TOTOギャラリー・間 北九州巡回展「堀部安嗣の建築展――懐かしい未来へ向かって」開催

 


展覧会
TOTOギャラリー・間 北九州巡回展
「堀部安嗣の建築展――懐かしい未来へ向かって」

Yasushi Horibe―Designing with Memory


 

 

TOTOギャラリー・間は、2017年に開催し反響の大きかった堀部安嗣氏の展覧会を、北九州巡回展「堀部安嗣の建築展――懐かしい未来へ向かって」として、TOTOミュージアム(福岡県北九州市)にて、2019年11月19日(火)~2020年3月8日(日)の会期で開催します。

本展覧会は、新たに九州の建築作品の最新撮り下ろし映像を加え、建築写真、模型、スケッチなどで地域の風土や自然と調和する堀部氏の建築の魅力を紹介します。

また、関連イベントとして堀部安嗣講演会「懐かしい未来へ向かって」 を2019年11月18日(月)に開催します。

 

ある町医者の記念館  鹿児島県(1995年)

 

|   展覧会概要

TOTOギャラリー・間は、TOTOミュージアム(福岡県北九州市)にて巡回展を開催します。今回は、反響の大きかった建築家・堀部安嗣氏の展覧会「建築の居場所」(2017年)に最新撮り下ろし映像を加え「堀部安嗣の建築展――懐かしい未来へ向かって」と題した展覧会です。

堀部氏のつくり出す建築は、時を超えて価値を持ち続ける建築のあり方を示すものとして高く評価されています。近年では、住宅のみならず、店舗、地域の集会所や客船まで幅広く設計を手がけられています。建築家として26歳で独立した堀部氏の最初の仕事は、鹿児島に設計したふたつの小さな建物でした。 おおらかで豊かな九州の自然と人びとのあたたかな交流に支えられながら、屋久島、福岡、熊本など九州各地でも活動し、作品は国内で100件超にのぼります。

 本展では、堀部氏の建築の真髄を伝えるべく、処女作である「ある町医者の記念館」や、代表作の「竹林寺納骨堂」(2016年日本建築学会賞(作品)受賞)、客船「ガンツウ」、福岡市にあるモデルハウス「fca」などの映像を中心に、建築写真、模型、スケッチなど貴重な資料を展示します。

「懐かしい未来へ向かって」と名づけられたタイトルには、建築を通して過去と未来が時間で繋がり、反復 しながら前進し、新たな未来へと進んでいきたいという堀部氏のメッセージが込められています。建築こそが、慣れ親しんだ変わらない価値を示し、人びとにとって大切な未来の原風景になってほしいと いう堀部氏の強い思いをぜひ味わってください。


TOTOギャラリー・間


 

竹林寺納骨堂 高知県(2013年) ©Ken’ichi Suzuki
 

 

 

 

モデルハウスfca ((株)斉藤工務店)  福岡県(2017年)
 


※客船「ガンツウ」((株)せとうちクルーズ) 瀬戸内(2017年) ©Ken’ichi Suzuki

※客船「ガンツウ」とは、2017年10月17日から瀬戸内のクルージングツアーで定期就航する豪華客船。ガンツウは広島県の尾道市で海運事業やリゾート、航空事業など幅広く展開している地元企業の「せとうちクルーズ」が運航。TIME誌の「World's Greatest Places 2019(世界で最も素晴らしい場所 2019年度版)」に選ばれました。

【関連記事】
・デジタルアート専門美術館 チームラボボーダレス米TIME誌が選ぶ「世界で最も素晴らしい場所」に!
・宮島を周遊するクルーズ客船「ガンツウ」(動画)
 

 

展覧会コンセプト
懐かしい未来へ向かって
いつかどこかで感じた記憶。
縁側で寝そべっていたときの風の快適さ。
暑い夏、土蔵の中に入ってひんやりとした体感と土の匂い。

薄暗いところ、狭いところの安心感。
寒い冬、暖炉の火を囲んだときの輻射熱の暖かさ。
木でつくられたガラス戸を開けるときの触覚や、無垢の木の床から足に伝わる感覚。
穏やかな山の斜面に気持ちよさそうに佇んでいる集落を見るときの心地よさ。

