インテリアの知識 ウィンドートリートメントvol.2

 

お店や住空間、ホテル、公共の施設など、インテリアのプロフェッショナルが作り上げる空間は、華やかさや安らぎ、そして居心地の良さを感じることができ、心を豊かにしてくれます。ここではそのインテリアのプロフェッショナルを目指す人のための『インテリアの基礎知識』をご紹介します。

ウィンドートリートメントは、カーテンやブラインドのような窓周りの装飾全般のことをいいます。インテリアスタイルを決定づける要素として大きな役割を担うとともに、様々な機能も持っています。

第2回目は、カーテンの部位と名称についてです。
ひとくちに「カーテン」といっても、様々な部位で成り立っています。

各部位の詳細については、次回以降に触れていきますので、今回は名称と役割についてご紹介します。

 

 

 

【①カーテンレール】
カーテンを取りつけるためのレールです。シングルレール、ダブルレールなどがあります。






【②バランス】
上飾りとも呼ばれます。バランスは古いヨーロッパスタイルのカーテンの下部の重々しさに対して、上部にバランスをもたせるための上飾りとして発生したものです。現在はあくまでも装飾として最初から計算された上で取り付けられるようになりました。




【③プリーツ(ひだ)】
カーテン面に陰影を作り出すことによって面に厚みと深さを与え、明暗の繰り返しで面の表情を豊かにします。







【 ④フリンジ・⑩トリム】
カーテン、バランス、タッセルの縁飾りとして使います。トラディッショナルでエレガントな雰囲気を演出します。




 


【⑤カーテンホルダー】 
カーテン布を引っかけるものです。装飾的で、カーテンレールとコーディネートをすることが多いです。

 

 

 

【⑥ウェイトテープ・⑦カーテンウェイト】
美しいドレープを出すために、カーテンの両サイドの取り付けるおもりです。

ウェイトテープは、鎖状になっていて、レースのすそ全体に使われることが多く、美しいドレープラインを演出します。


 

【 ⑧タッセル】
カーテンを開いたときに、カーテンの下部をまとめるために使うバンドです。
カーテンの装飾ポイントともなる部分で、カーテンを開いている時のスタイルを決めるものとして重要です。













【⑨ふさかけ】
カーテンを束ねる時のタッセルをひっかけるフックです。






 


 

※画像提供(五十音順)




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(文:インテリア情報サイト編集部-2  /  更新日:2013.08.05)

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