【取材・レポート】新生「渋谷PARCO」 11月22日(金)オープン! -

 

 

【Photos Report】
唯一無二の“次世代型商業施設”
新生「渋谷PARCO」 11月22日(金)グランドオープン!

 

 

 

2016年8月から建て替えのため一時閉店していた「渋谷PARCO」が2019年11月22日(金)にグランドオープン。新生「渋谷PARCO」をPhotoレポートで紹介します。

 

1973年にオープンして以来、「インキュベーション」「街づくり」「情報発信」に取り組み、街を刺激し、同時に刺激をもらいながら渋谷の発展の一端を担ってきた「渋谷PARCO」。この3つの取組みはのPARCOのDNAであり、原点であり、進化し続けるパルコの信念ともいえます。

 


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2019年11月22日(金)、1969年の池袋PARCO開業から50周年を迎える節目の年に生まれ変わる新生「渋谷PARCO」は、次の50年の未来に照準を合わせ、さらに進化していきます。




ビルコンセプトは世界へ発信する唯一無二の“次世代型商業施設”

「渋谷PARCO」はニーズを満たすのではなく、ニーズを創造し、新しい消費提案・価値観を提供する場所です。これまでの商業施設の枠を超えており、デザイナー・クリエイターなどの送り手と共感・共創し、新たな取組を行うことで新しい刺激や楽しさの体験価値がいたるところで仕掛けられています。デザイン・アート性やエンタテインメント性の高い専門店を軸とした再編集し、渋谷PARCOならではの独自性を高めたビルとなりました。

 

ビルターゲット:“ノンエイジ” “ジェンダーレス” “コスモポリタン”

ビル全体が特定の年齢層や性別にターゲットを絞るのではなく、「新しいこと、人と違うこと、面白いこと、個性を追求する」ことを楽しむ、感性で消費をする都市生活者が世界中から訪れるビルとして、また新しい渋谷のシンボルとなりました。

 

5つの構成要素

「渋谷PARCO」は、今回、193の個性あふれる魅力的なショップが出店します。「FASHION」「ART&CULTURE
」「ENTERTAINMENT」「FOOD」「TECHNOLOGY」の5本の柱で構成。それぞれのジャンルをミックスし、お互いの魅力を引き出しあうフロア編集が行なわれています。

 

 

| 環境に配慮した次世代型ビルと街が一体化

「渋谷PARCO」は、屋上広場・立体街路などの魅力的な屋外空間を設け、最新設備機器の導入、エネルギー管理システムなど省CO2型の複合ビルを実現。“都市型ファッションビルにおける省CO2リーディングプロジェクト”として、他の複合施設へサステナブルを波及していきます。

 

■ 渋谷の特徴である「坂」と「通り」に注目

スペイン坂から続く立体街路には、フロア毎に店舗への入口を設け、渋谷の街を歩くようにショッピングを楽しめる空間を創出しています。立体街路には、人々が集い憩う場となるよう、休憩スペースや四季を感じさせる植栽を配置。また、立体街路がつなぐ4F・8F・10Fの屋外広場では、1Fの広場とも連動したイベントも開催される予定です。
 

10Fの屋外広場ではイベントの準備が・・・
 

いたるところで通路・階段が建物外周に沿って、人々が気軽に入館できるように街と融合した建物となっています。

 

■「ナカシブ通り」 誕生


©渋谷PARCO ナカシブ通り

旧渋谷PARCOパートⅠとパートⅢの間にあった道路は、ペンギン通りとオルガン坂をつなぐ、24時間通れる2層吹き抜け、幅8mの歩行者専用通路として生まれ変わり、「サンドウィッチ通り」と呼ばれたこの通りを「ナカシブ通り」と名付けました。


吹抜けとなっている通路の両側にはバラエティに富む10の路面店が並んでいます。
 

 

 

■ ビル全体をを引き立てるクリエイティブな環境デザイン

「ナカシブ通り」の24時間通行可能な通路のオルガン坂側2F壁面に設置されるアートウィンドウは、幅約17m×高さ約3mのアーティスト田名網敬一によるアートウィンドウが登場。オープンから半年間限定でスペシャルインパクトのあるアート作品を間近で感じられます。

