AnyTokyo2019テーマ:“Crazy Futures / かもしれない未来”開催

 

 

 

クリエイティブの祭典“AnyTokyo”が“
歴史的建造物を舞台に復活!
AnyTokyo2019テーマ:“Crazy Futures / かもしれない未来”

 

 

AnyTokyo実行委員会は、2019年11月15日(金)~24日(日)、kudan house(東京・九段下)にて様々な分野の美しきデザインやアイデアが集結するクリエイティブの祭典“AnyTokyo(エニートーキョー)2019”を開催いたします。

 

AnyTokyoは、2013年度からスタートし、現在までのべ52組のクリエイターが出展、約3万人の方々にご来場いただきました。2015年に開催した国の重要文化財・増上寺から4年ぶり4回目となる本年は、“Crazy Futures /かもしれない未来”をテーマに、国内外からジャンルを超えた各分野のイノべーターたちが昨年登録有形文化財として登録された歴史的建造物、kudan houseを舞台に集結。プロダクト、ファッション、インテリア、建築、ロボティクス、コミュニケーション… 暮らしにイノベーションを起こすこれからのデザイン。ジャンルの垣根を超えた展示やトークイベントを行い、未来について出展者、参加者とともに考えます。私たちの想像力や創造力を刺激し、この場がきっかけとなって優れたビジネスモデルが生まれたり、社会課題の解決に繋がったりする。そんな“新しい何か” が 生み出される祭典を目指してまいります。


 

本年のアートディレクターはグラフィックデザイナー・美術家の田中義久氏、ロゴデザインはアートディレクター ・グラフィックデザイナーの井上嗣也氏が手がけました。


本年度のメインロゴ(デザイン:井上嗣也氏)

 

 

本年のテーマ:“Crazy Futures / かもしれない未来”
未来はきっと、誰にもわからない。ただ一つ言えるとしたら、私たちが何を未来と認識し、何を強く信じるかで、道は変わるのだということ。だからこそ、新たな価値を生み出そうとする挑戦者たちを歓迎したい。彼らはときに不可解でクレイジーに見えるかもしれない。けれど、表層や論理や、地位や名誉にとらわれるのではないその先鋭的な感覚たちの先に、私たちの未来があると信じている。

 

 


主催者よりご挨拶
世の中にあふれるモノやサービス、テクノロジーたち。でも、一体、何のためにあるのだろう。そして、私たちは何を生み出してゆけばよいのだろう。豊かな暮らしのために、文化や経済を発展させていくために、社会問題を提起したり、新しいアイデアを実験したりしながら、参加者も来場者もみんなで未来をつくっていくようなフェスティバルができないか。そんな思いからAnyTokyoを立ち上げました。4年ぶりに開催するAnyTokyoでは、たくさんの才能が登場します。英知が集結し、重なり、溶け合い、新しい何かが生まれていく。私たちの未来は、そこから始まるはずだと信じています。僕自身、まだ見ぬ現象が楽しみでなりません。

AnyTokyo 総合プロデューサー 田中雅人

 

 

会場の外観 kudan house(東京・九段下)

 


| プロフィール
AnyTokyo
アーティスト、サイエンティスト、デザイナー、アントレプレナー……世の中の分野や常識を越え、新たな価値を生み出そうとする人々や企業たち。AnyTokyoは、彼らとともに、予測できない未来を実験し、発見するためのクリエイティブの祭典です。

AnyProjects
異なる分野で活動してきた5人(田中雅人|プロデューサー、石川俊祐|デザインディレクター、九法崇雄|編集者、高橋真人|建築家、野田臣吾|シリアルアントレプレナー)が共同創業者として集結したクリエイティブカンパニーです。

田中義久|グラフィックデザイナー・美術家
 文化的価値創造を理念に、東京都写真美術館や文化施設のVI計画、ブックショップ「POST」、出版社「CASE」、「The Tokyo Art Book Fair」、「Takeo Paper Show」などのアートディレクションを担当。飯田竜太(彫刻家)とのアーティストデュオ「Nerhol」としても活動中。

