デザインスタジオ「STUDIO ROW」空間創りの視点から生み出される、異素材融合の照明15種を発表

 

 

 

インテリアデザイナー・袴田広基による新たなデザインスタジオ「STUDIO ROW」
空間創りの視点から生み出される、異素材融合の照明15種を発表
DESIGNART TOKYO 2021出展により、初のプロダクト展示を渋谷で開催

 

 

デザインスタジオ「STUDIO ROW」から、プロダクト展示『STUDIO ROW 1st EXHIBITION ~PROLOGUE~』のニュースレターが届きましたのでご紹介します。

 

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東京・青山を拠点に活動する新たなデザインスタジオ「STUDIO ROW(スタジオロウ)」による、初のプロダクト展示『STUDIO ROW 1st EXHIBITION ~PROLOGUE~』を、2021年10月22日(金)~29日(金)の期間中、渋谷二丁目のオルタナティブスペース「elephant STUDIO」にて開催いたしました。
 

STUDIO ROWは、2021年 5月に設立した東京青山に拠点を置いて活動しているデザインスタジオです。

異なるもの同士を組み合わせることで素材の新しい価値を見出し、空間から発想されるプロダクトとして、特定の様式や概念にとらわれないオリジナリティ溢れるデザインを生み出します。一つひとつ職人によって手作業で組み立てられ、表面加工された作品は独特な雰囲気を醸し出し、ブランドのアイデンティティを際立たせます。

空間創りのプロフェッショナルとして、金属や木材、石材、ガラスなどの様々な素材を知り尽くしたインテリアデザイナーだからこそ創り出せる、インダストリアルな要素を持ちながらも遊び心のある、ラグジュアリーで上質な作品を制作しています。


『STUDIO ROW 1st EXHIBITION ~PROLOGUE~』会場から

国内外で活躍するインテリアデザイナー・袴田広基をデザイナーに据える STUDIO ROWは、和の伝統工芸や機械部品を真鍮と掛け合わせるなど、異素材の組み合わせによって素材の新たな価値を見出すプロダクトを発表いたしました。

普段は表に出ることのない工業用メッシュパイプを使用した「ROW」をはじめ、和装の帯紐などに使われる“組紐”を 130年以上にわたり作り続けてきた老舗工房との取り組みによって生まれた「MUSUBI」など、5シリーズ計15種の照明を出展。インテリアデザイナーとして空間創りに携わってきた袴田が、魅力的な空間に欠かせない陰影の美しさに注目し、空間の質を高めるためのプロダクトを独自の視点で生み出しました。
 


PRODUCT 1: ROW


螺旋状に巻かれたロッドワイヤーの美しいメッシュ素材を使用したプロダクト。メッシュ部分に反射する光が幾重にも重なり、光と影の織りなす美しさを演出。普段は表に出ることのないフィルターとして使用されている工業用パーツを用い、照明器具として融合することによって素材の可能性を広げます。また、ステンレス素材の為、寿命が長く耐久性が高いため持続可能な製品として、環境に配慮した製品です。STUDIO ROWの代名詞として、空間に彩りを与えます。

 


PRODUCT 2: MUSUBI


日本の伝統工芸品の “組紐 ”を使用したプロダクト。「縁を結ぶ」「人と人を結ぶ」など、 1本の組紐に込められた意味合いをダイレクトに表現しました。老舗組紐工房「龍工房*」とのコラボレーションにより、伝統と現代が融合した新しさを演出します。

*龍工房
昭和38年(1963年)に日本橋で創業。それ以前から百三十余年に渡って組紐作りに取り組んできた老舗工房。龍工房の帯締めは皇族をはじめ、歌舞伎界や茶道界などで愛用されております。伝統工芸士の福田隆、息子の隆太は、帯締め等の伝統工芸品だけでなく、ペンや椅子など組紐を身近に使える商品づくりにも挑戦し、日々技術を進化させております。

 


PRODUCT 3: MOTHER


まるで母親が赤ん坊を抱きかかえているような、優しさと幸福感を表現しています。真鍮と合皮の組み合わせにより、ファッショナブルでフェミニンな印象を与えます。

 


PRODUCT 4: DUNIA


DUNIAは、インドネシア語で「世界」という意味です。世界各国の天然大理石を使用したこのプロダクトは、背面から有機 ELの光源で発光させることで、原石からは想像もつかない不思議な世界が広がります。普段の生活の中で何気なく手に触れる大理石ですが、光によって、自然そのもののまた違う表情を見せてくれます。
 


PRODUCT 5: DIABOLO


ジャグリングの道具の一種のディアボロ。空中で回転するこまを操っているようなイメージが発想の起点です。お椀を 2個つなげたようなこまを、合皮ベルトで吊り下げることによってリズミカルで、アイコニックな印象を与えます。

 

 

 


袴田 広基(はかまだ ひろき)

インテリアデザイナー。 1977年静岡県生まれ。 1999年に大阪芸術大学デザイン学科を卒業、デザイン会社勤務を経て、 2010年にインテリアデザイン事務所 TOKYO INFIX株式会社を設立。2011年に事務所名を株式会社アッカに改称。国内及び海外で多くのプロジェクト実績があり、物販・飲食店舗、美容サロン、商業施設からオフィス、住宅まで、あらゆるジャンルの空間をトータルに手掛ける。これまで、 iFデザイン賞 Winner(ドイツ)、 MUSEデザイン賞金賞(アメリカ)、SKYデザイン賞ショートリスト(カナダ・香港・日本)、 DNAパリデザイン賞Winner(フランス)など受賞歴も多数。

 

 

株式会社 STUDIO ROW
https://www.studiorow.jp
 

 

 

 

 

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(文:制作_インテリア情報サイト編集部_3  /  更新日:2021.11.15)

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