カール・ハンセン&サン ボーディル・ケア「Indoor-Outdoor」コレクション 復刻

 

 

建築的なボーディル・ケアの家具シリーズ
カール・ハンセン&サン社から復刻

 


ボーディル・ケアが1959年にデザインした「Indoor-Outdoor」コレクション。建築との調和を考慮しデザインされた「Indoor-Outdoor」。約60年の時を経て、カール・ハンセン&サンより復刻されました。


建築家、そしてデザイナーとして活躍するボーディル・ケアは、常に建築と家具の調和を追求してきました。その一つが1959年に発表された機能と美しさを兼ね備えたこのエレガントな家具シリーズです。いずれも室内および屋外用の家具としても使用することが可能です。発表から約60年の年月を経て、カール・ハンセン&サン社からIndoor-Outdoorシリーズとして、同社の名作コレクションに加わることになりました。 


常に建築とそこに暮らす人々を核にデザインを展開してきたボーディル・ケア(Bodil Kjaer)。作品の多くが、それぞれの建築プロジェクトの機能やスタイルに合わせ、外観と内観の調和を考慮し特別にデザインされています。1959年、米国市場向けに発表されたこのIndoor-Outdoorシリーズも例外ではありません。 Indoor-Outdoorシリーズの開発においては、座り心地がいいことはもちろん、美しく経年変化していく屋外用の家具をデザインすること。さらに、これらの家具が使用される建物の一部、建築の延長に見えることを、デザインのコンセプトとしています。家具は常に周囲とバランスを考慮したサイズでなければならないという信念から、使用される屋外空間のフォーマットがこのシリーズのサイズとスタイルの基本となっています。天候、風、日光、塩分、雪、霧といった様々な気候条件への考慮は言うまでもありません。 

 

「私がこの家具をデザインした1959年当時、米国では屋外用の家具に美しさは求められていませんでした。建築物との調和も考慮されることなく、ただ単に置かれたモノにすぎませんでした。空間に見合った大きさを考慮するなど、私は常に家具は建築の一要素と考えており、屋外用の家具においても、その建築のフォーマット等を考慮する必要があると考えています。屋外用の家具は、シンプルなフォルム、そして建築全体と調和するよく考慮されたサイズが追求されなければなりません。」と1957年、米国に北欧のデザインアプローチを持ち込んだボーディル・ケアは語ります。

 

 

北欧におけるデザインの伝統
「Indoor-Outdoorシリーズはモダンな空間にデザインされたばかりでなく、デンマークと同じような気候条件での使用を想定してデザインされています。スタイルは北欧デザインとインターナショナルデザインの影響を受けたもの。無駄をそぎ落としたシンプルなフォルムと厳選された素材、そして妥協の無いクラフトマンシップが大きな特徴となっています。こうしたことからもボーディル・ケアの洗練されたこのデザインは、当社のコレクションにぴったりと言えます。」と、カール・ハンセン&サン社のCEOクヌッド・エリック・ハンセン(Knud Erik Hansen)。 


Indoor-Outdoorシリーズを構成するのは、ラウンジチェア、小テーブル、ダイニングテーブル、ダイニングチェア、3人掛けベンチ、ハンギングソファ、サンベッド。いずれも耐久性を考慮した直線的なキュービックを基本形としています。これまでマホガニー材、チーク材、アッシュ材といった様々な高級材で製作されてきたIndoor-Outdoorシリーズ。カール・ハンセン&サン社では、今回の復刻にあたり、優れた耐候性、美しい経年変化、室内外両方での使用を考慮し、無垢のチーク材をチョイスしています。 


「温かみのある美しい褐色と天然の油成分、チーク材は優れた耐久性を誇る銘木です。オイルなどを使用したお手入れはもちろんですが、そこまでせずとも簡単なメンテナンスだけで、美しい色艶を保つことが可能です。」と、クヌッド・エリック・ハンセンは説明します。 

 


 

無駄のない計算されたフォルム
無駄のない、凛とした佇まいをもつIndoor-Outdoorシリーズ。同時に自然素材が持つ温かみを感じさせます。ラウンジチェアの傾斜のある座と背は無垢材の板を剥いで製作。両サイドのアームが構築する四角形からはみ出すように取り付けられています。またアーム、脚部のテーパー加工を同じにすることにより、全体に統一感を出しています。クラフトマンシップが映えるディテールです。テーブル、ベンチ、そしてハンギングソファのフォルムは、いずれも同じ幾何学的原理を応用したデザイン。板を剥いだ座面で構成されたサンベッドのヘッドボードは調節することが可能です。ダイニングチェアの構造も基本的にサンベッドと同様ですが、背のデザインがより開放感のある意匠となっています。

素材、構造、接合加工と全てにおいて、ボーディル・ケアがデザインした当時のエスプリをカール・ハンセン&サン社は今回の復刻で再現。長年の使用に耐えるだけの強度を備えた製品となっています。ただし、現代人のサイズに合わせ高さだけが若干変更されています。また、すべての椅子及びサンベッドには薄手のクッションを装着することが可能となっています。張地には耐候性ファブリックSunbrellaが使用されています。

 

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カール・ハンセン&サン

カール・ハンセン&サンについて

カール・ハンセン&サンは創業100年を超える歴史のあるデンマーク家具メーカー。ハンスJ.ウェグナーの家具を最も数多く製作するメーカーとして知られています。また、オーレ・ヴァンシャー、コーア・クリント、ポール・ケアホルム、モーエンス・コッホ、フリッツ・へニングセン、安藤忠雄、EOOSなど世界的に知られたデザイナーの家具の製作にも着手、すべての製品をデンマーク国内で製作しています。カール・ハンセン&サンのコレクションは、直営店のフラッグシップ・ストアおよび一流ディーラーを通して世界各国で販売されています。
https://www.carlhansen.jp/

 

 

 

 

 

(文:PR-K_PR制作部-1  /  更新日:2018.10.11)

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