井上嗣也|アートディレクター ・グラフィックデザイナー
1947年生まれ。1978年ビーンズ設立。広告、音楽、出版、TVなどのアートディレクション。写真とタイポグラフィの斬新なデザインワークでジャンルを横断した仕事を続けている。受賞歴:東京ADCグランプリ、東京TDCグランプリ、日本宣伝賞山名賞、毎日デザイン賞他。

kudan house(旧山口萬吉邸)
1927年に竣工した地下1階地上3階、延床約850㎡の洋館。来客用の和室や、ダンスホールとして設計された3階居室、庭に面したスクリーンポーチ、ボイラー士が住み込みで作業していた地下空間など、多種多様な空間で構成された邸宅で、和洋折衷の要素が取り入れられています。

 

 


| 出展者第一弾発表:
Communication|echo project、mmm(インタープリター)
Product|大城健作(デザイナー)
Fashion|川崎和也(スペキュラティヴ・ファッションデザイナー)+Synflux [佐野虎太郎+清水快+藤平祐輔]
Installation|高島マキコ(アーティスト)
Lighting|TAKT PROJECT(デザインスタジオ)
Furniture|松山祥樹(プロダクトデザイナー)
Media art|脇田玲(アーティスト慶應義塾大学 SFC 環境情報学部学部長教授)



■ 出演者プロフィール

echo project
“ダイアログ・イン・ザ・ダークの檜山晃をプロジェクト・アテンドとし、ライゾマティクスリサーチ、アンリアレイジによる協働から生まれた信号を発し空間との距離を認識して振動する新しい身体器官を追求するプロジェクト。衣服を中心とした「echo wear」と手のひらに装着する「echo band」を展開する。ヨコハマ・パラトリエンナーレ2017での展示からスタート。

mmm(インタープリター)
知覚や行動に対する実験的考察・制作から知覚表現の可能性を探求する。カードゲーム、マガジン、衣服、MV、ゲームセンター、辞書など様々なメディウムで制作・展開を行う。Qua|ia(2018.transbooks)、RethinkOxymoron(2018.LOUD AIR)


大城健作(デザイナー)
1977年沖縄県生まれ。Scuola Politecnica di Designを卒業後、ミラノのデザイン事務所で経験を積む。Lissoni Associati Milano(2004~2012)、Barber&Osgerby(2012~2015)に勤務後、2015年ミラノにて独立、KENSAKU OSHIROを設立する。これまで多くのトップブランドと協業し、その領域は家具を中心に生活用品全般にまで渡る。M&O Paris Rising Talent Award, Design Report Awardなど受賞歴多数。
 

川崎和也(スペキュラティヴ・ファッションデザイナー)+Synflux [佐野虎太郎+清水快+藤平祐輔]
1991年生まれ。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科エクスデザインプログラム修士課程修了(デザイン)、現在同後期博士課程。H&M財団グローバルチェンジアワード特別賞など受賞多数。監修・編著書に『SPECULATIONS 人間中心主義のデザインをこえて』(ビー・エヌ・エヌ新社、2019)がある。
 

高橋マキコ(アーティスト)
Royal College of Art MA、Information Experience Design首席卒
医療・哲学・情報デザインという分野の経歴に加え、ダンスの実践歴をもつアーティスト。音・光・空気および自らの身体を媒体とし、自然の中にある生と死の円環をテーマに制作をする。RCA Show2018 Selected works、LondonBattersea Park SculptureAward 2018受賞、他(ロンドン大学Goldsmiths、ロンドン芸術大学Central St. Martins卒)
 

TAKT PROJECT(デザインスタジオ)
吉泉聡を代表に、2013年設立。東京をベースに活動するデザインスタジオ。既存の枠組みを揺さぶる実験的な自主研究プロジェクトを行い、その成果をミラノデザインウィーク、デザインマイアミ、パリ装飾美術館、香港M+、21_21DESIGN SIGHTなど国内外の美術館やデザインインベントで発表・招聘展示。その研究成果を起点に、様々なクライアントとコ
ラボレーション、「別の可能性をつくる」多様なプロジェクトを具現化している。M+museum(港)に収蔵される他、Dezeen Award 2019 "Emerging designer of theyear" shortlist、iF賞、Red Dot賞、など受賞。
 

