Karimoku Case Studyの「ブルーボトルコーヒー みなとみらいカフェ」

 

 

 

Karimoku Case Study
THE MINATOMIRAI PROJECT
ブルーボトルコーヒー みなとみらいカフェ

 



芦沢啓治建築設計事務所とKarimoku Case Study のデザインディレクターを務めるノーム・アーキテクツが協働し作り上げた空間には、Karimoku Case Study の家具が整然と配置されています。THE MINATOMIRAI PROJECT「ブルーボトルコーヒー みなとみらいカフェ」でもそれらが生かされ、開放的な空間の中に落ち着きを醸し出しています。

みなとみらいコレクションは、横浜のみなとみらいにある「ブルーボトルコーヒー みなとみらいカフェ」に備え付けられることを想定し作られています。ランドスケープ、カフェの空間設計、そして家具のディティールに至るまでを一つの体験と考えるデザインアプローチを取ることにより、周囲の景観とのハーモニーを奏でる家具とカフェ空間に仕上がりました。


 

・Karimoku Case Study
https://www.karimoku-casestudy.com/jp/


・THE MINATOMIRAI PROJECT
https://www.karimoku-casestudy.com/jp/case_studies/minatomirai-cafe/

 


公園に隣接し、ガラス張りの開放的な空間と曲線や木の素材使いによる柔らかさが心地よいブルーボトルコーヒー みなとみらいカフェ。カフェ全体のデザインは芦沢啓治建築設計事務所が担当し、カフェを構成する要素としてテイラーメイドの木製インテリアと家具が制作されました。テーブルやチェアなどの家具は、ノーム・アーキテクツと協働でデザインされたもので、その一部がカリモクケーススタディのコレクションを構成しています。

 

THE MINATOMIRAI PROJECT 「ブルーボトルコーヒー みなとみらいカフェ」


「ブルーボトルコーヒー みなとみらいカフェでは、木をメイン素材とすることで、公園にある大きな木の木陰のような、温かくウェルカムな空間づくりを目指しました。 ランドスケープと一体になりながら、且つどこから見ても公園の中心になるようなお店は、インダストリアルな質感の中に木の温もりを感じられることでしょう。」芦沢 啓治

 

「ブルーボトルコーヒーのカフェを訪れると、独自の活気が感じられます。それはインダストリアルな硬い質感と、クラフト感のある居心地の良い温かな空気とが混ざって生まれているものだと思いました。このバランスの取れたコントラストは、私たちがデザインの中で心がけている要素と一致しています。」ノー ム ・ アーキテクツ

 

「カリモク家具は機械加工技術と職人の技を融合させる「ハイテク&ハイタッチ」という独自のコンセプトに焦点を当てており、製品化された全ての家具にその精神を見出すことができます。木製家具をつくる上で、私たちにとって最高のパートナーだと考えています。」ノー ム・アーキテクツ
 

「今回カフェのデザインをするにあたり、木製の家具作りに1940年から真摯に取り組んでいるカリモク家具が自然と浮かび、お互いの取り組みを尊敬し合い理解できているノーム・アーキテクツとチームとして共に今回のコレクションを作り上げました。」芦沢 啓治
 

 

《 A SENSE OF SERENITY
カリモクケーススタディは、日本を拠点に設立されたライフスタイルブランドです。静謐な美への敬愛、素材の豊かな表現、時間に左右されない魅力に対する共通した価値観がプロジェクトを通じて世界中の建築家の手により具現化されました。ケーススタディの各コレクションはそのコンテンポラリーな魅力を空間にもたらし、背景にある物語を伝えます。それぞれの建築家は、各コレクションに建築という枠組みから特定のニーズや構造を思考し、空間内のインテリアやオブジェクトをデザインするアプローチをとります。外観を主眼としたものとは異なったアプローチは、スタイルやセッティングに一貫性を生み出します。

カリモクケーススタディでは、素材そのものに秘められた豊かな側面と、経年により増していく美しさを活かし、細部にまでコンセプトを感じさせる、時代を超えて愛されるブランドを目指します。


・卓越したクラフトマンシップ
日本を代表する木製家具メーカー、カリモクの木に対する深い造詣や愛情は、製造手法と細部への配慮に裏打ちされています。カリモク独自のスキルと生産能力により、建築家はコレクションに最高品質の素材を積極的に採用でき、結果として、長年にわたり高品質を維持できるデザインを実現できます。

・ワークショップ
プロジェクトの初期的段階において、愛知県内のカリモクの施設に建築家を招き、ワークショップを開催しました。ワークショップではカリモクの歴史と生産能力についての知識を深め、コラボレーションの可能性を探っていくことに焦点を置きました。建築家とメーカーが時間を共有し、背景にある物語を共に模索することで、家具ブランドとしての将来像やコンセプトの探究を行いました。

・文化的つながり
デンマークと日本両国の相互的な敬意から生まれたカリモクケーススタディには、両国のデザインの伝統に明白に息づく自然とのつながりが感じられます。現在、都市生活者の間では、天然の素材で作られた環境に囲まれた、感性を刺激する空間としての自宅に対するニーズが高まっています。これは自然とのつながりを再び持ちたいという願望を反映しています。カリモクケーススタディでは自宅に、良質で自然を感じさせるカリモクデザインを採用することで、シンプルかつ効果的に生活の質を高めることができると考えています。

将来的には世界各国の建築スタジオと、住居以外にも事務所や公共空間などのカテゴリーにおいてもコラボレーションする予定ですが、その場合においてもコンテンポラリーなデザインブランドとして、私たちは、ユーザーを第一に考えた、人間中心のデザインを作ることを目指します。これは、トレンドに左右されることへのささやかな抵抗でもあります。色褪せない自然の営みから学び、時代を超える美しさが息づく素材のみで作り上げていきます。


カリモク
カリモクの起源は、創業者の加藤正平が長年続く材木屋を引き継ぎ、愛知県刈谷市で小さな木工所を始めた1940年に遡ります。様々な木製品を生産することで技術を磨き、1960年代に入ると、自社製の木製家具の販売を開始しました。高度な機械の技術と職人の技を融合させる「ハイテク&ハイタッチ」という製造コンセプトを掲げて木材生産分野における土台を作りあげ、日本を代表する木製家具メーカーへと成長しました。家具作りに対するカリモクの姿勢は広く知られるようになり、1972年、カリモクは木製家具メーカーの国内販売で日本トップとなりました。カリモクブランドは上質な家具と信頼できるデザインとして定着し、その評判は今日もしっかりと根付いています。カリモクが目指すのは、一生涯にわたるパートナーとして愛されるような家具作りです。製造からマーケティングに至るまで、包括的なシステムを持つ家具メーカーとして、カリモクはその技術力と独創力を発揮しながら、高品質な家具作りを続けています。
https://www.karimoku.co.jp/

 

 

 

(文:制作 PR-B_PR制作部-3  /  更新日:2021.06.08)

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