天童木工 IFFT/interiorlifestyle livingにて新作発表。

 


 

天童木工が成形合板の利点を生かした心地よい空間に合う
フォルムの美しい家具を発表。

 

株式会社 天童木工は、2015年 11月 25日(水)~27日(金)開催の IFFT/インテリアライフスタイルリビングで来春発売予定の新作を発表しました。

今回発表した新作の中でも、特にご注目いただきたい2つのLine up、Rall. (ラル)と、DAN (ダン)をご紹介致します。Rall. (ラル)は安積伸氏、DAN (ダン)は小林幹也氏がデザイン。二人とも天童木工とは初めての協働です。

 

 

 

Rall. = Rallentando
(ラレンタンド) ー次第にゆるやかに(音楽用語で速度を表す)デザイナーの安積伸がこの家具デザイン「Rall.」に込めたコンセプトは「Flex and Relax」
 

家具とその配置に可変性を持たせることで、限られた空間を暮らしのどんなシーンにおいても、心地よい空間に仕立て上げるアイデアです。生活の中心となるテーブルの高さを少し低めにし、生ち着いた空間をつくり出しました。

 

例えば、二人暮らしのウイークデイはテーブルを壁際へ移動して、カウンターテーブルのようにコンパクトに使うというイデアも成形合板の軽い家具なら簡単に実現できます。

 

人が集まる週末のブランチは、しまっていたローバックチェアをテーブルの下から出せば、大勢が集まれるダイニングテーブルに早変わりします。 

 

 

 
 
 
 
 
 
 

デザイナー 安積 伸 氏
1965年神戸生まれ。1989年京都市立芸術大学卒業。1992年よりロンドンを拠点とする。1994年英国王立美術大学(RCA)修士課程修了。 1995年よりデザインユニット「AZUMI」として活動。2005年個人デザイン事務所「 a studio 」設立。電気機器、生活用品、家、空間デザインなど幅広く手がける。大阪芸術大学デザイン科客員教授。神戸芸術工科大学芸術工学部客員教授。FX国際インテリアデザイン賞「プロダクトオブザイヤー」、グッドデザイン賞など国内外で受賞多数。 

 

 

 

 



DAN は、「暖」を意味します。この家具に囲まれることで暖を感じ、日常的にゆったりすごせる空間を作り出す、というデザイナー小林幹也の想いがこの称に込められています。

 

 

家具のテーマは「広さ」と「軽さ」。「広さ」は、そこに居続けたくなるような快適な座り心地のために。「軽さ」は、シンプルな暮らしにも馴染み、楽に動かせるように。この2つの要素を、広さと弾力性にこだわったクッションと、成形合板ならではの細くしなやかなフレームを組み合わせることで両立させました。


 

リビングでもダイニングでも、LD というひとつの空間でも、重厚過ぎない包容力と、暮らし方を規定しない柔軟性で、暖かさを与えてくれます。 

 

 

 

 

 

 

 


デザイナー 小林 幹也 氏
1981年東京都生まれ。2005年武蔵野美術大学卒業。インテリアデザイン会社勤務後、MIKIYA KOBAYASHI 
DSIGN設立。家具、プロダクトからインテリアデザインまで暮らしに関わるデザインに幅広く携わり、国内外の企業とプロジェクトを手掛ける。2010年ドイツの iF product design awardにて金賞、red dot award受賞など受賞歴多数。2011年にショップ「TAIYOU no SHITA」オープン。2012年株式会社小林幹也スタジオ設立。 

 

 

 

http://www.tendo-mokko.co.jp/

 

(文:インテリア情報サイト編集部-3  /  更新日:2015.12.01)

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