【カール・ハンセン&サン】ミラノデザインウィークで新作家具を発表

 

 

Milan Design Week 2023 Report
CARL HANSEN & SØN
(カール・ハンセン&サン)
建築家ヴィルヘルム・ラウリッツェンなどによる新作を発表

 

 

デンマークの家具メーカー  CARL HANSEN & SØN(カール・ハンセン&サン)は、2023年4月のミラノデザインウィーク期間中(2023年4月18日~23日)に、ミラノ市内のフラッグシップ・ストアで新作を発表いたしました。


Vilhelm Lauritzen(ヴィルヘルム・ラウリッツェン)がデザインしたチェアをはじめて製品化し発表したほか、Alfred Homann(アルフレッド・ホーマン)によるアウトドアシリーズなどを発表。

 


 
 

発表された新作ラインアップ 
Vilhelm Lauritzen(ヴィルヘルム・ラウリッツェン)による「VLA61 MONARCH チェア」
デンマークが誇る建築家ヴィルヘルム・ラウリッツェン(1894 -1984)が、1944年にある建築プロジェクトのために、当時10脚のみ製作した素晴らしいチェアを製品化し、お披露目しました。1944年の建築は実現せず、これまで世界中のオークションで高嶺の花とされた希少なコレクターズアイテムが、より多くの人々に愛用していただけるようになります。日本では、2023年秋から冬にかけて販売をスタートする予定です。



VLA61 モナークチェア(VLA61 Monarch チェア)は、生涯を通して蝶に強い関心を持ち、研究にいそしんだヴィルヘルム・ラウリッツェンへのオマージュを込め、モナークバタフライ (アゲハチョウ) にちなんで名付けられました。ゆったりと座り心地の良い座面、湾曲するアームレスト、オーガニックなティアドロップ形のバーの曲線。そこには、軽快かつ豊かな芸術的表現があります。小さく真鍮を施した脚部や手作業で磨かれた接合部などのディテールには、ラウリッツェンの一貫したデザインの特徴が表れています。多くのパーツが美しい湾曲を描く本製品は、カール・ハンセン&サンのように経験豊富な家具メーカーにとっても、複雑で時間のかかる作業で、Vilhelm Lauritzen Architectsとの協業のもと製品化を実現しました。

 

 

Alfred Homann(アルフレッド・ホーマン)による「AH アウトドア シリーズ」
2023年2月、ストックホルムファニチャーフェアで発表された、精緻なデザインとソフトなディテールを組み合わせ、多用途でスタッキングが可能なアウトドアコレクションです。日本では2023年3月より展開しています。


 

 


Carl Hansen & Søn Flagship Store
Address:Foro Buonaparte 18/a, Via Arco 4

 

 

カール・ハンセン&サンについて

カール・ハンセン&サンは創業110年を超える歴史のあるデンマーク家具メーカー。ハンス J. ウェグナーの家具を最も数多く製作するメーカーとして知られています。また、ボーエ・モーエンセン、アルネ・ヤコブセン、オーレ・ヴァンシャー、コーア・クリント、ポール・ケアホルム、モーエンス・コッホ、フリッツ・へニングセン、安藤忠雄、ボーディル・ケア、そして、EOOSといった世界的に知られたデザイナーの家具の製作にも着手、すべての製品をデンマーク国内で製作しています。カール・ハンセン&サンのコレクションは、直営店のフラッグシップ・ストアおよび一流ディーラーを通して世界各国で販売されています。
www.carlhansen.com

 

(文:制作 PR-B_PR制作部-3  /  更新日:2023.05.16)

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