 このような体感の記憶なくして、私は設計することができません。
私にとって設計とは、いままで見たことも感じたこともないものをつくり出す行為ではなくて、すでに見て感じ
たことを、体感の記憶を頼りにいまに表現する行為です。

そして、世の中が更新し続けるもので埋め尽くされてゆけばゆくほど、建築こそは動かずにじっとしていて、
慣れ親しんだ変わらない価値を示し、人びとにとって大切な未来の原風景になってほしいという思いを強く
してきたのです。

この展覧会ではそんな私の思いを、みなさんが体感してくれることを心から願っています。

堀部安嗣

 

 

| 関連イベント

堀部安嗣講演会「懐かしい未来へ向かって」 CPD認定プログラム
日時:2019年11月18日(月)
        17:30開場、18:00開演、19:30終演(予定)
会場:TOTOミュージアム内
        福岡県北九州市小倉北区中島2-1-1 → map
定員:200名/参加無料 CPD認定プログラム
参加方法:事前申込制
              TOTOギャラリー・間ウェブサイト(https://jp.toto.com/gallerma)よりお申し込みください。
申込期間=2019年9月2日(月)~10月25日(金)
お申し込み多数の場合、抽選の上11月8日(金)までに結果をご連絡いたします。

 


堀部安嗣(ほりべ やすし)

建築家、京都造形芸術大学大学院教授

1967年神奈川県横浜市生まれ。
1990年筑波大学芸術専門学群環境デザインコース卒業。
1991-94年 益子アトリエにて益子義弘に師事。
1994年堀部安嗣建築設計事務所設立。
25年間で100超の住宅や店舗等を設計。
2002年「牛久のギャラリー」で第18回吉岡賞を受賞。
2016年「竹林寺納骨堂」で日本建築学会賞(作品)を受賞。

その他の作品に「南の家」、「イヴェール ボスケ」、「阿佐ヶ谷の書庫」、「大山阿夫利神社 茶寮石尊」など。主な著書に『堀部安嗣の建築 - form and imagination』(TOTO出版)、『堀部安嗣作品集 1994-2014 全建築と設計図集』(平凡社)、『堀部安嗣 建築を気持ちで考える』(TOTO出版)、『住まいの基本を考える』(新潮社)など。


 

 

【開催概要】
展覧会名(日):TOTOギャラリー・間 北九州巡回展
                     「堀部安嗣の建築展――懐かしい未来へ向かって」
展覧会名(英):TOTO GALLERY・MA Traveling Exhibition in Kitakyushu
                     Yasushi Horibe―Designing with Memory
会期:2019年11月19日(火)~2020年3月8日(日)
開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日・年末年始
入場料:無料
会場:TOTOミュージアム
         福岡県北九州市小倉北区中島2-1-1 → map
TEL:093-951-2534
https://jp.toto.com/museum

主催:TOTOギャラリー・間/TOTOミュージアム
企画:TOTOギャラリー・間運営委員会
(特別顧問=安藤忠雄、委員=妹島和世/千葉 学/塚本由晴/エルウィン・ビライ)
後援:(一社)日本建築学会九州支部/(公社)日本建築家協会九州支部/(公社)福岡県建築士会/
(一社)福岡県建築士事務所協会
協力:(有)森オフィス/(株)テレビマンユニオン/(株)せとうちクルーズ/五台山竹林寺/(株)斉藤工務店

 

アクセス
・バス:小倉駅バスセンター1番のりばから[21][22][43]系統バス
         または2番のりばから[25]系統バスで約15分「貴船町バス停」下車
・北九州モノレール:香春口三萩野駅南口下車、国道3号線を到津側に徒歩約10分

 

 

 

TOTOミュージアム

TOTOは、2017年に創立100周年を迎え、記念事業として2015年に創立の地である北九州の小倉に「TOTOミュージアム」を設立しました。TOTOミュージアムでは、TOTOが大切にしている歴代社長のこころざしとその想いを受け継ぎ、水まわり文化と社会の発展に寄与すべく創造し続けてきた数々の商品をご紹介しています。今後もお越しいただくお客様、地域の方々、およびお取引先様との接点の場として、また創立の地「小倉」から世界へTOTOブランドを発信するランドマークとして魅力ある施設を目指します。
https://museum.toto.jp/

 

(文:PR-M_PR制作部-1  /  更新日:2019.08.31)

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