色弱の人はどのくらいの割合でいるのだろう?



世の中に、色弱の人はどのくらいの割合でいるのだろう?
女性より、男性の方が多く、日本では男性の20人に1人くらいの割合で、欧米では10人に1人の割合でいる。

私たちの想像以上に色弱の人は多いのである。

先日、DIC株式会社主催の「カラーユニバーサルデザイン」のセミナーに参加した。東京大学分子細胞生物研究所准教授(理学博士) 伊藤 啓氏をお招きしてのセミナーである。

伊藤 啓准教授はNPO法人カラーユニバーサルデザイン機構の副理事長でもある。このセミナーを聞いて、今こそデザイナーのカラーユニバーサルの取組みが必要と強く感じた。色盲者への差別の歴史があり、色弱者はそれを隠して生活していることが多いが、色弱は血液型の型と同じようなもので、たまたまその型で生まれてきただけ。

差別や嫌な体験で、いままではわかりにくいとクレームをつけることにあきらめていたが、2005年頃から、自治体でもその方たちに配慮するガイドラインができ、公共の場の環境整備が進んでいる。これはどういうことかというと、簡単に言えば駅や人が多く集まる場所のサインの整備である。

セミナーであらためて、色の見える仕組みや見分けにくい色があるなど拝聴して私たちデザイナーは、このカラーユニバーサルに取り組まなければいけないと強く感じた。

 

ご興味のある方は、伊藤啓准教授の関連サイトへ。

関連サイト
DIC株式会社
http://www.dic200.com/index.html


NPO法人カラーユニバーサルデザイン機構(DUDO)
デザインに詳しい、各種の色覚タイプの当事者が問題点と具体的改善法を指摘http://www.cudo.jp


伊藤啓 東大分生研・高次構造研究分野・色覚バリアフリー
http://jfly.iam.u-tokyo.ac.jp/lab/colorresearch.html

 

(文:KEIKO YANO (矢野 恵子)  /  更新日:2011.06.16)

この記事へのメンバーの評価

  
  • まだコメントがありません。

バックナンバー

Knowledge and Skill

Group Site

ページトップへ