建築家・坂 茂 × more trees 被災地支援から生まれた「テーブル」販売開始

 

建築家・坂 茂 × more trees
被災地支援から生まれた「テーブル」販売開始!

 

more treesは、国内外の様々な地域で被災地支援に取組んできた建築家・坂 茂氏が2016年4月に起きた熊本地震への支援の一環として製作した「テーブル」の販売を開始します。
 

more treesは2011年3月に発生した東日本大震災の復興支援活動の一環として、それまでmore treesとともに国内の森づくりを進めてきたLouis Vuittonのご支援により、東北地方を産地とするスギ材を使った木製テーブルの製作を行い、宮城県女川町をはじめ被災地の仮設住宅へ配布しました。その際、デザインを手掛けていただいたのが、長年にわたり災害支援プロジェクトに数多く携わってきた坂 茂氏でした。
 

東日本大震災から5年の月日が流れた2016年4月、熊本の地を震度7の大地震が襲いました。被災地の仮設住宅への支援として、坂氏は再び地域産材を使ったテーブルの製作を企画。「more treesの森」がある熊本県小国町のスギ材で作ったテーブルは、坂氏が設計を手掛けた熊本県御船町の木造仮設住宅へ配布されました。

このテーブルを通じて被災地の復興を願うとともに、国産材活用の気運を盛り上げようと、この度、more treesのプロダクトとして広く一般の方へ販売することになりました。

 

 

「more treesの森」のある熊本県小国町の小国町森林組合と協力し、町の特産である小国杉を使って作られた「テーブル」は、紙管によって脚の長さを調整することができ、ローテーブルとしてだけでなくダイニングテーブルなどとしてもご使用いただけます。

 

 

「テーブル」ができるまでのストーリーはこちらから

http://more-trees-design.jp/project/table/

 

 

商品の売上の一部は、坂氏が代表を務めるNPOボランタリー・アーキテクツ・ネットワーク(VAN)の活動と、more treesの森づくり活動に活用されます。

初回版限定プレート(※写真はイメージ)

50台限定で販売される初回版は、坂 茂氏とmore trees代表・坂本龍一のサイン入りスペシャルプレート付きです。またプレートにはエディションナンバーも入り、同じものは二つと存在しません。

※通常版の「テーブル」には、サインなしタイプのプレートが付きます。

 

 

坂 茂/Shigeru Ban(建築家)
1957年東京生まれ。85年坂茂建築設計を設立。災害支援活動団体 ボランタリー・アーキテクツ・ネットワーク (VAN)を設立し、国内外の大規模災害の避難所や仮設住宅において住環境の改善に取組む。熊本地震においては、紙管を利用した約2000ユニットの間仕切りを各地の避難所へ設置したほか、仮設住宅へ県産材を活用したテーブルの無償提供を行った。

 

【商品概要】
品  名:テーブル
デザイン:坂 茂/Shigeru Ban(建築家)
素  材:小国杉(熊本県小国町)
価  格:68,000円 (税別)
http://more-trees-design.jp/project/table/

 

 

 

 

more trees

more trees(モア・トゥリーズ)は、「もっと木を」というコンセプトのもと、音楽家の坂本龍一を代表に設立された森林保全団体です。「都市と森をつなぐ」をキーワードに、国内外で森づくりを推進し、森の持つ多面的な機能の回復を目指しています。国産材などの様々な「森のめぐみ」を活用した商品やサービス、体験ツアーなどを企画・展開することで都市と森、山村との交流に努めています。人工林が危機的状態にある日本国内では間伐を促進し、急速に森林が減少している海外では植林を行っています。

http://www.more-trees.org/

 

 

 

 

(文:インテリア情報サイト編集部-1  /  更新日:2017.04.24)

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