ユニークなキャラクターとして具現化された5つの文字(P・A・R・C・O)がパルコを描いていきます。

 

 

■ 引き継いだロゴデザイン・パルコネオンサイン

五十嵐威暢氏デザインの旧渋谷PARCO・パートⅠ外壁に設置されていたパルコネオンサインの文字を設置。1981年の渋谷PARCO・パートⅢオープンの際に誕生し、マーケットに親しまれてきたロゴサインを「現代アート作品」として恒常的に展示していきます。8階には“P”、7階には“R”、地下1階には“C”の文字が設置されています。


 

 

 

| これまでの商業施設の枠を超えた双方向体験価値型ビル

デザイナー・クリエイターたちの一方方向から価値を受けるのではなく、来館者も送り手と共感・共創し、新たな取組を行うことで新しい刺激や楽しさを感じられるように、いたるところに体験価値が仕掛けられています。



■  面白くて独創的でエッジが効いたブランドが集まったFASHIONエリア 1F-4F

ファッションデザインの価値を信じているからこそ集まった面白くて独創的でエッジが効いたブランドが集まっています。ブランドの規模が大きいか小さいか、有名か無名かという判断基準ではなく、ラグジュアリー・モード・ストリート・カジュアル・ヴィンテージなど様々なジャンルを代表する約100の魅力的なショップを集積。お客様にファッションの面白さを再提案し、世界中のファッショニスタが楽しめる場所となりました。

 


1Fはエッジのきいたハイブランドが集まるエリア
 

 


2Fは国内デザイナーブランド

FASHIONのコアとなる2階の環境デザインは、シンガポールを拠点に活動するクリエイティブディレクター、テセウス・チャン氏が手掛けました。象徴的なボーダーの模様は、渋谷の街を訪れる多種多様な人が行きかうスクランブル交差点からインスパイア。

また、見える部分(白)と隠された部分(黒)が混在するボーダーは、すべてが見え切らない未知への興味や楽しみも表現し、渋谷PARCOが提案するFASHIONの可能性や力を一層引き立てます。

 


3F GEYSER PARCO」
 


4F PORT PARCO

3F、4Fは次世代ファッションデザイナーやブランドのインキュベーションに力を入れ、「GEYSER PARCO」(3F)と「PORT PARCO」(4F)にはブランド育成を目的とした編集売場を展開。内装・造作をパルコがプロデュースし、集合レジ・共通フィッティングなどを設け、出店しやすい環境を整えました。3階は、ショップネーミング、ロゴ・ヴィジュアルのアートディレクションを、アートディレクターとして幅広く活躍するクリエイティブチームが手掛けました。

店内は箱型の仕切りではなく、アイランド型やペニンシュラ型で回遊させる店舗レイアウトになっているため、街の中を散策する気分になります。

 

 

 

■SHOPPING×TECHNOLOGY 5F
5階はデジタル化時代におけるお客様との新しいコミュニケーションや買い物のあり方を提案します。共用部に設置する大型サイネージやショップ内サイネージでは、手持ちのスマートフォンへ直接データを転送し、店頭にはないオンライン上の商品をいつでも買うことができ、その場でストレスなく買い物ができる仕組みも整えています。



共用部大型サイネージ縦型75インチモニター×4台+ショップ内サイネージ49インチモニター+ タブレット
 



店頭販売に加え、ECを併設したオムニチャネル型売場「CUBE(仮称)」を展開。約130坪のエリアに11店舗の小型ショップが出店し、従来の売場より小さなスペース・店頭在庫数で、デジタルテクノロジーを活用して、お客様の求める商品に出会える店舗ゾーンにチャレンジします。 ショールームの機能を高めたNEXT店舗として、戦略アイテムや限定商品を中心にそろえ、その他の商品はデジタルで在庫管理し、「PARCOONLINE STORE」(EC)で販売します。

 

 

■ JAPANCULTUREを発信するゾーンを形成-6F

6Fは「NintendoTOKYO」や「ポケモンセンターシブヤ」、「刀剣乱舞万屋本舗」などの日本を代表するコンテンツホルダーが集結した、電脳サブカルチャーの情報発信基地です。

