【佐賀県】チームラボ、九州・御船山楽園で開催中のアート展に、秋の作品登場

 

 

 

ランプの作品が秋の色で輝く「山の紅葉」に
お茶がテーマの作品では、コスモスなど秋の花々が咲き続ける
チームラボ、九州・御船山楽園のアート展 秋の作品登場

 

 

 

チームラボが、九州・武雄温泉の御船山楽園(九州・武雄温泉)で11月8日(日)まで開催中のアート展「チームラボ かみさまがすまう森」のランプの作品に、今の季節だけ見られる色「山の紅葉」が登場しました。

 

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今年で6年目を迎えた毎年夏から秋にかけて行われる本アート展では、22の作品群が展示されています。御船山楽園は、九州・武雄温泉に1845年に開園した、国登録記念物の名勝地。今年もその50万平米の大庭園が、「自然が自然のままアートになる」プロジェクトの作品群と人々の存在によって、変容し続ける空間になります。チームラボにとってライフワークである御船山楽園での展覧会です。

 

・「チームラボ かみさまがすまう森」今年も九州・武雄温泉の御船山楽園で開催

 


秋の「かさねのいろめ」の8色でランプが輝きます。また、会場内のティーハウス「幻花亭」では、お茶に季節の花々が咲き続ける無限の世界をそのまま飲むことができる作品に、季節限定で、コスモスなど秋の花々が登場します。1時間を通して、1年間の花々が咲いては散り、変化していく作品「増殖する生命の巨石」、「廃墟の湯屋にあるメガリス」でも、秋の花・彼岸花やコスモスを見ることができます。また、サウナとアートの新しい体験ができる御船山楽園ホテル「らかんの湯」の日帰り入浴と「チームラボ かみさまがすまう森」のセットチケットを、1日40名限定で販売しております。

 

 

​「森の中の、呼応するランプの森とスパイラル - ワンストローク、山の紅葉」では、日本に近代以前から伝わる配色法「かさねのいろめ」を、ランプが強く輝いている時と輝きが弱くなった時に当てはめました。

ランプは、秋の「かさねのいろめ」である、初紅葉(はつもみじ)、青紅葉(あおもみじ)、青朽葉(あおくちば)、黄紅葉(きもみじ)、黄朽葉(きくちば)、朽葉(くちば)、赤朽葉(あかくちば)、紅葉(もみじ)の8色で輝きます。

また、会場内のティーハウス「幻花亭」は、お茶をテーマにした作品空間で、お茶に季節の花々が咲き続ける無限の世界をそのまま飲むことができます。9月はベニバナ、ナデシコ、エゾギクが、10月はコスモス、キンモクセイ、菊が登場します。

さらに、1時間を通して、1年間の花々が咲いては散り、変化していく作品「増殖する生命の巨石」、「廃墟の湯屋にあるメガリス」でも、秋の花・彼岸花やコスモスを見ることができます。

展覧会公式ウェブサイト: http://mifuneyamarakuen.teamlab.art/

 

 

 

|サウナとアートの新しい体験


サウナとアートの新しい体験ができる御船山楽園ホテル「らかんの湯」の日帰り入浴と「チームラボ かみさまがすまう森」のセットチケットを、1日40名限定で販売

 「チームラボ かみさまがすまう森」と、サウナシュラン2019で日本一のグランプリを獲得した、御船山楽園ホテルのサウナ「らかんの湯」がコラボレーション。

3000年の神木のある森、1300年前の行基の五百羅漢の洞窟、江戸時代に造られた庭、歴史の森のサウナで脳を開き、50万平米の森と庭園に広がるアートを体験。心と身体と環境が、自分という存在の全体性であることに気付き、自分のまわりに広がっている世界と、自分が生きた時間よりも長い時間に再びつながります。

 

 

|展示作品
 森の中の、呼応するランプの森とスパイラル - ワンストローク、山の紅葉 / Forest and Spiral of Resonating Lamps in the Forest - One Stroke, Autumn Mountain
 teamLab, 2018, Interactive Installation, Murano Glass, LED, Endless, Sound: Hideaki Takahashi

作品: https://www.teamlab.art/jp/ew/spiral-autumn/
動画: https://youtu.be/KaaMnVcsegw

近代以前、日本では「かさねのいろめ」という、表の色と裏の色の組み合わせ(当時の絹は薄かったので裏地が透けたため複雑な色彩となった)や、重なる色彩のグラデーション、織りの縦糸と横糸の組み合わせなど、複雑な色彩に、季節の色の名前がついていた。

表と裏の色の組み合わせからなる「かさねのいろめ」を、ランプが強く輝いている時と輝きが弱くなった時に当てはめ、秋の「かさねのいろめ」である、初紅葉(はつもみじ)、青紅葉(あおもみじ)、青朽葉(あおくちば)、黄紅葉(きもみじ)、黄朽葉(きくちば)、朽葉(くちば)、赤朽葉(あかくちば)、紅葉(もみじ)の8色でランプは輝きます。

