日本の伝統的工芸品 甲州印伝 新ブランド「obudo」がメゾン・エ・オブジェ・パリでデビュー

 

 



インテリア業界のパリコレ「メゾン・エ・オブジェ・パリ」でデビューした
日本の伝統的工芸品、「甲州印伝」からの新ブランド「obudo(オブド)」
日本デビューで発売開始

 

 

 

 

2023年1月19日(木)~ 23日(月)の期間、パリで開催のインテリア業界のパリコレ「メゾン・エ・オブジェ・パリ」に初出展でパリデビューした『有限会社 印傳の山本』の、甲州印伝の伝統を守りながら新しい印伝作りに挑戦する新ブランド「obudo(オブド)」は日本で発売開始しました。

これまでの印伝とは違った新たな印伝のオリジナルパターン、現代のデジタルツールやライフスタイルにマッチするアイテムを展開します。

 

「obudo(オブド)」
URL:http://www.yamamoto-inden.com/

 

~甲州印伝~
甲州印伝とは、山梨県甲府市を中心に発展した鹿革に型紙と呼ばれる微細なパターンを手加工で彫った和紙を敷き、日本伝統の自然塗料である漆によるパターンを着色加工した300年以上の歴史をもつ日本の伝統的工芸品です。鹿の革をなめし、染色する技術、微細なパターンを表現する型紙をつくる技術、湿気で乾く天然塗料の漆精製の技術、縫製や製品加工の技術といくつもの日本の伝統技が集結したものが本物のメイドインジャパンと言えます。1975年に山梨県内数社で甲府印傳商工業協同組合を設立、1987年には甲州印伝は日本の伝統的工芸品として認定されました。

 

 

【ABOUT obudo】

アニマルフリーでありながら革以上の耐久性とサスティナブルな素材、植物から生まれた革「ウルトラスエード」を採用。葡萄や梨、りんご、桃などのフルーツからのインスパイアされる自然のテーマをブランドに込め、新たな印伝の模様を提案。


obudo(オブド)は甲州印伝の伝統を守りながら新しい印伝作りに挑戦する印伝の山本の新しいブランドです。山梨を代表する美しい景色、山や畑、豊かな水をたたえる川、自然の恵みから生まれる美味しい葡萄や梨、りんご、桃などのフルーツからのインスパイアされる自然のテーマをブランドに込め、新たな印伝の模様を提案します。現代のデジタルツールやライフスタイルにマッチするアイテムを展開します。

素材には、従来の印伝に使用されている動物革ではなく、植物から生まれた革「ウルトラスエード」を採用しています。鹿革ような風合いや柔軟さがあります。同じく木から生まれた自然の塗料である漆を使用し、アニマルフリーでありながら革以上の耐久性とサスティナブルな素材で新しい印伝を表現します。

 

 

《obudoオリジナルパターン》

waterdrop(ウォータードロップ)


豊かな雨がもたらす自然の恵み、甲府は葡萄や桃、梨やりんごなど特別に美味しいフルーツの産地としてしられている。山梨の甲府を流れる豊かな川や雨を表現したウォータードロップパターン

 

cracs(クラックス)


フルーツや米、収穫のあとの畑に現れる自然のひび割れのパターン。

 

crystal(クリスタル)


上空からみた甲府は様々な畑で構成されている。それぞれの畑の作物の違いで異なるパターンを見せてくれる。甲州は水晶(クリスタル)の産地としても江戸時代には有名であった。現在はアクセサリーの製作する工房が多いことでも知られている。畑のパターンはクリスタルのように様々な表情をみせてくれる。

 

cell(セル)


ワイン用の葡萄から食用のフルーツとしての葡萄など山梨で有名な多くの種類の葡萄は球体の集合で隙間を作りながら成長していく。重なりあった葡萄の丸みと有機的な美しさを隙間と立体的なドットのグラデーションパターンで表現している。

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

obudo ブランドデザイン ディレクション


有限会社クルツ 代表取締役 島村 卓実 プロダクトデザイナー

PDA から車、バス、建築、家具など幅広いデザインを手がける。間伐材デザイン「monacca」はMoMA(ニューヨーク近代美術館)での販売をはじめ各国のデザイン展示会にも積極的に参加することで世界市場での販売に成功を収めた。グッドデザイン受賞多数あり。インテリアライフスタイル展 エルデコ賞受賞、インテリアライフスタイル展日本デザインコンサルタント賞受賞、日本流行色協会(JAFCA)オートカラーアウォード審査員。

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

■ 展開アイテム 

▼ Strap clasp pouch(W135xH200xD35mm)

 
フルーツをイメージしたラウンドシェイプで、スマートフォンや財布など小物をいれて持ち歩くのに最適ながま口スタイルのポーチです。付属のストラップで肩から下げることができます。ファスナーポケット付。

 

▼ Strap pouch(W121xH206xD25mm)

