中川政七商店 in 台湾 流通事業を海外初展開 官民連携プロジェクトスタート

 

 

中川政七商店 in 台湾!
工芸メーカーのコンサルティング・流通事業を海外初展開
“台湾の工芸を元気にする”
官民連携プロジェクト スタート

 


1716年創業の奈良の老舗、株式会社中川政七商店は、2019年4月24日(水)より、台湾の政府機関である「台湾デザインセンター」と協働し、台湾の工芸コンサルティングプロジェクトを始動したニュースを発表しました。

これまで中川政七商店は “日本の工芸を元気にする!”というビジョンのもと、工芸のSPA化や経営コンサルティング、流通プラットフォームづくりに取り組んできました。“工芸元年 ”を掲げる台湾政府より、台湾の工芸の衰退をくいとめる為に協力してほしいという要請を受け、官民連携プロジェクトとして海外初の経営コンサルティング・流通プラットフォームづくりを実施。中川政七商店が培ってきたノウハウをもとに、その土地に根ざし人の手によって生み出される「工芸」という存在を守るため、国を越えた事業として初展開します。

 



台湾政府が掲げる“工芸元年”

日本人に人気の観光地、台湾。年間 197万人もの日本人が訪れる魅力ある地です。一方で、生活様式の変化や作り手の減少に伴い、台湾に根付く伝統的な工芸品は衰退の一途を辿っています。お土産としても愛される竹細工やレトロな茶器、風土が感じられる台湾茶をはじめとする工芸品の数々が、姿を消そうとしているのが現状です。そんな工芸の衰退を食い止めようと台湾政府は 2019年 “工芸元年”を掲げ、今回の共同プロジェクトに繋がりました。
 


中川政七商店にしかできないこと

中川政七商店が日本国内の工芸を元気にする事業を継続することに変わりはありません。しかし “日本の工芸を元気にする!”というビジョンの元で積み上げてきたノウハウが国を越えて必要とされていること、また危機に瀕する工芸を残していくため、ボーダーレスに取り組むことを決めました。これまで 20社の工芸メーカーの経営改善や産地活性化に力を注いできた中川政七商店にしかできないことだと信じて臨む、初めての海外事業です。
 



 

経営コンサルティング

2019年7月開始、2020年成果発表を目標に、台湾の工芸メーカーを対象とした経営コンサルティング(ブランド・商品づくり、商品流通による決算書の改善)を行います。工芸が経済的に自立しものづくりへの誇りを取り戻すには、工芸産地をけん引する “産地の一番星 ”の存在が不可欠です。一番星として輝けるような企業を輩出することで、地域活性化に繋がることを最終的なゴールに掲げています。またコンサルティングをサポートするクリエイティブディレクターとしてmethod山田遊氏が参画します。

 

流通プラットフォームづくり

コンサルティングによって誕生するブランドの発表および販路開拓の場として2020年に合同展示会を台湾で開催します。今年度はその土台づくりを目的に、2019年4月24日(水)~28日(日)「台湾文博会」会場内にて、工芸イベント「大日本市台湾博覧会」を海外で初開催。中川政七商店および日本国内コンサルティング企業の計 18ブランドの商品が並びました。さらに日本と台湾の工芸職人による12種の「ワークショップ」や工芸のブランドづくりについての「トークイベント」も。新たな販路の拡大のみならず、台日の文化交流の一途となることも期待しています。


 


 

大日本市 台湾博覧会

2019年4月24日(水)~28日 (日 )の日程で会場「臺湾文博會 2019」 S6-2(台北市松山文創園區内)にて開催。「台湾文博会」は毎年約30万人が来場する、台湾随一の規模を誇るデザインイベントでアジア全土のバイヤーや消費者が訪れます。
URL: https://creativexpo.tw/
 

<出品ブランド><ワークショップ>

中川政七商店、遊 中川、日本市、BAGWORKS、DYK、漆塗り体験、蒔絵スタンプ、漆のかけらアクセサリー作り、
HASAMI、かもしか道具店、KOSEN、KUTANI SEAL、mg&gk、紙漉き体験、和紙封筒作り、鍋島焼ろくろ体験、
mino、にじゆら、PAPER VALLEY、漆琳堂、大成紙器、THE、鍋島焼絵付け体験、張子体験、郷土玩具アクセサリー作り
TO&FRO、山次製紙所

 


2019年4月 24日(水)台湾で記者会見を実施

台湾の経済部工業局立ち合いのもと、台湾デザインセンターおよび中川政七商店にて合同記者会見を開催。今回のプロジェクトに向けた協力覚書の締結や、台日の文化発展を願いだるまの目入れを行いました。
 

<各代表者のコメント一部抜粋>

台湾 経済部工業局 林碧郁組長
中川政七商店との提携をきっかけに、台湾の工芸が国際的なステージへ向かっていけることを期待しています。


台湾デザインセンター 宋同正センター長
台湾の工芸を中川政七商店と活性化できることを嬉しく思っています。HASAMIやタダフサのような産地の一番星となるブランドづくりを目指してこのプロジェクトをスタートします。

 

中川政七商店 社長 千石あや

“私たちが今まで日本で積み上げてきた「経営~ものづくり~流通・コミュニケーション」という一連のノウハウが、今回は台湾の皆様と台湾の工芸を元気にするために役立てられるならば大変意義深く、未来に通じる取り組みだと思っております。国を越え協業し、共に歩みを進めていきましょう。

 

 

 

 

中川政七商店(なかがわまさしちしょうてん)
1716 年(享保元年)に創業し、2016 年で 300 周年を迎えた奈良の老舗。2007年に「日本の工芸を元気にする!」というビジョンを掲げ、全国に直営店を展開。日本全国、その土地ごとに受け継がれてきた職人の技や想い、暮らしの知恵が息づく生活雑貨を数多く生み出しています。

 

http://www.yu-nakagawa.co.jp

 


(文:インテリア情報サイト編集部-2  /  更新日:2019.05.08)

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