ゲーム、アニメ、eスポーツ、アート、ファッション、フードがジャパンキャラクターコンテンツと融合し、単にグッズを買うだけでなく、五感でその世界観を体感できる、いまだかつてないJAPANCULTUREフロアとなっています。国内だけでなく世界へ向け、情報を発信していきます。

 


 

■ ミニシアター「WHITE CINE QUINTO(ホワイト シネクイント)」-8F 

8Fにはジャンルを問わない個性的で良質な作品を上映するほか、海外ミュージカルなど“映画以外”の作品も積極的に上映し、カルチャー好きが満足できるミニシアターが用意されています。


草間彌生氏を追ったアメリカ制作のドキュメンタリー映画『草間彌生INFINITY』(邦題)の公開が決定。その他ジャンルを問わない個性的で良質な作品のほか、ファッションブランドのコレクションなど“映画以外”の作品も積極的に上映し、カルチャー好きが満足できる企画を実施します

【施設詳細】
施設名称:「WHITECINEQUINTO」*ヨミ:ホワイトシネクイント
スクリーン数:1
座席数:108席(+車椅子スペース1席)

公式HP:http://www.cinequinto.com/white/teaser/



 

■パルコ文化発信の核「PARCO劇場-8F 2020年3月13日グランドオープン
2016年夏一旦休館した文化貢献の要「PARCO劇場」は、旧劇場の約1.5倍の座席数636席に拡張し、オールS席で鑑賞できるプレミアムな空間へ来春生まれ変わります。国際観光都市としてますます活気を帯びる渋谷の中で、世界に向けてアピールできるプレミアムシアターとして、年間の公演を100%自主プロデュースし、360度の演劇ビジネスを展開。ライヴ・エンタテインメント活況の現代にあって、演劇という体験を提供する「PARCO劇場」は、パルコの文化発信の核として、今後も輝き続けます。

 

 

 

■  ART & CULTURE

「渋谷PARCO」ではギャラリー機能を備えたショップなど、様々なカタチのART & CULTUREがオープンしました。


ほぼ日刊イトイ新聞』による東京のカルチャーを紹介する“文化の案内所” 「ほぼ日カルチャん」(4F、8F)

8Fでは、ほぼ日刊イトイ新聞が運営するスペース「ほぼ日曜日」の初企画して「アッコちゃんとイトイ。」を開催。糸井重里が詞を書き、矢野顕子が作曲した歌をイメージして描き、作られた、10名のアーティストの作品を展示します。

参加アーティスト:深谷かほる、鹿児島睦、ヒグチユウコ、和田ラヂヲ、松本大洋、三國万里子、なかしましほ、福田利之、Bonami、増田セバスチャン。

会期:11月22日(金)-12月8日(日)
入場料:500円
 



美術専門誌『美術手帖』が今伝えたい“現代アート”を発信する初直営店「OIL by 美術手帖」(2F)

その他、中目黒M.I.U.のギャラリー「M.I.U. N°2」(7F)など、ギャラリー型ショップがオープンします。


 

■様々なレストランを編集したフードエリア
「渋谷PARCO」ではフードエリアも充実しています。7階では、回転寿司、天ぷら、焼肉、ラーメンなどの日本食やヴィーガン料理専門店などを展開。B1はハイエンドオーディオと3,000枚を超える膨大なレコードコレクションにより、アナログレコードリバイバルのミュージックカフェ&バー、「食・音楽・カルチャー」をコンセプトに、ミシュランビブグルマンを獲得した名店の新業態、うどん屋、ジビエ・昆虫料理、純喫茶、MIXバーまで、多様なジャンルの21の飲食店に加え、スパイスとなるようなレコードショップやフェスグッズショップなどを“ごちゃ混ぜ”にした、“CHAOS”な飲食ゾーンです。また、4Fには日本初上陸”ではない、“スパイシーなだけ”ではない、フレッシュハーブをふんだんに使った体が喜ぶ“しみじみおいしい”タイ料理屋なども。

