イケア、横浜市、アキュラホームが考えるSDGsライフデザインプロジェクト「SDGs ハウス」

 

 

SDGsに貢献する住まいや暮らし方
イケア(IKEA)と横浜市、木造住宅メーカーのアキュラホーム
協業でSDGsライフデザインプロジェクト「SDGs ハウス」公開

家の中のSDGsを考えよう

 

 

 

イケア・ジャパンは、2010年より8月1日を「やっぱり家の日」 と制定し、全国の家庭に「家の大切さ」や「家での暮らし方そのもの」を年に一度見つめ直す機会として日本記念日協会へ正式登録しています。

「8月1日やっぱり家の日」を記念して、2019年の今年は8月1日(木)より『IKEAカタログ 2020』の配布を開始。FSC認証紙を使用した『IKEAカタログ 2020』は、全196ページで38カ国語に翻訳され、世界54カ国で1億2400万部発行されます。




今回のカタログでは、暮らし方の多様性にスポットライトをあて、それぞれ異なる生活環境やストーリーを持った6つの家を紹介。都会の限られたスペースでスローライフを実現する家や、大家族のカラフルでクリエイティブな家など、毎日の暮らしがより快適になる空間づくりのアイデアやインスピレーションが満載です。ほかにも、さまざまなスタイルやカラーの新商品を数多くご紹介しています。

 

すべて家のコンセプトは、IKEA Life@Homeレポート(暮らしに関する調査)の結果を基につくられています。

https://www.ikea.com/ms/ja_JP/life-at-home-report/index.html

このレポートの目的は、「よりよい毎日の暮らし」とは何かについて、人々の関心を引き起こし、会話の場をつくることにあります。 いろいろな角度から家について実に細かく調査をしていますので、ご興味のある方はこちらのページをご覧ください。


 

 

|  SDGsに貢献する住まいや暮らし方を提案

今年の夏、イケア・ジャパンは「住まいや暮らし」をテーマに、横浜市、アキュラホームとの協業で、アキュラホームのモデルハウス「キラクノイエ」内にイケアの商品を展示し、SDGsに貢献する住まいや暮らし方を提案しました。展示の公開は2019年9月30日(月)までとなっています。

 


SDGs(エス・ディー・ジーズ)とは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で、GsはGoals(ゴールズ)の略です。2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、SDGsは2015年9月の国連サミットで採択されたもので、国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた目標です。
 


持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、日本も積極的に取り組んでいます。
 

 

森林資源を有効活用した続可能な循環型資源 CLT

今回のプロジェクトは「環境を軸に、経済や文化・芸術による新たな価値・賑わいを創出し続ける都市の実現」をヴィジョンに掲げる横浜市が企業と連携し、市民にSDGsへの理解、行動実践を促すことで「SDGs未来都市・横浜」の実現を図る中間支援組織「ヨコハマSDGsデザインセンター」の取り組みの一環とした企画で、「環境」「経済」「社会」課題の統合的な解決を図る横浜型「大都市モデル」を創出するために創設された仕組みです。
 

「キラクノイエ」は、週末別邸のイメージで建築家・原田真宏氏・原田麻魚氏がプロデュースした2018年5月にオープンのCLTモデルハウスです。

 

CLTとは木材が日本の建築業界を変えるとして今最も注目されている新素材です。Cross Laminated Timberの略称で、ひき板(ラミナ)を並べた後、繊維方向が直交するように積層接着した木質系材料です。厚みのある大きな板であり、建築の構造材の他、土木用材、家具などにも使用されています。



 

 

木材が日本の建築業界を変えるとして今最も注目されている新素材CLT

 

アキュラーホーム キラクノイエ  http://www.aqura.co.jp/lp/40th/kohoku/

キラクノイエは、「CLT(Cross Laminated Timber)」を床、壁、天井パネルに使用し、ほぞとボルトで組み立てるジョイント工法を採用したモデルハウスです。CLTは構造躯体として建物を支えると共に、断熱性や遮炎性、遮熱性、遮音性などの複合的な効果も期待できます。
 


アキュラーホーム キラクノイエ  http://www.aqura.co.jp/lp/40th/kohoku/

 

CLTは1995年頃からオーストリアを中心として発展し、現在では、イギリスやスイス、イタリアなどヨーロッパ各国でも様々な建築物に利用されています。また、カナダやアメリカ、オーストラリアでもCLTを使った高層建築が建てられるなど、CLTの利用は近年になり各国で急速な伸びを見せています。特に、木材特有の断熱性と壁式構造の特性をいかして戸建て住宅の他、中層建築物の共同住宅、高齢者福祉施設の居住部分、ホテルの客室などに用いられています。
 


ミラノ(イタリア)にあるCLTによる9階建ての集合住宅。ヨーロッパでは、戸建て住宅はもちろん、中高層の集合住宅でのCLTの利用も多い。

出典:日本CLT協会 http://clta.jp/clt/

 

