【編集部おすすめコト】アートを楽しむ旅に出掛けよう。

Photo:Yoshinao Masuda


 

【編集部おすすめコト】
アートを楽しむ旅に出掛けよう。
ビエンナーレ、トリエンナーレで開催される秋の大型芸術祭

 

 

ビエンナーレ(biennale)とは、イタリア語で、2年に一度 、トリエンナーレ(triennale)も同じくイタリア語で、3年に一度 という意味で、2年に一度、3年に一度開催される大型の芸術祭を、ビエンナーレ、トリエンナーレという名称で呼ばれているものが多いです。

ビエンナーレ、トリエンナーレは世界各地で開催されており、美術作品に限らず、デザインやインテリア、建築といった分野、公募などがあります。公共空間に設置された芸術作品の「パブリックアート」や、箱根 彫刻の森美術館や札幌芸術の森の屋外の彫刻公園、霧島アートの森などの、公共の美術施設での屋外アートは年間を通して目にすることができますが、会場が何ヶ所にも分かれていて、しかもビエンナーレ、トリエンナーレ式の開催は、その時期にしか閲覧できない稀少な国際的芸術祭です。

ここでは海といのちをテーマした2つのアートフェスティバルを紹介します。

 


■ 瀬戸内国際芸術祭 2019 秋会期のご案内
   秋会期 9月28日(土)- 11月4日(月 祝)


「海の復権」をテーマに掲げる瀬戸内国際芸術祭は今年で4回目。直島の草間彌生《赤かぼちゃ》、ことでん高松築地駅付近のジュリアン・オピー《銀行家、弁護士、看護師、探偵》などこれまでに設置された作品を含め、184組のアーティストによる191作品・27イベントが展開します。

瀬戸内国際芸術祭は、瀬戸内海の島々(直島、豊島、小豆島など)でトリエンナーレ形式で3年に一度開催されている、国際的な芸術祭です。海に囲まれた離島の島々で多くのアーティストが作品を展示しています。2010年から開催されていて、開催期間が夏から秋だったものが、2013年開催時は 春・夏・秋 に分かれ、1年に渡って開催されました。開催の度に、テーマが設定したり会期を変動したりと、変化し続ける芸術祭のひとつです。


会期:春 [ふれあう春] 2019年4月26日(金) 〜 5月26日(日) 、夏 [あつまる夏] 7月19日(金) 〜 8月25日(日)
        秋 [ひろがる秋] 9月28日(土) 〜 11月4日(月)
会場:直島、豊島、女木島、男木島、小豆島、大島、犬島、沙弥島、本島、高見島、粟島、伊吹島、高松港周辺、宇野港周辺
参加アーティスト: 塩田千春、田根剛、レアンドロ・エルリッヒ、宮永愛子、越智良江、鴻池朋子、伊藤キム ほか

公式ホームページ: https://setouchi-artfest.jp/


 

 

■ リボーンアート・フェスティバル
    会期:2019年8月3日(土) - 9月29日(日)

2017年に続き、2回目の開催となるリボーンアート・フェスティバルは 2019年8月3日(土) - 9月29日(日)まで開催します。これからの自分に、出会う旅。リボーンアート・フェスティバルは、宮城県の牡鹿(おしか)半島と石巻市街地を主な舞台とした、「アート」「音楽」「食」を楽しむことのできるお祭りです。


2回目となる2019年は、網地島を含む7つのエリアで7組のキュレーターが多様な作家たちと『いのちのてざわり』に思いを馳せながら、作品をつくります。今、生まれ変わろうとしているこの場所だからこそ、他では出会うことのない価値観や人に出会うことができる。今まで出会うことのなかった自分にさえ、出会うことができるかもしれません。


Reborn-Art Festivalとは、「アート」「音楽」「食」を楽しむことのできる新しいお祭りです。このお祭りでは、石巻中心市街地と牡鹿半島にて、国内外の現代アーティストたちの作り上げた作品が地元の方々の協力のもと展示され、さまざまなスタイルの音楽イベントが開催され、さらには、地元の食材を使ったここでしか味わえない食事をいただくことができます。
今、生まれ変わろうとしている東北だからこそ、他では出会うことのない価値観や人に出会うことができる。今まで出会うことのなかった自分にさえ、出会うことができるかもしれない。「Reborn-Art」とは、東北の再生を指すだけでなく、参加する人それぞれの「Reborn」を願うお祭りです。

小林武史や和多利恵津子をはじめ、名和晃平、島袋道浩らアーティストを含む複数のキュレーターが指揮をとります。

【開催概要】
会期:2019年8月3日(土) - 9月29日(日)
      ※水曜日休祭
時間:平日10:00-16:00 土日祝10:00-17:00
会場:石巻中心市街地 牡鹿半島 網地島、松島湾 (宮城県石巻市、塩竈市、東松島市、松島町、女川町)

公式ホームページ: https://www.reborn-art-fes.jp/

 

瀬戸内国際芸術祭2016の来場者数が100万人超と大成功に終わり、日本で最も有名な芸術祭となりました。この地方創生の取り組みは地方活性化へと繋がりました。

文化先進国を目指す日本としては、これにより、芸術全体が人々に親しみやすく、芸術との距離を縮めることに成功したのではないでしょうか。空間や場所の歴史、自然の様相、地形など様々な要素で、多くの人が気軽に芸術に触れる機会が自然になることはすばらしいことで、空間そのものをアート作品へと昇華させていくようなプロジェクトは、これからも必要です。

これから、アートを鑑賞するにはすばらしい季節です。遠くに出掛けて鑑賞するのも良し、近くのギャラリーで鑑賞するのも良し。この秋は是非たくさんのアートに触れてみてください。

 

 

(文:インテリア情報サイト編集部-2  /  更新日:2019.08.26)

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