コクヨデザインアワード2022のテーマは『UNLEARNING』常識を疑い、視点を変える

 

 

 

テーマは『UNLEARNING』常識を疑い、視点を変える
次世代を担うデザイナーを商品化で支援する
「コクヨデザインアワード2022」の開催

 

 

 

 

コクヨ株式会社は、未来を共に想像し創造する「コクヨデザインアワード2022」の開催を決定し、2021年8月20日(金)から作品の募集を開始。

 

「コクヨデザインアワード」は、使う人の視点を盛り込んだ優れたデザインを広く集め、商品化を目指すコンペティションとして2002年にスタートし、これまでに「カドケシ」や「和ごむ」といったユニークな商品を世に送り出してきました。近年は、次世代を担うデザイナーの発掘と支援にも力を入れ、作者との共創から生まれた「本当の定規」「白と黒で書くノート」は、これまでにない機能とデザイン性で話題を集めました。


参考:過去の商品化事例:
https://www.kokuyo.co.jp/award/archive/goods/

 

今回で第19回目となる「コクヨデザインアワード2022」では『UNLEARNING』をテーマに作品募集を行います。パンデミックを機に潜在していた社会課題が浮き彫りになるなか、これまで疑うことのなかった知識や感覚、積み上げた経験を一度リセットし、それぞれがありたい未来を描くことで生まれるデザインの可能性を探ります。審査員には、川村真司氏(Whatever チーフクリエイティブオフィサ―)、田根剛氏(建築家)、柳原照弘氏(デザイナー)に加えて新たに吉泉聡氏(TAKT PROJECT代表)を迎えて開催します。

 

過去の受賞作品を紹介

2020テーマ:「♡」
1,377点(国内771点、海外606点)の作品の中から
一次審査を通過した10点を対象とし、2020年3月14日に最終審査を開催。
グランプリ1点と優秀賞3点が決定しました。
 

▼ グランプリ


作品名 いつか、どこかで      作者 オバケ(友田菜月、三浦麻衣)

作者コメント
これは、前世を持つ鉛筆。この世から消えてしまうはずだった、廃材によって作られます。側面に書かれた住所と部材名は、この木が使われていたかつての建物や家具の場所。凹凸のある質感や硬さ、ほのかな香り、キズ、日焼けの跡、塗料の色、木目…手にした途端、1本1本ちがった豊かな表情に出会えるはずです。この木だけが知る記憶が、鉛筆に移植され残り続けていく。今じゃないいつか、ここじゃないどこかを、心に描いてみてください。

 

 

 

2021テーマ:「POST-NORMAL」
1,401点(国内795点、海外606点)の作品の中から一次審査を通過した10点を対象とし、
2021年3月13日に最終審査を開催。
グランプリ1点と優秀賞3点が決定しました。

▼ グランプリ


作品名 RAE      作者 Milla & Erlend(Milla Eveliina Niskakoski、Erlend Storsul Opdahl)

作者コメント
2020年は多くの人が先の見えない状況に直面し、仕事の環境が新しくなったり、変化したりしました。これは新たな仕事環境にも自然になじみ、ツール、空間、心を新たな状況でもきちんとひとところに落ち着かせることができるデスクトップオーガナイザーの提案です。

 

 

 

 


《「コクヨデザインアワード2022」の主な募集要項

1.テーマ:UNLEARNING

世界は根こそぎ変わろうとしている。
旧い枠組みを倒すのは、経済なのか、科学なのか、情報なのか、
それともクリエイティブの力か。
人間の感覚から遠ざかったところで新しい常識がつくられ、
未来の形が定められるのは窮屈すぎる。
デザインは、逆らうことができる、批判することができる、
多様性を示すことも知識や理想を壊すこともできる。
誰も信じて疑ってこなかった真実にもう一度フォーカスして、
モノとデザインの関係を再構築しよう。
社会も思想も人も暮らしもうごめいているときに
絶対的なものなど何もない。グランドデザインはUNLEARNINGの先にある。

 

2.募集対象:
働く、学ぶ、暮らすシーンで用いる文具・家具・道具全般


3.募集期間:
2021年8月20日(金)~10月15日(金)


4.審査員:
川村 真司(Whatever チーフクリエイティブオフィサー)
田根 剛(Atelier Tsuyoshi Tane Architects 代表/建築家)
柳原 照弘(デザイナー)
吉泉 聡(TAKT PROJECT代表/デザイナー)
黒田 英邦(コクヨ株式会社 代表取締役社長)


5.賞および副賞:
グランプリ  1点(副賞200万円)
優秀賞    3点 (副賞各50万円)
※賞金は源泉税、復興特別所得税などの税金を控除した金額
※賞によっては「該当なし」となる場合もあります


6.審査基準:
1.テーマの解釈、2.プロダクトデザインの完成度、3.商品化の可能性


7.審査発表:
2022年3月12日(土)予定


詳しい募集要項は、2021年8月20日(金)より、下記のコクヨのホームページで公開します。
https://kokuyo.jp/pr/award/


ホームページの更新他、情報発信は下記SNSでも行います。
Facebook(日・英):https://www.facebook.com/KokuyoDesignAward.japan/
Instagram(日・英):https://www.instagram.com/kokuyo_designaward
Twitter(日):https://twitter.com/kokuyo_DA
LINE(日)アカウント名:@kokuyo_da


【募集に関するお問い合わせ先】
https://www.kokuyo.co.jp/award/contact/

 

(文:制作 PR-K_PR制作部-5  /  更新日:2021.08.19)

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