【フォト・レポート】nendoデザインのクリスマスツリー 東京ミッドタウンで公開!

 

【旬なモノ・コト 編集部おすすめ情報】
nendoデザインのクリスマスツリー登場
東京ミッドタウンで公開!

 

 

東京ミッドタウンは、2022年11月17日(木)から12月25日(日)の期間、「MIDTOWN CHRISTMAS 2022(ミッドタウン クリスマス)」を開催。
 

・今年は“Meets Christmas”をコンセプトに、「大人も子どもも思いっきりクリスマスを楽しんでいただきたい」、そんな願いを込めて、気持ちがワクワクするクリスマスシーンをたくさんご用意しました。 >>>>

 

東京ミッドタウン館内では、デザインオフィスnendoが手掛けた光(glitter)と空気(air)をモチーフにしたクリスマス装飾がガレリアB1に登場しました。東京とミラノに拠点を持ち、建築、インテリア、プロダクト、グラフィックと多岐に渡るデザインを手掛けるnendoの代表 佐藤オオキ氏の案内で、クリスマスツリー製作の完成までのお話をご紹介していきます。
 

Newsweek誌「世界が尊敬する日本人100人」に選出され、Wallpaper誌(英)、ELLE DÉCOR 誌をはじめとする世界的なデザイン賞の数々を受賞し、昨年のTOKYO2020の聖火台デザインも担当したnendoですが、商業施設のインスタレーションの設置ははじめてとのことです。
 

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テーマに風、空気の動きを使ってクリスマスツリーを演出出来ないだろかと考えて、これを完成させました。

ツリーは約7.5メートルの高さで、真ん中に軸があってそれで416枚の星型のきらきらアルミパネルを吊るし、ゆらゆらと動くような機構になっています。

吊るすだけでは斜めになりませんので、アルミパネル416枚、一枚一枚に角度にあわせて重石をつけて調整しました。さらにアルミパネル416枚に小型のファンを一つ一つとりつけてゆらしました。また、それだけでは動かないので、パネルに小皿をつけて風を受けてゆらします。ゆらすのは風を送れば簡単にゆれますが、今度は一分くらい止まらない。そこで風で、戻ってくる風をとめる、とかなりアナログな作り方で完成させました。

動かす技術と止める技術、傾斜し続けてる技術でその3つを組み合わせで2分間の演出が出来上がりました。

と、ここまで聞いただけでもかなり苦労されて完成したのだと感じましたが、佐藤氏は東京オリンピックの聖火台と同じくらい夜も眠れないこともあって技術的なものがたいへんでした、と笑いながらおっしゃっていました。

東京ミッドタウンでは屋外で華やかなイルミネーションで人々をワクワクさせていますが、屋内はキラキラの仕方が違う落ち着くシャンパンゴールドの上品なクリスマスツリーにしました。屋外と屋内で動と静が感じられるテンションが違うクリスマスツリーです。

・【フォト・レポート】ミッドタウンクリスマス2022 光と音が織りなす華やかなイルミネーションを紹介! >>>>

 

オーナメントで装飾を施したりLEDで電飾をつけたりでなく、風でゆったりと動いているのは癒し効果があるじゃないかな、そんなデザインができるんじゃないかなと思って製作に挑んだクリスマスツリーは、苦労した甲斐があって、吹き抜けエリアからガーデンテラスまで輝きを纏ったインスタレーションとなりました。

整列していた「光の粒子」たちが次第に空中を自由に舞い、ひとつの場所に集まることで生まれた様を表現。空気と輝き キラキラした粒子優しい空気の流れを受けることで、華やかな煌めきを放ちます。

演出は2分間で、3分停止の繰り返しで、同じ演出2回と別演出1回の合計3演出が繰り返しとなっています。

1階、2階、3階と場所ごとにみえる風景が違います。是非、全階でお楽しみください。

・nendoの他の作品をみる >>>>>
 

 

【期 間】     2022年11月17日(木)~12月25日(日)
【時 間】     11:00~24:00
【場 所】      東京ミッドタウン  ガレリア館内 B1 ⇒ map
【料 金】     無料
【主催・企画】     東京ミッドタウン
【デ ザ イ ン】    nendo
※イベント時間・仕様が一部変更になる場合があります。

 

 

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東京ミッドタウンについて


東京ミッドタウンは、広大なグリーンと6つの建物からなる複合都市です。
街にはさまざまなショップやレストラン、オフィス、ホテル、緑地、美術館などの施設が集まっています。

 四季を感じるイベントで季節に寄り添い、いたるところに息づくデザイン・アートや
「TOKYO MIDTOWN AWARD」が発掘した若き才能にふれて新たな発見を。

そして街に根づくおもてなしで心が解きほぐされていく。

それらを融合させることで訪れた人に、上質で心地よい場所と時間を提供することを目指しています。
https://www.tokyo-midtown.com/jp/about/

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(文:制作_インテリア情報サイト編集部_3  /  更新日:2022.12.01)

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