資生堂アートハウス「ヴィンテージ香水瓶と現代のタピスリー さまざまなデザイン」開催

 


ヴィンテージ香水瓶と現代のタピスリー
〜さまざまなデザイン〜
資生堂アートハウスにて開催

 

 

静岡県掛川市にある資生堂アートハウスでは2018年7月3日(火)~ 9月2日(日)まで、好評を博した「ヴィンテージ香水瓶と現代のタピスリー ラリックとバカラを中心に」展に引き続き「ヴィンテージ香水瓶と現代のタピスリー さまざまなデザイン」展を開催します。
 

本展では、19世紀末以降次々に発表された多様な香水のために創作された、ユニークでデザイン性に富んだ香水瓶を採り上げます。ルネ・ラリック(1860-1945)を始め、彫刻家として活躍し1920年代からは香水瓶のデザインに偉才を発揮したジュリアン・ヴィアール(1883-1938)、またシュルレアリスムの画家として知られたサルバドール・ダリ(1904-1989)などによる独創的な作品を交えながら、19世紀末から約100年の間に制作されたおよそ90点を展示。前期展とは趣の異なる、遊び心に富んだ香水瓶の数々を楽しむことができます。

またタピスリーは1960年代から70年代にかけて国内で制作されたもので、京都の美術織物を専門とする工房などに資生堂が依頼し、岡 鹿之助や前田青邨など当時の画壇を代表する作家の原画をもとに一点物として織り上げられました。香水瓶もタピスリーも、その豊かな装飾性によって人々の生活と心に悦びをもたらしてきました。アートハウスの会場で、日常の場で楽しまれてきた美しい品々を堪能することができます。


 


| 関連企画

「学芸員によるギャラリートーク」

日時:7月21日(土) ・ 8月4日(土) ・ 8月24日(金)
  各日 14:00-14:30 ※やむを得ない理由により、予告なく日程変更の場合がございます
会 場:資生堂アートハウス <参加費無料 | 申込み不要>

 

 


| 参考画像

■ 香水瓶

エリザベス・アーデン社 「イッツ・ユー」 1939年、バカラ 



 


スキャパレリ社 「太陽王」 1945年、バカラ (デザイン: サルバドール・ダリ)



 


リュバン社 「運命」 1921年、バカラ



 


ババニ社 「デリーの琥珀」 1920年頃



 


エルメス社 「天皇陛下御即位記念香水瓶」 1990年、サン・ルイ
 

 



■ タピスリー

「みづうみ」 原画・東山魁夷、羊毛と金糸、木綿 1971年 

 

 

 

【開催概要】
ヴィンテージ香水瓶と現代のタピスリー さまざまなデザイン
会期:2018年7月3日(火)~ 9月2日(日)
休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合その翌日)
夏季休館:8月13日(月)~ 16日(木)
開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
入場料:入場無料
会場:資生堂アートハウス
住所:静岡県掛川市下俣751-1 → map
TEL:0537-23-6122
ホームページ:http://www.shiseidogroup.jp/art-house/exhibit/

 

 


 

1978年(昭和53)に開設。その後、2002年(平成14)のリニューアルを機に、美術館としての機能を高め、近現代のすぐれた美術品を収集・保存すると共に、美術品展覧会を通じて一般公開する文化施設として活動している。コレクションの中核は、資生堂が文化芸術支援活動の一環として、東京・銀座の資生堂ギャラリーを会場に開催してきた「椿会美術展」や「現代工藝展」などに出品された絵画、彫刻、工芸品。当館の建築は高宮真介、谷口吉生両氏の設計によるもので、1980年(昭和55)に「日本建築学会賞」を受賞。 2010年(平成22)には、竣工後25年にわたって「長く地域の環境に貢献し、風雪を耐え、美しく維持され、社会に対して建築の意義を語りかけてきた建築物」と「その建築物を美しく育て上げることに寄与した人々」を顕彰する「JIA25年賞」(第9回)も受賞し、建物自体が独自のアート性と高い価値を有することがあらためて証明された。

 

 

住所:〒436-0025 静岡県掛川市下俣751-1
休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合その翌日)
開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
TEL:0537-23-6122
FAX:0537-23-6315
ホームページ:http://www.shiseidogroup.jp/art-house/

 

 

 

(文:制作 PR-T_PR制作部-4  /  更新日:2018.06.30)

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