建築倉庫ミュージアム企画展『ガウディをはかる -GAUDI QUEST-』開催

 

 

 

建築倉庫ミュージアム
企画展『ガウディをはかる -GAUDI QUEST-』を開催
〜日本初、世界遺産グエル公園の階段を1/1スケールで再現した実測体験も実施〜 

 

 


 

寺田倉庫が運営する建築倉庫ミュージアムは、2019年3月27日(水)から6月30日(日)まで、企画展『ガウディをはかる -GAUDI QUEST-』を開催します。(展示入れ替えにつき2019年5月7日(火)~ 5月21日(火)の期間は休館。5月22日(水)より再開)


スペインが生んだ世界的建築家 アントニオ・ガウディは、模型とスケッチをベースに現場の職人と共に作品を築き上げてきたため、その知名度にも関わらず、手がけた建造物の設計図面はほとんど残されていません。本企画展では、40年に渡りスペインでガウディ作品の実測を行う実測家・建築家 田中裕也氏による実測図と考察を基に、ガウディ作品の魅力を解き明かします。今回、日本初公開として田中氏の所蔵品より、5mを超えるサグラダ・ファミリアの壮大な鐘楼尖塔図、8年の歳月をかけて完成したグエル公園の実測図、テレサ学院のアクソメ図など、多数の実測図原版を展示します。
 

また、会場内に世界遺産としても知られるグエル公園の階段を1/1スケールで再現。来場者自らが実際に展示物を「はかる」追体験をすることで、ガウディ作品に秘められた視覚矯正や身体スケールといった要素を学べるなど、実測の観点からガウディ建築の世界を楽しめる展示構成となっています。

 

 

|   関連イベント建築倉庫ミュージアム、『ガウディをはかる -GAUDI QUEST-』
   大宮エリー氏をゲストに迎えたスペシャルトークセッションを開催

(記事は5月17日追加更新しました)

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~2019年6月2日(日)会場:寺田倉庫 TERRATORIA~

企画展『ガウディをはかる -GAUDI QUEST-』関連イベントとして、2019年6月2日(日)に作家・演出家の大宮エリー氏をゲストに迎え、「田中裕也×大宮エリー スペシャルトークセッション」を寺田倉庫イベントスペースTERRATORIAにて開催いたします。

出展者である田中氏と、ゲストとして近年写真や絵画の個展を開催するなど、多方面で活躍する大宮エリー氏を迎え、異分野で創作活動を続けるクリエイター同士によるスペシャルトークセッションが実現しました。両氏がスペイン、ガウディ作品、人生等、様々なテーマで繰り広げる濃密なトークにご期待ください。イベント申込詳細は以下をご参照ください。

【トークセッション開催概要】
タイトル:田中裕也×大宮エリー スペシャルトークセッション
日  時:2019年6月2日(日)14:00~15:00(13:30受付開始)
会  場:寺田倉庫 TERRATORIA(〒140-0002 東京都品川区東品川 2-6-10)
     https://www.terrada.co.jp/ja/service/space/terratoria/
料  金:一般3,000円、大学生/専門学生 2,000円、高校生以下 1,000円
    (当日有効のミュージアム入館チケット付き)
申  込:以下よりスペシャルトークセッションチケットをお申込みください。
     https://www.e-tix.jp/archi-depot/event.html#190602
関連イベント:期間中のイベント情報は随時以下サイトで告知いたします。
     https://archi-depot.com/exhibition-event

 

 

大宮エリー氏について
作家、演出家、画家。 主な著書は、『生きるコント』(文春文庫)、 『なんとか生きてますッ』(新潮文庫)、近著では『大宮エリーのなんでコレ買ったぁ?!』(日本経済新聞出版社)、絵と詩で綴る絵本『虹のくじら』(美術出版社)が好評発売中。画家としての活動は、2015年 代官山ヒルサイドテラスにて個展、2016年 十和田市現代美術館にて個展、2017年 金津創作の森美術館にて個展、2018年は芸術祭「道後オンセナート」「六甲ミーツアート」に参加。2019 年はパリ、 香港、ミラノ、と海外での個展が続く。国内で は 4 月 KYOTO GRAPHIE KG +2019 に参加。5月30日(木)~6月15日(土)個展「Peace within you」(六本木 小山登美夫ギャラリー)を開催。
https://ellieomiya.com/