 
フルーツをイメージしたラウンドシェイプで、スマートフォンや財布など小物をいれて持ち歩くのに最適なポーチです。ストラップで肩から下げることができます。

 

▼ Clasp pouch(W125xH136xD20mm)


フルーツをイメージしたラウンドシェイプで、多様な小物が収納できる小型ポーチです。化粧品入れや財布として使うほか、ワイヤレスイヤフォンや充電ケーブルの収納に向いています。

 

▼ Clasp hexagon purse(W152xH100xD42mm)


蜂の巣をイメージしたヘキサゴンデザインの日常の小物をいれておける小型ポーチです。化粧品入れや財布として使うほか、ワイヤレスイヤフォンや充電ケーブルの収納に向いています。


▼ Eyewear case (W80xH192xD55mm)

 
フルーツをイメージしたラウンドシェイプで、多様な小物が収納できる小型ポーチです。サングラスやコーム、リップなどの化粧道具入れとしてお使いください。

 

▼ Coin case(W80xH125xD50mm)

 
フルーツをイメージしたラウンドシェイプデザイン。小銭など小物を入れとしてお使いください。

 

▼ Multi belt(W300xH147xD45mm)

 
丸型、三角、四角のフルーツをイメージしたデザイン。ポーチをベルトに通すことで斜め掛けにしたり、ポーチ同士を連結してヒップバックとしてお使いいただけます。

 

▼ Card case W120×H43×D10mm

 

 

▼ Key case W65×H114×D110mm

 

 

 

 

【印伝の山本】

印伝の山本は1955年創業。先先代からの技術を受け継ぎ伝統工芸士である山本裕輔が甲州印伝の伝統を守りながら、ゲーム会社とのコラボレーションを皮切りとしたアニメ、漫画、ブランドなどとのコラボレーションを積極的に展開。会社の代表としてまた職人としてコンテンポラリーな文様の印伝などクリエイターとのコラボレーションでこれまでにない新しい印伝の製作に携わっています。毎年数々の伝統的工芸コンクールで賞に輝き2016年にはトヨタ主催するレクサスTAKUMIプロジェクトに山梨代表として選ばれ製品の素晴らしさ、印伝技術の高さを証明しています。1996年には山本誠が甲州印伝 伝統工芸士(総合部門)の称号を取得し、2018年には現社長 山本裕輔が同称号を22年ぶりに取得。現在総合部門では国内唯一の伝統工芸士です。

 

 

■山本 裕輔(やまもと ゆうすけ)
昭和57年生まれ。古くからの伝統技術を継承しながら新しい甲州印伝を伝承するべく日々修行している。2018年 甲州印伝 伝統工芸士(総合部門)No.507802 称号取得

【実績】
(財)伝統的工芸品産業振興協会主催第31回全国伝統的工芸品コンクール 入選「陽陰の桜」以後、第33回・34回全国伝統的工芸品コンクールにおいても新作が入選。
2015年「合切袋」が日本が誇るべき優れた地方産品「Wonder500」に選定
2016年「レクサスニュー匠プロジェクト」にて山梨県代表として参加
2017年「平成29年度 全国伝統的工芸品公募展」にて『日本伝統工芸士会会長賞』 受賞
2018年「平成30年度 全国伝統的工芸品公募展」にて『全国中小企業団体中央会会長賞』 受賞
2020年「第19回 関東伝統工芸士会作品コンクール」にて『関東伝統工芸士会長賞』受賞
2020年「第45回 全国伝統的工芸品公募展」にて『若手奨励賞』 受賞
2022年「第20回 関東伝統工芸士会作品コンクール」にて『関東伝統工芸士会長賞』受賞
携帯ゲーム会社「コロプラ」との提携によるコラボ商品の企画・製作をきっかけに数々のゲーム・アニメなどのコラボ商品を開発し、新たな客層へのアプローチに成功した。

【メディア出演】
NHK、テレビ東京、YBS、読売新聞、山梨日日新聞など各メディアに出演。自身が企画・製造した新作「風林火山」や「陽陰の桜」などが取り上げられる。その他県内教育機関や団体などで甲州印伝に関する歴史講演なども開催し、広く甲州印伝の知名度を上げるべく活動している。

 

【店舗概要】
印傳の山本(いんでんのやまもと)
所在地:〒400-0862 山梨県甲府市朝気3-8-4 ⇒ map
営業時間:(平日)09:00〜18:30、
               (土)10:00〜18:00
定休日:日曜・祝祭日
TEL:055-233-1942
FAX:055-228-3922
URL:http://www.yamamoto-inden.com/

 

 

 

 

(文:制作 PR-C_PR制作部-5  /  更新日:2023.01.20)

この記事へのメンバーの評価

  
  • まだコメントがありません。

バックナンバー

Knowledge and Skill

Group Site

ページトップへ