Thonik alphabets @ sfera kyoto

Thonik alphabets @ sfera kyoto

 

Thonik(トーニック)によるソロ・エキシビション
「Thonik alphabets @ sfera kyoto
(トーニック・アルファベッツ・アット・スフェラ・キョウト)」


建築・デザイン・アートにまつわる文化的発言の場として、あらゆる媒体によって表現される作品およびその空間を紹介している「スフェラ・エキシビション」では3/3よりオランダのグラフックデザインスタジオ、Thonikの個展が開催されます。
1993 年にNikki Gonnissen(ニッキー・ゴニッセン)、ThomasWiddershoven(トーマス・ウィデルスホーフェン)により、アムステルダムに設立されたThonik。ボイマンス・ファン・ベーニンゲン美術館(ロッテルダム)やセントラール・ミュージアム(ユトレヒト)といったオランダの主要な美術館のビジュアル・コミュニケーションをはじめ、第11 回ヴェネツィア・ビエンナーレ国際建築展のビジュアル・コミュニケーションと会場構成、オランダ社会党の政党キャンペーン等、多種多様なプロジェクトを手がけています。
緻密でありながら大胆で実験的なヴィジュアル・コミュニケーションは国際的に高い評価を受けており、オランダを代表するデザインスタジオのひとつ。日本でのプロジェクトは、2009 年9 月より1年間にわたって行われたスパイラル(株式会社ワコールアートセンター/ 東京)の25 周年キャンペーンが記憶に新しい。関西で初めての個展となる本展「Thonik alphabets @ sfera kyoto」は、これまでの活動の紹介に加え、新作のグラフィカルなテキスタイルの展示を行います。

 

 

Thonik alphabets @ sfera kyoto


2012年3月3日(土) - 4月1日(日)

OPEN:11:00~20:00 / 水曜定休
入場料:無料
会場:スフェラ・エキシビション
京都市東山区縄手通り新橋上ル西側弁財天町17 スフェラ・ビル2F


オープニングイベント:
【レクチャー】
 3 月3 日(土)15:30 開場 / 16:00 スタート
 せせらぎ すへら(スフェラ・エキシビションと同ビル内)
 要予約 / 参加費500 円
 ご予約・お問い合わせ Tel 075-532-1105 / E-mail exhibition@ricordi-sfera.com
 *スピーカーとしてThonik より、Thomas Widdershoven(トーマス・ウィデルスホーフェン)氏をお迎えします。

 


2008 年に上海美術館で行った招待展示は、Thonik にとって、美術館でグラフィック・デザインを展示することの可能性と問題点を再考するきっかけとなりました。Thonik はこの展示に際し、自身でデザインした16 枚のウールのカーペットによるインスタレーションを行いました。カーペットは、中国国内でハンドメイドで生産され、Thonik と現地の手工芸者たちとの対話を通し、制作されました。触れると暖かく、来場者の歩みをゆったりとさせるカーペットは、モニュメンタルであり、そして非常に強い存在感を放ちました。また、カーペットは、移住性を持つとも言え、その後、まるめられて世界中を旅し、ヴェネチア・ビエンナーレや東京のスパイラル、ニューヨークのDroog、そしてオランダ、ブレダのグラフィックデザインミュージアムMoti で展示されました。
今回のスフェラでの展示において、Thonik は、東京のスフェラ・ショップに初めて訪れた際の印象を表現したいと考えました。ジャーナリスト 川上典李子氏の案内で訪れたスフェラ・ショップ東京で、Nikki とThomas は、強い感銘を受けました。とりまく空気は現代的でありながら、手仕事の質の確かさは、クラシックであり、時代を問わない普遍性を携えていました。
京都のスフェラで行う展示に、カーペットは粗く感じられたため、Thonik はカーペットのコンセプトをより洗練された方法で具現化する術を模索しました。Nikki とThomas は、オランダのティルバーグにあるテキスタイル・ラボに連絡をとり、視覚的な強さだけではなく、日本的な繊細さを表現するために、伝統的なものや最先端のもの、様々な織物技術を使った実験を行いました。モチーフには、Thonik が過去10年間に様々なクライアントのためにデザインした8つのアルファベットが選ばれました。アルファベットは西洋の伝統で、「全てを言い表せるもの(everything that can be said)」の象徴です。それは、言葉と意味とを形づくるの可能性のシンボルと言えます。アルファベットはすべての単語(words)と、言語的意味のない文字の組み合わせによる単語(non-words)を表現します。この点において、スフェラでのインスタレーションは、Thonik が過去、サンフランシスコ近代美術館で行った、5000 種類の4 文字の英単語が5000 種類のナンセンスな4 文字の英単語とランダムに組み合わさる「four letr word」というインスタレーションと繋がりを持っています。
(トーニックからのメッセージ)

 

Thonikalphabet

 


Thonik
Thonik( トーニック)

1993 年にアムステルダムに設立された、グラフィック・デザインを用いたヴィジュアル・コミュニケーションを得意とするデザイン・スタジオ。意味を最小限に抑えたクリアなコンセプトを、クリーンでヴィヴィッドな色の組み合わせと、力強いデザインで伝えるのがトーニックのスタイルである。メディアの間を行き来する冒険的なコミュニケーションのアプローチや、PR キャンペーンを発展させた手法で、カルチャー・シーンのみならず、政治的、社会的、様々なフィールドで活躍している。http://www.thonik.nl
 

 

(文:制作 PR-N_PR制作部-3  /  更新日:2012.02.29)

この記事へのメンバーの評価

  
  • まだコメントがありません。

バックナンバー

Knowledge and Skill

Group Site

ページトップへ