1F路面部には物販併設のカフェや日本酒・ビアスタンドに加え、フードカルチャーを発信する食のギャラリー、フラワーショップに不定期で登場するワインバーなど、街歩きの楽しさとの掛け合わせが味わえます。

 

■DATA×TECHNOLOGY
電子化したレシートをスマートフォンに届けるレシート管理アプリ「スマートレシートサービス」(東芝テック株式会社)を活用し、PARCOの公式アプリ「POCKET PARCO」ユーザー向けに、「電子レシート」サービスの提供を開始します。今後、アプリの利用データやお買い物履歴など、様々なデータをAIにより分析・学習し、来店前・来店中・来店後の最適なタイミングで、お客様の好みにマッチするショップや商品・サービス・コンテンツ情報を配信する新たな仕組みを開発・リリース予定です。
※物販ショップが対象のサービスです。(一部ショップは対象外です。)
※スマートレシートは東芝テック株式会社の登録商標です。
 

 

館内すべてが、面白く、独創的でエッジが効いていて、何度訪れても独特の世界観を5感で感じられる新生「渋谷PARCO」です。。ちょっと刺激がほしい、もっと楽しみを感じたいと思うときに足を運ぶと、満足できる時間を過ごせる場所が「渋谷PARCO」ではないでしょうか。

 

 

最後に

| 再開発による地域への貢献

パルコは、「宇田川町14・15番地区第一種市街地再開発事業」として、旧渋谷PARCOパートⅠ・パートⅢと周辺を含む街区の再開発を行いました。地下1階~地上8階・10階一部を商業部分、9階をクリエイティブスタジオ(育成施設)、1階(エントランス)、10階一部及び12階~18階をオフィスとする地上19階・地下3階、延べ床面積約64,000㎡の公園通りのシンボルとなる施設として生まれ変わります。新しい渋谷PARCOは、ビルのハード・ソフトの両面から、「街づくり」へ貢献していきます。

①歩行者へ配慮した「街づくり」
ハード面では、周辺の歩道や敷地内の広場を整備し、歩行者のスペースを拡充することによって、街歩きしやすい環境を作り、地域のにぎわいの創出を図ります。また、地域荷捌き場や駐輪場をビル内に設けることで、街歩きの妨げとなっている路上荷捌きや路上駐輪などの地域の課題へ取り組みました。

②屋外広場を活用したイベントやファッション・演劇文化の育成・情報発信
ソフト面では、ビルに設置した屋外広場で、地域と連動したイベントや、ファッションショー、音楽、フードイベントなど幅広
いジャンルのイベントの開催を通じて、街場の活性化に貢献していきます。「PARCO劇場」や3・4階のインキュベーション型ショップ、9階クリエイティブスタジオ(育成施設)での、ファッション・演劇文化の「インキュベーション」「情報発信」を行います。特に9階クリエイティブスタジオは、地域の人へ開かれた多目的スペースとしての使用や文化発信型のスクールの開催などを予定しています。また同フロアへは、一般社団法人「渋谷未来デザイン」も入居。“都市の可能性を追求し、創造文化都市渋谷の実現を目指す”同法人と9階フロアの意義が合致し、原宿からの移転に至りました。

一般社団法人「渋谷未来デザイン」
ダイバーシティとインクルージョンを基本に、渋谷に住む人、働く人、学ぶ人、訪れる人など、渋谷に集う多様な人々のアイデアや才能を、領域を越えて収集し、オープンイノベーションにより社会的課題の解決策と可能性をデザインする本格的な産官学民連携組織として2018年4月に設立。

 

 

【施設概要】
名称:渋谷PARCO
所在地:東京都渋谷区宇田川町15-1
階数:商業 地下1階~地上9階、10階一部
(ビル全体:地下3階~地上19階)
開店日:2019年11月下旬
営業時間:物販・サービス 10:00~21:00  
飲食店 11:00~23:30
※一部店舗は営業時間が異なります。
店休日:不定休
店舗数:約180店舗
WEBサイト:https://shibuya.parco.jp/

 

 

 


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(文:制作_インテリア情報サイト編集部-2  /  更新日:2019.11.21)

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