 

 

 田中裕也氏について
建築学博士、実測家。1952年北海道生まれ。 1978年バルセロナに渡り、現在に至るまで40年ガウディ建築の実測図を描き続けている。2015年バルセロナ建築士協会主催の「田中裕也 作図展示会」を開催。スペインでその功績が高く評価され、バルセロナ日本総領事公官賞(2015年)、ガウディ・グレソール賞(2016年)、平成29年度アカデミア賞(2018年)を受賞。

 

|  企画展『ガウディをはかる -GAUDI QUEST-』見どころ

・サグラダ・ファミリア、グエル公園、カサ・バトリョ、カサ・ミラ、コロニアル・グエル、テレサ学院の主要6作品の図面、計70点以上を展示
・5mを超えるサクラダ・ファミリアの壮大な鐘楼図の展示
・8年の歳月をかけて完成したグエル公園の実測図の展示
・実測によって推測された1/20グエル公園の高架模型の展示
・グエル公園の階段の1/1再現を用いた体験型展示
・テレサ学院の実測図原図の展示

 

 

 

 

|  作品紹介(一部)


カサ・バトリョ 立面図/1990 ©️田中裕也

 

 

 


コロニア・グエル 断面アイソメ/1984 ©️田中裕也

 

 

 


ガウディ建築のアーチ・バリエーション/1991 ©️田中裕也

 



 

サグラダ・ファミリア 誕生の門 断面アイソメ/1985 、サクラダ・ファミリア ©️田中裕也

 


 

 


サグラダ・ファミリア 鐘楼尖塔部アイソメ/1983 、サクラダ・ファミリア ©️田中裕也

 

 

 


■ アントニオ・ガウディ(Antoni Gaudi、1852-1926)
19~20世紀を代表する世界的建築家の一人。手がけた建築のうち、7件がユネスコの世界遺産に登録されている。代表作であるサグラダ・ファミリアはガウディ没後100周年となる2026年の完成を目指し現在も工事が進められている。

 


 

 


【開催概要】
ガウディをはかる -GAUDI QUEST-
会期:2019年3月27日(日)〜2 019年6月30日(月・祝)
    (2019年5月7日(火)~ 5月21日(火)の期間は休館)
会場:建築倉庫ミュージアム 展示室A
住所:〒140-0002 東京都品川区東品川 2-6-10    →  map
開館時間:火曜〜日曜 11時〜19時(最終入館18時) 月曜休館(月曜が祝日の場合翌火曜休館)
入場料:一般 3,000円、大学生/専門学生 2,000円、高校生以下 1,000円
   (展⽰室Bの企画展⽰「-Green, Green and Tropical-木質時代の東南アジア建築展」(2019年5月6日(月・祝)まで)の観覧料含む。)
   *障害者手帳をお持ちの方とその付添者1名は無料。
   *それぞれ入館の際、学生証等の年齢のわかるもの、障害者手帳等をご提示ください。
主催:建築倉庫ミュージアム
協力:早稲田大学建築学教室本庄アーカイブズ、トライアード株式会社
関連イベント:期間中のイベント情報は随時サイトで告知します https://archi-depot.com/exhibition-event

 

 

 

 

建築倉庫ミュージアム
建築模型に特化した展示施設。2つの異なる展示室では国内外で活躍する海外・日本人建築家や設計事務所による建築作品のスタディ模型から完成模型までを、会期ごとにテーマをもたせて展示しており、「学ぶ・楽しむ・感動するミュージアム」として模型との新しい出会いを提供します。
https://archi-depot.com

 

 

 

(文:制作 PR-M _PR制作部-1  /  更新日:2019.03.02)

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