「Lake of Grace #004 <DEAR T.I.>」東京白金と滋賀県琵琶湖で同時開催

 

 

Lake of Grace #004 <DEAR T.I.>
東京白金『OUR FAVOURITE SHOP』と
『セトレマリーナびわ湖』にて
二会場同時開催

 

 

白金にあるKIGIのお店『OUR FAVOURITE SHOP』にて2020年11月6日(金)-11月29日(日)の期間、「Lake of Grace #004 <DEAR T.I.>」を開催します。また、こちらのイベントは滋賀県の『セトレマリーナびわ湖』 と2会場同時開催となります。


 

2014年にKIGIと滋賀の職人達とで立ち上げた、プロダクトブランド「KIKOF」。

第一弾として製作した陶器の器は、これまでの信楽焼きの概念を覆すフォルムと世界観で注目を浴びました。勿論、生み出すまでには大変な苦労があったのですが、それを成し遂げたのは、一人の職人の熱意とチャレンジ精神、創造力でした。

そんな希有な存在であった職人・今井智一さんが昨年、10月30日に急逝されてちょうど1年。彼の功績に敬意を示し、また、彼の意思を受け継ぎこれからもKIKOFを繋いでいくことを決意しKIKOF新作の展示をいたします。

信楽焼の窯元「丸滋製陶」の5代目、今井智一と東京で様々なクリエイティブ活動を行うKIGIが出会い、2014年、KIKOFの器は生まれました。

紙のように薄く、軽く、淡い色。大きく量感のある陶器の製作がさかんに行われてきた信楽で、従来のイメージとはかけ離れたその繊細な器は、これまで誰も想像したことのないものでした。

長く技術を磨いてきた職人ですら、体験したことのない薄さ。そんな器づくりと向き合うことになった今井は、実現方法を探りながら、やがて「鋳込み成形」の技術を習得。

何度も実験と試行錯誤を重ね、KIKOFを完成させました。土の特性を知り尽くした職人の知識と技術。何より、伝統という土台の上で、いつでも新しい挑戦を楽しむ心。彼とでなければ、KIKOFは生まれていなかったかもしれません。

2019年の秋に彼が亡くなり、ちょうど1年。ものづくりへの想いと意志は今、弟の今井将之をはじめ、家族や若い職人たちへと受け継がれています。

それは私たちにとっても、新たな挑戦のはじまり。

今井智一が辿った道の上に残してくれたもの、あの朗らかな笑顔がつないでくれた、たくさんの仲間や職人とともに。これからもKIKOFは続いていきます。

 

「Lake of Grace」は、1年にひとつずつ滋賀の魅力を紹介しながら、新しいKIKOF のプロダクトを企画して行くプロジェクトです。今回、今井智一への敬意を込め、職人たちと試行を重ね製作した新シリーズ「Dear T. I .」を展示・限定販売いたします。KIKOFのサイトでもご紹介しております: kikof.jp

 

【開催概要】
二会場同時開催

会場⑴
OFS gallery〈OUR FAVOURITE SHOP 内〉
東京都港区白金5 -12 - 21 ⇒ map
Open : 木〜日 12 : 00 〜 19 : 00〈最終日は17: 00まで〉
http://ofs.tokyo

会場⑵
セトレマリーナびわ湖
滋賀県守山市水保町1380-1 ⇒ map
Open : 月・水・木・金〈祝日を除く〉12 : 00 〜 19 : 00
https://www.hotelsetre.com/biwako/
 

 


 

 

 

 

 

(文:制作 PR-W_PR制作部-5  /  更新日:2020.11.04)

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