エマニュエル・ムホーデザインの100色のインスタレーション

100 colors / 新宿中央公園 Photo: Daisuke Shima / Nacasa & Partners

ABCクッキングスタジオや巣鴨信用金庫のデザイン・建築設計を手掛けている東京在住フランス人建築家・デザイナー エマニュエル・ムホーから、インスタレーションの写真と TOKYO DESIGNERS WEEK 出展のお知らせが届きました!!

 

「Bonjour ! 新宿クリエイターズフェスタ2014で出展したインスタレーションの写真が出来ましたので是非ご覧下さい。またTOKYO DESIGNERS WEEKに出展するお知らせもございます」エマ

 

100 colors / 新宿中央公園

2013年に引き続き100色のインスタレーションを発表。高層ビル街の中にたたずむ緑豊かな新宿中央公園で行った自身初の屋外インスタレーションは、100色の帯が風に舞い大きく呼吸をしているかのような作品である。今後100色のインスタレーションを世界各地で展開することを試みており、今回はその第二弾となった。

 

 

“はじめて東京の街を見た時、街に溢れている色に衝撃を受け東京に住もうと決めた。
ボリュームの異なる建物、そのスキマに切り取られた空、看板、電線など、街は様々な「レイヤー」で構成され、その中で溢れ出しそうな無数の色が幾重にも重なり合い、複雑な奥行きを作っていた。

東京で感じた「色」と「レイヤー」は私のデザインコンセプト「色切/shikiri」の原点である。
東京を見て感じた気持ちを今も大事にし、色の魅力を最大限に表現して、たくさんの色が溢れ出す感覚を共有したい。
その想いからここ東京で今年も100色の空間を創る。”

2013年は100色の紙を用いたが今回は屋外のため風を感じることのできる布を選定した。染料を一色一色繊細に調合し独自の100色を創り、布を一枚一枚丁寧に染め1875本もの帯を切り出した。街に色の風を吹き込み夏の暑い日差しの中に優しい影を落とす100色の帯。高層ビル街を背に色と街とが重なり合い生まれた非日常的な風景は道行く人々の目を奪う。都心のせわしなさから解放され、心が洗練されるような圧倒的な色のインスタレーションとなった。

 

動画もご覧下さい >> vimeo

 

Photos: Daisuke Shima / Nacasa & Partners

 

 

TOKYO DESIGNERS WEEK

TOKYO DESIGNERS WEEKの「プロ展」で新作を発表します。2007年に “stick chair” を出展して以来の参加です。

 

 

期 間 : 2014年10月25日(土) ~ 11月3日(月・祝)
場 所 : 明治神宮外苑・絵画館前広場
詳 細 : www.tdwa.com/2014/join/professional_ex.html

 

エマニュエル・ムホーエマニュエル・ムホー PROFILE

東京在住フランス人建築家・デザイナー。日本古来のデザインを現代にも活かしたいという想いから、伝統的な間仕切りにヒントを得た色とりどりのパーティションシリーズ「色切/shikiri」を編み出す。その「空間を色で仕切る」というコンセプトから、色を平面的ではなく三次元空間を形作る道具として扱い、建築、インテリアデザイン、プロダクトデザインまで幅広く手掛ける。
東北芸術工科大学准教授、東京建築士会正会員、日本建築学会正会員
 

emmanuelle moureaux architecture + design
東京都千代田区内神田1-14-14-3F
03 3293 0323
contact@emmanuelle.jp
http://www.emmanuelle.jp/

 

(文:インテリア情報サイト編集部-1  /  更新日:2014.10.24)

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