創業400年の有田焼、「ARITA EPISODE 2」で新たな歴史の幕開け

 

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『ARITA 400 project』がインテリア&デザイン国際見本市

「メゾン・エ・オブジェ」に出展!
 

 

 

佐賀県は、2015年9月4日から8日までの5日間、昨年9月に続き2回目となる「メゾン・エ・オブジェ」出展を行いました。注目度の高いインテリア関連品が集められたホール7の好位置に設置されたブースは、多くの来場者の注目を集めました。前回出展での経験をもとに、今回は新作を含む約100点の有田焼がブースを彩り、圧倒的なクオリティで来場者を魅了しました。数多くのバイヤーと活発な商談が交わされたほか、会期を通じてELLE DECO、Marie Claire Maison、Madam Figaroなど50以上のフランス有力メディアと、70を超える海外メディア、計130名を超えるメディア関係者がブースを訪問。「(世界中のトップインテリアが集結するホール7で) 有田焼が最も素晴らしい」「とてもアーティスティックな本物の工芸品だ」「クリスマス特集で取り上げたい」等、集大成となる来年1月の出展へ向けて高い評価を得ました。

 

これまでの集大成となる、来年1月に迎える3度目の出展では、日本を代表する3名のトップクリエイター(北野武氏、隈研吾氏、佐藤可士和氏)らとコラボレーションした意欲作の展示も予定しています。

 

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aritaepisode2_sub2.jpg130名を超えるメディア関係者がブース訪問
 

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また会期終了後には、パリ市内1区にあり日本の工芸品を集めたセレクトショップ「メゾン・ワ(maison wa)」にて展示販売も実施。
 

aritaepisode2_sub3.jpgセレクトショップ「メゾン・ワ」での展示販売
 
 

 


< 「メゾン・エ・オブジェ」出展8事業者>



aritaepisode2_sub7.jpgARITA PORCELAIN LAB
創業1804年200年以上の歴史を誇る有田最大規模の窯元「弥左ェ門窯」が門外不出の技術、数え切れない試作を繰り返し、進化した釉薬・技法を背景に、現代の感性やライフスタイルを追求した新しいスタイルの有田焼モダンブランド。
http://aritaporcelainlab.com/


 

 

 

 

 

 



 

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株式会社 カマチ陶舗
「伝統を意識したモダン」と「世界標準となる食器製作」をテーマに、「プロ仕様」として国内外の多くの有名ホテルや 3つ星、2つ星レストランで愛用される商品を展開している。有田の伝統にならい「天然陶石」を使用し、様々な伝統技法を現代的にブラッシュアップ。ハンドメイドならではの鮮やかな発色にもこだわる。
http://www.kamachi.co.jp/


 

 

 

 

 

 


 

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株式会社 キハラ
有田焼の産地商社として、見て楽しく、使って満足する器、一度使うと次に使うのが楽しみになる器をプロデュースし、時代、生活に合わせた商品を提案している。器の普遍的な形を求めて400年の伝統と斬新なデザインの出会いから生まれたKIHARAブランドを展開している。
https://e-kihara.co.jp/


 

 

 

 

 



 

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株式会社 源右衛門窯
1753年の創業から培った製陶技術と丁寧な手仕事で、常に時代のニーズと合った家庭用食器の開発に力を注ぎ器を提供してきている。器や磁器だけに捕われず異素材との組み合わせなど、独自の源右衛門スタイルを確立させている。
http://www.gen-emon.co.jp/

 

 

 

 

 

 

 



 

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224porcelain
お茶所、温泉地としても有名な佐賀県嬉野市で作られる陶磁器・肥前吉田焼にある新しい磁器のブランド「224porcelain」。有田と共に長い歴史の中で培われた技術を活かし、新しい価値観で生まれる商品が生活にアクセントを与えてくれる。
http://www.224porcelain.com/

 

 

 

 

 

 



 

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有限会社 畑萬陶苑
伊万里鍋島焼窯元として伝統の継承と、時代の変化に対応した新しいデザインを目指したブランドとして、新素材や技法の研究にも力を注ぎ、日本の伝統美と巧みの技を生かした手仕事で、他では真似のできない付加価値のある洗練されたものづくりを行っている。
http://hataman.jp/

 

 

 

 

 

 





aritaepisode2_sub13.jpg深川製磁 株式会社
1650年有田で窯に火を灯した深川家が1894年に設立した工芸会社。1900年パリ万国博覧会金賞受賞後、1910年宮内庁御用達拝命。生地、釉薬、絵具の調合から仕上げに至る迄一貫して自社内で行う稀有な工房は、有田で最多の七名の伝統工芸士を抱え、世界最高品質の陶磁器を生み出している。上品で洗練されたデザインは海外でも注目を集めている。
http://www.fukagawa-seiji.co.jp/

 

 

 

 

 



 

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有限会社 李荘窯業所
有田焼の陶祖・李三平の旧住居跡にて陶技を古伊万里の陶辺より学び、平成古伊万里の基盤を作り伝統の継承を行いながら、最先端の技術を取り入れた新しいことへの挑戦も続け時代に合った商品開発を行っている。
http://www.risogama.jp/


 

 

 

 

 

 

 

※「メゾン・エ・オブジェ」とは…
毎年1月と9月に開催。世界中から家具、装飾品、テーブルウェアなどを扱う3,000社が出展、80,000人を超える業界関係者が来場するライフスタイルのトレンド発信源の展示会。

『ARITA 400 project』や商品等の詳しい内容についてはこちらから。
http://arita400project.jp/ja/

 

 

 

 

 

 

 

 

日本初の磁器として、佐賀県が世界に誇る有田焼は、2016年(平成28年)に創業400年を迎えます。

佐賀県ではこれを機に、有田焼発展の礎となった400年の歴史を「EPISODE 1」と位置づけて区切りをつけ、新しい有田焼の物語を綴る全17プロジェクト「ARITA EPISODE 2」に取り組んでいます。

http://arita-episode2.jp/ja/
 

 

 

 

(文:インテリア情報サイト編集部-6  /  更新日:2015.10.12)

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