DIESEL SHIBUYA インスタレーション「Spontaneous - 自然発生的 -」

Spontaneous - 自然発生的 -

DIESEL HOME COLLECTION INSTALLATION PROJECT

Spontaneous - 自然発生的 -

 

ディーゼルの世界観を体感できる世界で唯一のコンセプトストアDIESEL SHIBUYAでは毎年、建築家や空間デザイナーを起用し、アーティストの自由な発想でホームコレクションエリアの空間を演出しています。この度、第5弾となるあたらしいインスタレーションを建築家の大久保博夫が担当し、「Spontaneous(自然発生的)」をテーマにした段差や起伏のある動きのある空間が完成しました。今までにないDIESEL HOME COLLECTIONとのシナジーを感じて頂けると思いますので、是非足をお運び頂ください。

 

 

CONCEPT

人はなぜか、表にいて歩き疲れたとき、誰かと語りあいたいとき、段差や起伏のある場所を知らず知らず探すことがある。広場やアパートメントへとつづく階段、河川敷の土手。ベンチではないどこか。まるで、そこにおさまることが心地よいことを無意識に知っているかのように。
ひるがえって住居ではどうか。窓枠になにげなく置かれた鉢植え。二段ベッドの階段にきちんと並べられたおもちゃ。階段に座って電話で話すひととき。人は家のなかでも段差や起伏のある場所を見つけると自然と何かを当てはめる行為に及ぶ。それぞれの物に定められた置き場所や収納場所があるにもかかわらず、そこにあることがなぜか心地よく、なぜかしっくりとくる。
こうして「自然発生的=Spontaneous」にかたち造られる、ものにとってもふさわしい場所が生まれる仕掛けを、段差を用いて表現し、それぞれの物体が持つ自発的な存在場所を創出する。本展示では、3つの空間を段差で仕切るとともに、それぞれの空間へはスイッチルームとなる階段室からアプローチする設計。壁面にはアトランダムに組んだ起伏状の棚を設置し、その空間に一見ラフに置かれた今のライフスタイルを象徴するHOME COLLECTION の数々を置くことで、「型にはまらない住まい」の日常を発見してもらいたい。

 

 

展覧会概要

タイトル: Spontaneous(スポンテニアス)-自然発生的-
アーティスト: 大久保博夫/CHOP+ARCHI 建築設計事務所
会場: DIESEL SHIBUYA(東京都渋谷区渋谷1-23-16cocoti B1F)
会期: 2015年2月28日 ~ 2016年2月14日
詳細: www.diesel.co.jp/art

 

ABOUT

大久保博夫(おおくぼ ひろお)

建築家 / CHOP+ARCHI 建築設計事務所代表。1971年東京生まれ。家具デザイン、プロダクトデザインを学んだのち、建築設計事務所設立。住宅建築や商業建築をはじめ、ショップデザイン、広告、オリジナルの家具やプロダクトのデザインなど幅広いデザイン活動を展開している。

www.chopweb.com

 

(文:インテリア情報サイト編集部-1  /  更新日:2015.03.19)

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