ハーマンミラージャパン 目黒区美術館と共同で第9回デザインキャンプを開催


国際文化会館の庭園風景(2019年11月) 写真提供:国際文化会館

 

 

ハーマンミラージャパン株式会社
デザイン教育を通して地域へ貢献
目黒区美術館と共同で第9回デザインキャンプ
イームズの《Powers of Ten》× 日本の《庭園》―時間と空間の宇宙― 開催

 


 


米国に本社を置く家具メーカー、ハーマンミラージャパン株式会社(千代田区丸の内)は、目黒区美術館と共同で第9回デザインキャンプ「イームズの《Powers of Ten》×日本の《庭園》―時間と空間の宇宙―」を3月7日(土)と8日(日)に開催し、デザイン教育を通して地域へ貢献します。


デザインキャンプは、ハーマンミラージャパンと目黒区美術館の共同ワークショップとして2012年に始まり、今年で9回目を迎えます。今年は、これまでとは視点を変え、作庭家の重森千靑さんに講師をお願いし、チャールズ&レイ・イームズのフィルムと日本の「庭園」を結びつける試みを行います。日本の庭園は、矩形の空間に、石や砂、水など、自然の素材でさまざまな風景を凝縮させた宇宙観が表現され、イームズの代表作《Powers of Ten》との共通点が見いだせます。「デザイン」と「庭園」をクロスさせ、デザインの視点から庭園を視る、新鮮なデザインワークショップを行います。重森さんに現地での庭園講義もお願いしています。

 

<過去の開催>
第1 回「紙であそぶ、紙でつつむ」(2012)、第2回「DRILL DESIGN のデザインドリル」(2013)
第3 回「視ることの再発見、ネルソンの『How to See』に学んでつくるビジュアルブック」(2013)
第4 回「視ることの再発見、ネルソンの『How to See』に学んでつくるビジュアルブック パート2」(2014)
第5 回「島崎信と視る、チャール&レイ・イームズの16mm フィルム」(2016)
第6 回「色との対話 - 場と時間から立ち現れる色の思考体験 -」(2017)
第7 回「こんな椅子があったらいいな - 椅子をスケッチしよう -」(2018/都合により縮小して開催)
第8回「ハーマンミラーで、《椅子》と遊ぶ +イームズ16mm映画の上映」(2019)

 

デザインキャンプ#9の詳細はこちらをご覧ください。
http://ww2.hermanmiller.co.jp/design_camp/09/

 

【関連記事】
・【編集部お薦めコト】米国に本社を置く家具メーカー、ハーマンミラージャパン株式会社は、目黒区美術館と共同で第8回デザインキャンプ「ハーマンミラーで、《椅子》と遊ぶ」を開催し、デザイン教育を通して地域へ貢献します。

 



イームズの《Powers of Ten》×日本の《庭園》
―時間と空間の宇宙―

日程: 2020年3月7日(土)・3月8日(日) 2日間
講師: 重森千靑(作庭家、重森庭園設計研究室主宰)
コーディネーター: 降旗千賀子(フリーランスキュレーター)
対象・定員: 高校生以上20名(両日とも参加できる方)
参加費: 3,000円(材料費・保険費込み)
参加方法: 事前申込制(2020年2月22日(土)必着、応募者多数の場合は抽選)

主催: 公益財団法人目黒区芸術文化振興財団 目黒区美術館
ハーマンミラージャパン株式会社
協力: 公益財団法人国際文化会館


■ 講座内容
第1日目  3月7日(土) 10:30~17:00
ハーマンミラーショールーム(東京都千代田区丸の内3-4-1 新国際ビル2F)

ハーマンミラーのショールームにて、イームズの《Powers of Ten》(1977年、8分47秒、カラー)ほか、チャールズ&レイ・イームズの短編映画をいくつか見たのち、重森さんに「庭園」の宇宙、世界観についてお話いただきます。そして、小さな箱で実際に自分の庭を構成してみます。さらに、近くの庭園を見学します。

 


第2日目  3月8日(日)10:30~17:00
国際文化会館(東京都港区六本木5-11-16)


