遊 中川 × ハウスインダストリーズ 5つの新たなテキスタイル

1716年創業、奈良の伝統工芸である「奈良晒」の老舗 株式会社中川政七商店が展開するブランド「遊 中川」が、手仕事にかかわるアメリカタイポグラフィー界の雄「House Industries(ハウスインダストリーズ)」とコラボレーションし、5つのテキスタイルを発表しました。

中川政七商店が江戸時代と同じ製法で生地を作る手紡ぎ手織り麻をはじめ、綿帆布、蚊帳生地など様々な素材を使い、バッグやポーチ、タペストリー、ふきんなど合計15アイテムを10月30日(水)より「遊 中川」の直営店 および「大日本市」渋谷パルコ店、広島パルコ店、オンラインショップにて展開されます。

 

日本からインスピレーションを受けてハウスインダストリーズが制作したテキスタイルは、「遊 中川」のロゴであり、奈良県を象徴する動物の鹿と中川政七商店の“n”が、興福寺五重塔のほとりにある猿沢池に映り込んだ様がモチーフの「DEER」、麻織物を創業から扱ってきた「中川政七商店」の歴史からインスパイヤされ、麻織物の流れるようなラインを立体的な“n”で表現した「RIBBON」。第48 代である称徳天皇によって奈良時代につくられ、法隆寺や東大寺など奈良10 大寺に奉納された100 万個の小さな木の小塔“百万塔陀羅尼”がモチーフの「PAGOTA」、日本の屋根瓦の佇まいを“波”のように表現した「ROOF」、神社で祈るとき 鈴を鳴らすための縄“鈴緒”の美しく撚り合わされた様子からインスパイヤされた「ROPE」の5種類です。手仕事を追求してきた両者が出会って生まれた、新しい価値観をもったテキスタイルを日常に使えるスペシャルな商品です。

 

 

発売を記念し、10月22日(火)から11月4日(月)の期間、代官山蔦屋にて先行販売するほか、10月28日(月)19時よりハウスインダストリーズのアートディレクター アンディ・クルーズ氏と遊 中川 ブランドマネージャー 田出氏によるトークイベントも開催されます。

 

販売情報
■販売日:10月30日(水)
■販売店:遊 中川 全店舗 
・本店(奈良町)
・関東(atre 吉祥寺店、伊勢丹新宿店、ecute 上野店、京王百貨店新宿店、玉川高島屋S・C 南館店、田園調布ガーデンサイト店、横浜タカシマヤ店)
・関西( 近鉄あべのハルカス店、近鉄百貨店橿原店、近鉄百貨店奈良店、大丸梅田店、大丸神戸店)
・その他地域(札幌パセオ店、名古屋LACHIC 店、ジェイアール名古屋タカシマヤ店、松坂屋名古屋店、福屋八丁堀本店、天神岩田屋店)
・大日本市(渋谷パルコ店、広島パルコ店)
・通信販売(楽天ショップ、公式通販サイト)

 

代官山蔦屋での催事概要
イベント名:Daikanyama Designers Department
期間: 10月22日(火)~11月4日(月)
場所: DAIKANYAMA T-SITE
問い合わせ先: 代官山蔦屋書店 03-3770-2525

トークショー
登壇者:アンディ・クルーズ(ハウスインダストリーズ)× 田出 睦子(遊 中川 ブランドマネージャー)
開催日:10月28日(月) 19:00~20:00 (予定)
場所:DAIKANYAMA T-SITE 1号館2階
定員:60~70名 (未定)
申込先:DAIKANYAMA T-SITE
問い合わせ先:代官山蔦屋書店 03-3770-2525

 

House Industries について
1993年、アンディー・クルーズとリッチ・ロートよって設立された「House Industries」は、「文字」をデザインし、独自のフィルターを通して様々な「モノ」に落とし込むタイポグラフィーのデザイン集団。歴史に残る名フォントを管理するとともに、フォントとしてのデザインを越え、その世界観もデザインしていると言っても過言ではない存在で、今日のデザイン業界に多大な影響を与えている。

 

(文:インテリア情報サイト編集部-3  /  更新日:2013.10.15)

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