人がランプの近くで立ち止まり、じっとしていると、最も近いランプが強く輝き音色を響かせ、その光は、最も近い2つのランプに伝播する。伝播した光は、同じように音色を響かせながら、最も近いランプに伝播し連続していく。伝播していく光は、必ず、全てのランプを1度だけ輝かせ、必ずはじめのランプに戻ってくる。つまり、人に呼応したランプの光は、2つに分かれ、それぞれ全てのランプを1度だけ通る1本の光のラインとなり、最後に、起点となった最初のランプで出会う。

一見バラバラに配置されたランプは、それぞれのランプから3次元上で最も距離が近いランプに線を引いたときに、(始点と終点が同じの)一筆書きできる1本のつながった線(unicursal)になるように配置されている。ランプがこのように配置されることによって、人に呼応したランプの光は、最も近いランプに伝播しているだけにも関わらず、一筆書きのように全てのランプを必ず通り、そして必ず1度だけしか通らず、最後に、起点となった最初のランプに戻ってくる。

ランプの配置に関しては、空間上のランプの配置を数学的に求め、ランプの高さ方向の分布のばらつきと、3次元的な経路(光の軌跡)のなめらかさを定量化し、多数の解に対して評価を行った。

このようなプロセスによって生まれたランプの配置は、一見ランダムのように見えるが、実際は、物理的に一番近いものに光が連続していくため、自然に感じる。そして、ランプの光の軌跡は1本線でつながっているため、自分から生まれた光と、他者から生まれた光は、必ず交わる。これは、空間が固定化されていることを前提とした静的な美しさではなく、人々がこのランプに近づくことによって生まれる動的な美しさ、連続性の美しさとも言える。それは、人の存在による空間の変化や動きを受け入れた新しい時代の空間のありようである。

ランプシェードは、ムラーノ・ガラス(ベネチアン・グラス)で制作した。

 

小さきものの中にある無限の宇宙に咲く花々 / Flowers Bloom in an Infinite Universe inside a Teacup
 teamLab, 2016, Interactive Digital Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi

*「EN TEA HOUSE - 幻花亭」に展示
作品: https://www.teamlab.art/jp/ew/flowersbloom_mifuneyama/mifuneyamarakuen/
動画: https://youtu.be/F55V-OxbShY

 

他の作品はこちらから>>>>

 

 

新型コロナウイルス感染症対策について
 チームラボと御船山楽園では、2020年8月23日から9月9日にかけて、当展覧会を訪れた来場者のうち、404名に対して「チームラボ かみさまがすまう森」に関するアンケートを実施しました。その中で、87%の来場者が、当展覧会の新型コロナウイルス感染症対策を高く評価し、安心して過ごせたと回答しました。今後も感染症対策を徹底し、環境整備に努めてまいります。​

【開催概要】
チームラボ かみさまがすまう森
会期: 2020年夏~2020年11月8日(日)
会場: 御船山楽園
佐賀県武雄市武雄町大字武雄4100 ⇒ map
料金:
平日(8月11日~8月14日を除く): 大人 1,200円、中高生 800円、小学生 600円
土日祝および8月11日~8月14日: 大人 1,400円、中高生 1,000円、小学生 800円
*未就学児は無料

チケット販売: https://mifuneyamarakuen.teamlabticket.com/#/

 

【チームラボ】
アートコレクティブ。2001年から活動を開始。集団的創造によって、アート、サイエンス、テクノロジー、そして自然界の交差点を模索している国際的な学際的集団。アーティスト、プログラマ、エンジニア、CGアニメーター、数学者、建築家など、様々な分野のスペシャリストから構成されている。チームラボは、アートによって、自分と世界との関係と新たな認識を模索したいと思っている。人は、認識するために世界を切り分けて、境界のある独立したものとして捉えてしまう。その認識の境界、そして、自分と世界との間にある境界、時間の連続性に対する認知の境界などを超えることを模索している。全ては、長い長い時の、境界のない連続性の上に危うく奇跡的に存在する。

ニューヨーク、ロンドン、パリ、シンガポール、シリコンバレー、北京、台北、メルボルンなど世界各地で常設展およびアート展を開催。東京・お台場に《地図のないミュージアム》「チームラボボーダレス」を開館。2020年秋まで東京・豊洲に《水に入るミュージアム》「チームラボ プラネッツ」開催中。2019年上海・黄浦濱江に新ミュージアム「teamLab Borderless Shanghai」を開館。2020年6月にマカオに常設展「teamLab SuperNature Macao」オープン。

チームラボの作品は、ニュー・サウス・ウェールズ州立美術館(シドニー)、南オーストラリア州立美術館(アデレード)、サンフランシスコ・アジア美術館(サンフランシスコ)、アジア・ソサエティ(ニューヨーク)、ボルサン・コンテンポラリー・アート・コレクション(イスタンブール)、ビクトリア国立美術館(メルボルン)、アモス・レックス(ヘルシンキ)に永久収蔵されている。

teamLab is represented by Pace Gallery, Martin Browne Contemporary and Ikkan Art International.

チームラボ: http://teamlab.art/jp/
Instagram: https://instagram.com/teamlab/
Facebook: https://www.facebook.com/teamLab.inc
Twitter: https://twitter.com/teamLab_news
YouTube: https://www.youtube.com/c/teamLabART

 

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(文:制作 PR-M _PR制作部-1  /  更新日:2020.09.13)

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