松山祥樹(プロダクトデザイナー)
1987年生まれ。2012年より三菱電機株式会社デザイン研究所にてプロダクトデザイン業務に従事。公共機器や家電製品から、途上国の暮らしや社会に向けたソリューションデザインまで、多様な領域の研究開発に取り組んでいる。また、並行して行う個人の活動では、伝統工芸や生活雑貨から実験的な自主プロジェクトまで、国内外で様々なプロジェクトを発表。LG mobile design competition(Gold Prize)、富山プロダクトデザインコンペティション(グランプリ)、Lexus Design Award 2014(Winner)、グッドデザイン賞などを受賞。
 

脇田玲(アーティスト、慶應義塾大学 SFC 環境情報学部学部長教授)
知覚することができない自然界の情報を可視化、可聴化、物質化する研究活動に従事。スーパーコンピュータを用いた海流映像「海洋大循環シミュレーション」(日本科学未来館,2016)、音楽家小室哲哉との8K映像音響インスタレーション(ArsElectronicaFestival, 2016)およびライブ・パフォーマンス(MUTEK / RedBullMusicFestival, 2017)、「高橋コレクション『顔と抽象』-清春白樺美術館コレクションとともに」(清春芸術村, 2018)など、横断的な活動を展開している。


 

| 出展イメージ

echo|echo project
ダイアログ・イン・ザ・ダーク檜山晃とライゾマティクスリサーチ、アンリアレイジが感覚に関する対話を通して「
echo」をテーマに空間と呼応する服を製作。服自体が信号を発し、距離を計測することで空間を認知し、その反応が振動として私たち自身に返ってくる。感じたことのない空間の知覚方法を体験する展示。


altag|mmm
物理空間の中で、音は動くものとものの接点で発生し、その輪郭を形作るように存在する。それに対し、「altag」は空間に音をつける、名づける行為を通して、世界の捉え方を音を中心に再設計する試み。私的空間に留まり、漂い続けてきた想いや音、時間の歪みを音で再構成することで空間の中で時間を行き来する。


Mist|大城健作
整然と並べられたガラスのモザイクは、見る角度や位置により動的な効果が生じ、空間に新しい知覚を呼び覚ます。規則性と不規則性が混在する中で異なる層を生み、あたかも霧の粒子が宙に浮いている瞬間を切り取ったような深みのある表情を生み出す。
 

アルゴリズミッククチュール|川崎和也
持続可能なファッションの未来を見据え、機械学習や深層学習の技術─いわゆるAI(人工知能)を活用した新しいパターンメイキングのシステムを提供するプロジェクト。本作が目指すのは、マスカスタマイゼーションによる
19世紀・オートクチュール文化の民主化であり、20世紀・プレタポルテ文化の更新である。
 

憑依する凡庸さ畏れ Mediocrity|高島マキコ
恐怖の概念を翻訳し具象化された媒体としての“妖怪”に着目し、文化人類学を元に現代社会の痛み・恐怖をリサーチ。女性が蜘蛛へと変身するギリシャ神話上の生物を土台とし、新しい生物を“サイボーグ”として、身体につなげた。


glow.grow|TAKT PROJECT
光る事で成長し、成長する事で光が変わる。姿形を完成させるデザインではなく、機能が新たな機能を生んでいく、そのプロセス自体のデザイン。光で固まる樹脂を、プログラミングされた光を放つLEDで直接硬化、LED自体が姿を変えながら光り続けていく。


Unplugged Appliances |松山祥樹
時代の変化や流れの中に消えていく家電があって、それを置き換えるのは、新たな家電でなくてよい。そこに生まれた空白を、便利や効率のための新たなテクノロジーで上書きするのではなく、もっとシンプルで小さな幸せで満たせたらよい。かつての家電の面影を感じるような、シェルフやキャビネットのシリーズ。


光と認知に関する実験的作品(仮)|脇田玲

 

 

 


| AnyTokyoの歴史

AnyTokyo2013:開かれたデザインイベントを目指して
AnyTokyoは2013年、青山からスタートしました。デザインイベント「DESIGNTIDE TOKYO」の主宰者のひとり、田中雅人は、様々なプロジェクトのプロデュースを通し、今まで以上に様々な分野の英知が融合することで、よりクリエイティブな現象が起き、未知なる価値を生み出すことができるのではないか、と感じていました。そして「New Vector」と題した第一回で、“最新”や“最先端”にこだわらず、新しい価値づくりを目指すプロダクトやプロトタイプを、ジャンルを横断しながら紹介する取り組みが始まりました。



