リノベーション体験記vol.16―いよいよ完成間近 中古住宅購入から完成まで

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中古住宅購入から完成まで
リノベーション体験記vol.16―いよいよ完成間近
工事が遅れた原因は・・・・・


 

 

築25年のマンションを購入したインテリア情報サイトのスタッフ、K一家の新居のリノベーション。はじめての打ち合わせから約5ヶ月半、少しずつ家の完成が見えてきました。

 

# 中古住宅購入から完成まで リノベーション体験記 vol.1~17 

 

【2/22 現場打ち合わせ】

前回の打ち合わせから2週間弱。愛しの新居もだいぶ家らしくなってきているのでは!?と、期待して訪れてみたのですが…。

「あれ?前とあんまり変わってないような…」
イメージしていたよりも工事が進んでいない印象を受けてしまって、なんだか肩透かしを食らった気分に。
 

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実はこの日の少し前に、立て続けに2度もの大雪に見舞われたのです。そのため遠方に住む職人さんが来られなくなったり、資材を運べなくなったりなどで工事の進行が止まってしまったのでした。
また、約1ヶ月後(2014年4月)に消費税の3%引き上げが待っていたため、その前の駆け込み需要で職人さんの確保が難しくなったことも、遅れの原因だったようです。

とにかく、3月初旬ごろの予定だった竣工は遅れ、3/25頃に。引越も延期することになってしまいました。

 

このことで、ひとつ心配ごとができてしまいました。お金のことです。
リノベーションの代金の支払いの時、よほど小規模な工事でないかぎり一括で払うことはあまりありません。通常は契約時、工事途中、竣工時の3回くらいに分けて支払います。わが家の場合はもう少し細かく、設計料と施工代金はべつべつに、それぞれ3回に分けて振込で支払っていました。

もし工期がさらに遅れて4月にずれ込んだりしたら、すでに支払った分はいいけれど、まだの分については消費税の3%アップした分が上乗せされてしまうのか…?と心配になったのです。
M先生が施工会社に「必ず3月中に竣工してほしい」とあらためて依頼し、「はじめに3月中に竣工というプランでお話しているので、災害などで工期が遅れた場合を除き、消費税アップ分を請求することはありません」と確約してくれてようやく安心できたのでした。

 

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【3/15 現場打ち合わせ】

その後、忙しくてなかなか現場へ行けない日が続きました。3週間ほど経ってやっと訪れてみたところ、木工事が終わり、壁の塗装と建具(引き戸)の施工工事が進んでいました。

 

rinobe16_image2.jpg壁については、既存の壁紙をはがさずその上に直接塗料を塗って、模様の雰囲気をある程度活かした仕上がりにしましょう、ということになっていました。


この家は築25年とやや古く、2回ほど住人が変わっているので、壁紙は何回か張り替えていることが予想できたからです。これ以上はがすと下地の石膏ボードを傷める恐れがあり、そうなればコストも上がってしまうから、というのが主な理由でした。

この日見せてもらったところ、石目調の凹凸模様があまりにもはっきり残っていて少しうるさいかも…という印象。模様がほんのり浮き上がって見える程度、という私のイメージとはかなり違ったものでした。

使っている塗料はあまり厚く塗るとヒビが入ってしまうということで、完全に模様を消すことはできません。それでもできる限り重ね塗りをして、もう少し模様の存在感を消してほしいとお願いしました。

 

 

 

 

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和室は新設したクローゼットが出来上がっていました。中は3つに分かれていて、この中に私と子供の服やバッグ、布団、こどものおもちゃ、その他いろいろと収納します。内部に棚など造りつけるようなことはあまりせず、衣類ケースやホームセンターで買った棚などをフル活用する予定。毎日のスムーズな暮らしのために、なくてはならない収納スペースになりました。

このクローゼットのために和室が狭くなる(奥行き180センチほど)、ということは頭では分かっていたし、イメージもしているつもりでした。けれどいざ実物を見てみると…思った以上に狭いな、という印象。
それでもわたしはこの隠れ家のような狭さをひと目見て気に入ったのですが、夫はとてもショックを受けた様子。
「収納を優先したせいで狭苦しい和室になった」
「隣の自分の部屋が狭くなってもいいから、和室はきちんと6畳欲しかったのに。はじめにもっときちんと説明してよ」
と、私に対してかなり腹を立てていました。

 

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キッチンは上部の吊り戸棚を全部作り替え、下部のキャビネットは雰囲気を明るくするために、扉表面にグレーの布目調のシートを貼りました(目的や経緯など、詳しくはvol.13、vol.14に書いています)。

 

 

3/15以降はこちらの都合で施工中の現場に足を運べなかったため、M先生にお願いして、写真つきの報告書を送って頂くことにしました。

木工事が終わったあとは比較的順調に、整然と工事が進んでいきました。
和室に畳を敷き、障子紙を張り替え、玄関の下足入れと間接照明を完成させ、壁の塗料は私の要望を受けてもう1回塗り重ね、2つある個室の壁には白いクロスを貼る。洗面所とトイレにもビニールクロスを貼り、サッシの枠を白の三分ツヤ(若干ツヤが出る程度の仕上)に塗り直し、部屋に照明器具をつけて、新しく何カ所かにコンセントを増設して…
そして、ようやく家の完成が見えてきました。

 

次回、この記事もいよいよ最終回です。1回目の打ち合わせから約5ヶ月半、ついにリノベーションが完成しました。どんな家になったのでしょうか…?

 

 

 

 

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(文:制作_インテリア情報サイト編集部-1  /  更新日:2015.08.30)

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