エマニュエル・ムホー建築設計の福岡の保育園を紹介

 

 

 

エマニュエル・ムホー
築設計と空間デザイン、ロゴデザインを手掛けた
福岡の保育園「クレシュ六本松
を紹介

 

 

デザイン・建築設計を手掛けている東京在住フランス人建築家・デザイナー エマニュエル・ムホー氏から、最新のお知らせが届きましたので紹介します。

 

 

「Bonjour! 皆さまいかがお過ごしですか。本日は福岡で建築設計を手掛けた保育園を紹介します。ファサードのカラフルな木立が、子どもたちや街を元気にしてくれます。」エマ
 

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クレシュ六本松

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「色の木立」

クレシュ六本松は福岡市内の住宅街に位置する定員90名の園児を受け入れる認可保育園。建築設計と空間デザイン、ロゴデザインを手掛けた。


 

3階建て建物の1階は前面にピロティーを設け駐車場とし、屋内には事務室や厨房、会議室などを配した。2階は0歳から2歳まで、3階は3歳から5歳の子どもの保育室、屋上には園庭を設けた。

 



2階、3階はほぼ同じ平面をもち、フロアの北側に階段やトイレ、収納などの機能を集約させ、L字型のフリースペースを計画した。これにより保育室全体に開口を設けることができ、子ども達は街の風景や変わりゆく太陽の動き、そして天気などを常に感じることできるほか、街に対して活動的な子ども達の姿を示すことができる。

 

 

ファサード二面には、日差しを避けるため庇を大きく出し、そこに22色のカラフルな木立をリズミカルに配した。全面開口による開放感を持たせながらも木立によって外部との程よい距離感を保ち、子ども達にとって視覚的にも優しく守ってくれるような存在だ。

 

保育室壁面には25色のボックスが並ぶ。子ども達は自分の着替えや道具を取り出す度に色に触れることとなる。

 

また4層をつなぐ階段室では18色を塗り分け、階段を上がる毎に異なる色に包まれるよう演出した。

 

 



さらに木立をモチーフにデザインした園のロゴは、館名のサインだけでなく、園児のユニフォームや園バスにも使用され、園全体のイメージに統一感を持たせている。

 

カラフルな木立と、どこにいてもたくさんの色が感じられることで、子ども一人一人の豊かな感性を育むことのできる空間であると共に、街の元気の中心となってもらえたらと願う。

Photo: Daisuke Shima

 


エマニュエル・ムホー PROFILE
東京在住フランス人建築家。emmanuelle moureaux architecture + design主宰。
東京の"色"と街並が成す複雑な"レイヤー"と、日本の伝統的な"仕切り"から着想を得て色で空間を仕切る「色切/shikiri」コンセプトを編み出す。色を平面的ではなく三次元空間を形作る道具として扱うテクニックと大胆な色使いで、建築、空間デザイン、アートまで幅広く手掛ける。
東北芸術工科大学准教授、日本建築家協会(JIA)正会員、東京建築士会正会員、日本建築学会正会員
www.emmanuelle.jp

 

 

 

(文:インテリア情報サイト編集部-3  /  更新日:2019.05.06)

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