「REVALUE NIPPON PROJECT展 中田英寿が出会った日本工芸」開催

 


工芸家とクリエーターがコラボレートした 新しい「ニッポンの美」への挑戦
伝統から未来をつくる

 

パナソニック 汐留ミュージアムで2016年4月9日(土)~6月5日(日)「REVALUE NIPPON PROJECT展 中田英寿が出会った日本工芸」展が開催されます。
 

元サッカー日本代表である中田英寿氏が現役引退後続けている活動のひとつに「REVALUE NIPPON PROJECT」があります。この活動は、日本が連綿と受け継いできた伝統的な工芸、文化や技術の価値や可能性を再発見し、その魅力をより多くの人に知ってもらう「きっかけ」を創出することで、日本文化の継承・発展を促すことを目的としています。

 


 

 

このプロジェクトでは、毎年「陶磁器」「和紙」「竹」「型紙」「漆」といったひとつの素材をテーマに選び、批評家などの専門家を中心としたアドバイザリーボードが、工芸家およびアーティストなどのコラボレーターを選定し、各チームが自由な発想で作品を制作します。さらにこの制作を通じて工芸の魅力を広く伝えるために中田氏自らも広報活動を行い、この作品や人との出会いは将来の日本のラグジュアリーとなるべきものだと語っています。

 

 

 

日本の工芸作品は私たちには身近すぎ、その価値や魅力について再考することが難しいのかもしれません。産業分野のものづくりにも、工芸の技術や美しさは深く関係し必要とされているにもかかわらず、工芸家やその作品の認知度は決して高いとは言えず、後継者不足で悩む作り手が多く存在している現状があります。本展では、日本工芸の魅力を再発見し、「ものづくりの心」を後世に伝えるべく中田氏のプロジェクトで生まれた作品を展示します。

展覧会場では、新たな刺激を受けた工芸家たちの技術力の高さとその作品の美しさを改めてご覧いただけることでしょう。

 

 

 

 

UFO鍋
植葉香澄、奈良美智、中田英寿 2010年 茨城県陶芸美術館蔵
©植葉香澄、奈良美智、中田英寿
©Junichi Takahashi

 

 

Life size polar bear in papier mache 左
橋本彰一、片山正通、NIGOⓇ
2011年 一般財団法人 TAKE ACTION FOUNDATION蔵
©Junichi Takahashi


光器  右
新里明士、宮島達男、藤原ヒロシ

2010年 茨城県陶芸美術館蔵

 

 

 

 

風雲波輪
起正明、新立明夫、白洲信哉
2014年 一般財団法人 TAKE ACTION FOUNDATION蔵
©Junichi Takahashi

 

 

 

 


極上の真珠と繊細なる螺鈿。 漆のバングル 左
山村慎哉、テレジータ・フェルナンデス、
ヴァネッサ・フェルナンデス、株式会社TASAKI、中田英寿
2015年 個人蔵
©Takaya Sakano

 

コロロデスク 彦十蒔絵 右
鳥獣花木図屏風蒔絵
若宮隆志、鈴野浩一、禿真哉、柴田文江
2015年 個人蔵
©Takaya Sakano

 

 

 

洛竹庵(茶室) 左
大塚祐司、堀口豊太、小山格平、塚田章、山中晴夫、建畠晢
2013年 イヴ・ブゴン蔵
©Junichi Takahashi

 

Infinite Shadow 右
中臣一、森田恭道、中田英寿
2013年 青木信明蔵
©Junichi Takahashi

 

 

 

 

 

展示会概要】
「REVALUE NIPPON PROJECT展 中田英寿が出会った日本工芸」展
開館期間 : 2016年4月9日(土)~6月5日(日)  
開館時間 : 午前10時より午後6時まで(ご入館は午後5時30分まで)
休館日 : 毎週水曜日(ただし5月4日は開館)
入館料: 一般:1,000円 65歳以上:900円 大学生:700円 中・高校生:500円 小学生以下:無料
             20名以上の団体:各100円割引
             障がい者手帳をご提示の方、および付添者1名まで無料で入館可能
主催 : パナソニック 汐留ミュージアム、東京新聞、TBS
協力 : 一般財団法人 TAKE ACTION FOUNDATION
会場デザイン:藤本壮介建築設計事務所
後援 : 港区教育委員会

http://panasonic.co.jp/es/museum/exhibition/16/160409/index.html

 

 

 

 

(文:インテリア情報サイト編集部-1  /  更新日:2016.03.19)

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