草月会館にnendo新オフィス

 

東京・港区 草月会館にnendo新オフィス

 

東京・港区にある草月会館は日本の近代建築を代表する建築家、丹下健三の設計によって1977年に竣工したもので、自らの設計事務所を10階に構えていたことでも知られる。赤坂御所の緑を映り込ます。

 

ハーフミラーのカーテンウォールが外装に使用されていることや、L字の動線を斜めに切り裂くように視線が抜けている平面構成が特徴であることから、オフィス設計に見られがちな「内部の効率重視で導くデザイン手法」ではなく、これらの建築的特徴から着想を得る「外部の魅力から導かれたデザイン」を考えることにした。

 

まずは、冒頭の「L字の動線と斜めの軸」をできるだけ活かしたレイアウトにし、さらに「カーテンウォール」をインテリアに再現することにした。アルミサッシュは特注のものであったため、当時の金型を探したものの既に廃棄されていたことがわかり、新たにアルミ押出型から製作することとなった。

 

 

また、外装のハーフミラーと同じ反射と色味になる熱戦反射フィルムや、サッシュの色を再現する塗料も繰り返し検証され、フローリング材はハーフミラーの映り込みを強調させるためにカーテンウォールを境に対称に貼ることにした。


 

このようにして、建物の中にいながら建物全体の魅力を強く感じられるようなデザインとなることを目指した。

 

 

Photos by : Daici Ano, Takumi Ota
Collaborator : Masumi Hotta (NOMURA Co.,Ltd)
URL: http://www.nendo.jp/jp/works/aoyama-office/

 

 

 


http://www.nendo.jp/

 

(文:インテリア情報サイト編集部-1  /  更新日:2015.11.11)

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