国際文化会館の庭園風景(2019年11月) 写真提供:国際文化会館

六本木にある、作庭家・第七代小川治兵衛の日本庭園を持つ国際文化会館(1955年開館)で、同会館の庭園アドバイザーを務める重森さんと本庭園を散策しながら、庭園を立体的に理解していきます。そして、実際に砂紋描きも体験。庭園の作庭/デザインについてより深く探っていきます。

 

デザインキャンプ#9の詳細はこちらをご覧ください。
http://ww2.hermanmiller.co.jp/design_camp/09/

 

 

 


 
講師紹介:重森千靑(作庭家、重森庭園設計研究室主宰)

1958年東京都生まれ。(有)重森庭園設計研究室代表として、現在京都を基点に活動。寺社や公共施設の庭園設計、国内外の住宅庭や露地庭などを中心に、枯山水様式に植栽を取り入れた庭園を得意とし、現在までに50庭余りを手がけている。代表的な作品は、松尾大社瑞翔殿庭園、真如堂(真正極楽寺)「随縁の庭」、東福寺一華院「彷彿石庭」「虎靠山の庭」、長保寺寂光の庭、伊丹市立美術館壺庭、千葉県善雄寺庭、台湾「四神成也之庭」、台湾「橋頭プロジェクト」など。京都工芸繊維大学、広島市立大学などの講師や数々の講座を持ち、日本庭園の魅力の普及に努めている。作庭家・庭園研究家として知られる重森三玲は祖父。著書は「京都和モダン庭園のひみつ」(ウエッジ)、「日本の10大庭園」(祥伝社新書)、「図解雑学日本庭園」(ナツメ社)、「NHK美の壺・枯山水」(NHK出版)など。

 

 


デザインキャンプとは
デザインキャンプは、2012年の夏にハーマンミラージャパン株式会社と目黒区美術館が共同で立ち上げたデザインをテーマにしたワークショップです。「デザインとは問題を解決するためにある」という考えのもと、機能と美しさ、そしていつまでも変わらない質の高いデザインを作り続けているハーマンミラー。そして、1987年に開館して以来、企画展のみならず、ワークショップ活動も精力的に行い、美術館の可能性を広げてきた目黒区美術館。この二者が、デザインというものがいかに人間の生活を豊かにしてくれるかを、体験を通して共有でき、さらによりよい生活へとつなげられるような活動をともにしたいと考え、その手段としてワークショップを選択しました。

 

 

【目黒区美術館について】
1987年の開館以来、多様化する美術を独自の切り口と斬新な視点でとらえた、新しい発見のある展覧会やワークショップを積極的に開催しています。特に近年は、村野藤吾の建築展(2015)、ジョージ・ネルソン展(2014)、包む―日本の伝統パッケージ(2011)、チャールズ&レイ・イームズ創造の遺産(2005)など、デザインと建築に焦点をあてた企画展も多く、高い評価を得ています。また、コミュニケーションを重視したワークショップ活動も特色となっています。

 

【ハーマンミラー社について】
ハーマンミラーは家具と、関連するテクノロジーやサービスを提供するグローバル企業です。1905年に前身の会社が設立されて以来、人びとが価値あることを行うための革新的なデザインを世に送り出してきました。グローバルでデザインをリードするハーマンミラーは、Herman Miller Groupとしてさらに前進しました。ハーマンミラーのファミリーブランドは、人びとが生活する、学ぶ、働く、癒す環境のための様々な製品を提供します。ファミリーブランドは、Colebrook Bosson Saunders、Design Within Reach、Geiger、HAY、Maars Living Walls、Maharam、naughtone、 NemschoffとHerman Millerです。より詳しい情報は、こちらをご覧ください。
www.hermanmiller.com/ja_jp/about

 

 

 

ハーマンミラー社について

1923年、米国ミシガン州ジーランドに設立。「デザインとは問題を解決するためにある」という考えのもと、優れたデザイナーたちとパートナーシップを築き、人々に愛用され続けている数々の名作を世に送り出しています。まわりの環境をより良くすることに努め、感動をもたらすデザイン、革新的な技術や戦略的なサービスを提供しています。

http://www.hermanmiller.co.jp/

 

 

 

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(文:制作 PR-M _PR制作部-1  /  更新日:2020.01.30)

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