 

 

| イケアが提案するSDGsに貢献する住まいや暮らし方

キラクノイエのモデルハウスにはイケアらしいサスビナリティなインテリアコーディネートがされています。「多くのお客様のサステナブルで健康的な暮らしを支援する」というテーマのもと、節水、節電、ゴミの分別の啓発ともに、健康的な生活を送れるような商品とアイディアを提供しています。

 

節水機能がついた水栓と、引き出し部分にペットボトルのリサイクルプラスチックを使用した「キッチン」を展示。

 


SKYMNINGEN(シムニンゲン)ペンダントランプとLISABO(リーサボー)シリーズのテーブルとベンチ

照明はどこに設置しても、心地よい明かりを演出する曲線的なタービンのフォルムが目を引く「SKYMNINGEN(シムニンゲン) 」ペンダントランプ。電球は白熱電球よりも85%少ない消費電力で、寿命も20年続くLED電球。イケアで提供している電球はすべてLED電球で、2017年には8,500万個を75万世帯に提供。2020年に向けて5億個の普及目標を掲げています

テーブルとベンチは、世界的に名高いレッドドット・デザイン賞を受賞したイケアの自慢の「LISABO(リーサボー)」シリーズ。このシリーズは木材の量を減らしたりパーツを減らすことで効率的に組み立てられ、耐久性に優れた頑丈な家具です。


 

その他、イケアのカバーを取り外して洗濯機で洗える「NORSBORG(ノルスボリ)2人掛けソファ」やリサイクルペットボトルを使用したフェルトとリサイクルスチールが使われているペンダントランプ「VINTERGATA(ヴィンテルガータ)」も紹介しています。

 

また、別室には原料の一部に地中海から回収したPET樹脂で作った再生ポリエステルを使用して製作した日本未発売コレクション「MUSSELBLOMMA(ムッセルブロマ)」も展示。

 

イケアのカントリーマーケティングマネージャーのアンナ・オーリン氏は、「自分たちの身近にある小さなことをひとつひとつ変えることがSDGs活動に繋がります。難しいことではなく、生活の中にあるSDGsに気付いて環境に対する意識を広げていくだけでサステナブルな取り組みに貢献できます。」と語ります。

イケアのコーディネートを取り入れられたモデルハウスは、9月30日(月)まで期間限定でアキュラホーム 港北展示場で公開されます。また、『IKEAカタログ 2020』でも、SDGsに貢献する住まいや暮らし方を提案していますので、是非ご覧ください。

https://www.ikea.com/jp/ja/



 

| イケアのSDGs貢献

イケアでは2020年までのサステナビリティ 戦略として「ピープル・アンド・プラネット・ポジティブ」を掲げ、SDGsの17項目をすべて網羅したアクションプランが用意されています。そこでは、具体的な数値目標が示されており、人と地球にポジティブな影響を与えるため、ビジネス全体に変化を起こすと力強く宣言されています。


なかでもイケアが注力して取り組むのは、


「Climate Change(気候変動)」
「Sustainable Energy(再生可能エネルギーの促進)」
「Equality(平等)」

の3つです。

 

「Climate Change(気候変動)」
「多くのお客様のサステナブルで健康的な暮らしを支援する」というテーマのもと、節水、節電、ゴミの分別の啓発ともに、健康的な生活を送れるような1,000以上の商品とアイディアを提供しています。

 

「Sustainable Energy(再生可能エネルギーの促進)」
家具の使用木材の77%がリサイクルやFSC認証取得のものです。また日本独自の「家具下取り還元サービス」を展開しています。ライフステージが変わるなどして使えなくなった家具で、まだ十分に使える状態のものをイケアが買い取り、コワーカー(従業員)が査定して、アウトレットで販売する仕組みです。

その他ストアの駐車場ではEVカーの充電ができるようになっています。IKEA港北店では水素ステーションも設置されており、すべての施設が無料で利用できます。

またイケア・ジャパン全ストアで太陽光パネルは設置済みです。

 

「Equality(平等)」
これから世界では多くの人が貧困層からミドルクラスへ移行します。将来の顧客になる可能性が出てきたときに、消費する資源も増えていきます。そこにどういった問題が存在し、どう解決するかを、企業としても本気で取り組まなくてはいけません。ビジネスを通してお客様に伝えていかなければなりません。

 

イケア・ジャパンは、2010年からの「8月1日 やっぱり家の日」の制定で、毎年「家の大切さ」や「家での暮らし方そのもの」を見つめ直しています。この日があるからこそ日本のどの企業より一歩先を進んで、SDGsの17項目をすべて網羅するという目標をクリアできるのではないでしょうか。

 

最後にもう一度 17のゴールをご覧ください。

| 世界を変えるための17の目標

 

 

(文:インテリア情報サイト編集部-3  /  更新日:2019.08.19)

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