【インタビュー】 世界に挑戦し続ける日本企業「TIME & STYLE」

失敗を繰り返しながら、商品開発を繰り返したおかげで、いまでは、エンドユーザー直売のショップ売り上げが50%、設計事務所や不動産会社などのデベロッパーのコントラクト売り上げが50%。

90%以上が自社ブランド製品の家具は、デザイナーとの共同開発と社内でのデザイン。家具は一つひとつが専属の家具職人の手によって丁寧に作られています。

 

 

雑貨小物はデザインのみ発注のOEM。主に小ロット生産が可能な機械設備での生産が中心ですが、コストダウンを目的とした大量生産をして大量の在庫を抱えるのではなく、注文を受けたものを必要な分だけ丁寧につくる受注生産のシステムを採用することで、少量多品種、細かなサイズ設定、豊富なカラーバリエーションの用意を可能にしました。

 

 


オリジナル家具はもとよりデザインクオリティーと機能性のバランスを兼ね備えた自社製作ならではのオーダー家具や、造作家具も得意になりました。

 

 

住宅・マンションの為の住宅収納家具も新たに開発しました。住宅空間作りのエレメントとなる住宅収納家具を各シーンで用意し素材は天然木を使用し、収納用途と容量を追求した機能設計、そして地震対策の安全性、使い心地を求めて新しいシステム機能金物を使用、住宅空間の為の収納家具の本質を追求したものです。

 

 

今でも、僕は自分のことを特別な存在だとは思っていません。木工やデザインの勉強をしていない僕が家具屋の店主になり、ものづくりのメーカーになりました。なぜできたかというと、常に希望、目標を見つけることをしてきたからです。落ちこぼれ代表だと思っていた僕が、会社を存続できる理由はこれだと思っています。
 

会社も20年をむかえ、とりあえず会社をつぶさなかった。まだまだ自分たちが進んでいく道のりは長く険しいものです。これからやるべきことはまだたくさんあると認識しています。


 


ts_logo.jpg  TIME & STYLE のHP
 http://www.timeandstyle.com

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(文:KEIKO YANO (矢野 恵子)  /  更新日:2013.06.23)

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