く所在するエリアの目抜き通りケンジントン・ハイストリートに2018年6月に開館しました。アールデコ調の歴史的建造物の中の3フロアにわたり、展示ギャラリー、多目的スペース、ライブラリー、レストラン、カフェ、ショップを備えた複合施設として、アート、デザイン、食、建築、テクノロジーなど日本の多様な魅力を通して、真の日本との出会いを現地の人々に提供しています。


【開催概要】
英文開催名:Windowology: New Architectural Views from Japan
和文開催名:Windowology: New Architectural Views from Japan 窓学 窓は文明であり、文化である
開催期間:2021年12月1日(水)~ 2022年4月10日(日)
時間:月曜日~土曜日 10:00~20:00 / 日曜日 12:00~18:00
会場:ジャパン・ハウス ロンドン
所在地.:101-111 Kensington High Street, London W8 5SA, UK ⇒ map
アクセス:High Street Kensington駅から徒歩約1分
入場料. 無料 
 
本展特設ウェブサイト https://windowology-exhibitions.madoken.jp
ジャパン・ハウス ロンドン ウェブサイト https://www.japanhouselondon.uk

(文:制作 PR-M _PR制作部-1  /  更新日:2021.11.13)

この記事へのメンバーの評価

  
  • まだコメントがありません。

バックナンバー

Knowledge and Skill

Group Site

ページトップへ