出展者:Daniel Widrig、Emmanuelle Moureaux×Coca-Cola Heritage Glass、柴田文江×酒井産業、h220430、鳴川肇 /AuthaGraph、村山誠、Mattiazzi、Max Gunawan × Ark Trading, Inc.、平川紀道×NIKE+ FUELBAND SE、NOSIGNER、Outofstock、Pablo Pardo&Dana Cannam× Ark Trading, Inc.、高橋良爾 田中章愛 / VITRO、TORAFU ARCHITECTS、Yosi Horikawa、Yves Behar

 

 

 

AnyTokyo2014:文化遺産・増上寺に世界の「これから」が集結
 第2回は、徳川家とも深いゆかりを持つ文化遺産・増上寺に会場を移し、スケールアップして開催されました。この年のテーマは、「Next Field」。様々な分野を横断し、新たな価値を生み出すデザイナーたち。彼らは、その活動をどれだけ広げてゆくのだろう。これまで、デザインイベントの主役と言えば、プロダクトやインテリアでした。そこに、ファッションやロボティクス、コミュニケーションといった領域のアイデアを同時に紹介。業界はもちろん、最前線のクリエイターたちにも大きな賛辞をもって迎えられました。


出展者:16Lab×田子學、ディー・イントゥイティファブリック、Dentaku(Yuri Suzuki, Mark McKeague, Joseph Pleass)、Ami Drach and Dov Ganchrow、Fashion Entertainments × TAKT PROJECT、藤元明、福嶋賢二、h220430、Sebastian Herkner、Yosi Horikawa、JIN KURAMOTO STUDIO /Claesson Koivisto Rune、村越 淳、松山祥樹、POETIC LAB、SQUAIR、高須学、TAKT PROJECT、Vitra&Artek、高橋良爾 田中章愛/VITRO、脇田 玲

 

 

 

AnyTokyo2015:政府、企業、教育機関も巻き込んだ「美しき多様性」
ふたたび増上寺で行われたAnyTokyo2015では、「Diversity & Beauty」というセンセーショナルなテーマが話題を呼びました。さまざまな業界で多様性がキーワードとして語られるなか、それは美しさを伴うことで、私たちの暮らしをさらに前進させてくれるはずだ??。この強いメッセージは、ジャンルを超え、企業や教育機関、そして政府の人たちの心をも動かします。会期中にはトヨタ自動車と慶應義塾大学SFC教授の脇田玲氏によるコラボレーションや、日中韓の特許庁が主催するフォーラムも開かれました。


出展者:脇田玲、BLUEVOX!、Dai Sugasawa、Emmanuelle Moureaux、Fritz Hansen、h220430 / 板坂 諭、森田 裕之、Kan Sano、大城健作、MINOTAUR、nbt.STUDIO、STUDIO MAE ENGELGEER、TAKT PROJECT、トヨタIT開発センター + 慶應義塾大学脇田玲研究室、wena project、ユウリスズキ + OPC Hack & Make Project

 

 

 

【開催概要】
イベント名:AnyTokyo2019(エニートーキョー2019)   
テーマ:Crazy Futures /かもしれない未来
会期:11月15日(金)~24日(日)
時間:11:00-19:00(最終日24日は17:00まで)
会場:kudan house(102-7703 東京都千代田区九段北1-15-9) → map
入場料:一般:¥1,000 / 学生:¥500
主催者:AnyTokyo実行委員会、株式会社AnyProjects
公式HP:http://anytokyo.com/2019/
公式FB:https://www.facebook.com/anytokyo/
※チケット購入方法・トークイベント詳細については、随時FBでお知らせいたします。
※会場は、靴を脱いでいただき、スリッパをお履きいただきます。
※皆さまに快適にご覧いただくため、人数制限を設けており、お待ちいただく場合があることをご了承ください。

 

 


http://anytokyo.com/2019/

 

 

 

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(文:制作 PR-M _PR制作部-1  /  更新日:2019.10.26)

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